2010年9月2日木曜日

読書(270)★★★ 白洲家の流儀 白洲信哉著

【今日の出来事】
 おはようございます。4時起き実践中の「くま」です。今日も暑くて、夜中に目が覚めて
 おきたり寝たりの繰り返しでした。9月なのに・・・大変な猛暑ですね。
 
『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 毎日が暑いけれどもなんとか前進前進前向きで「よかった」

【本の紹介】
 (270) 白洲家の流儀 白洲信哉著 小学館101新書
       
白洲家の流儀

白洲家の流儀

価格:735円(税込、送料別)


 【本の構成】
  まえがきにかえて
  第一章 祖父母と僕
  第二章 白洲家のしきたり
  第三章 白洲家のこだわり
  第四章 白洲家の教え
  おわりに  ~これからどう生きるか~

  という構成となっている。
  
 【キーワード】
  白洲家

 【くまの感想】
  著者は、同じく、白洲次郎・正子夫妻の孫にあたる人。白洲家の内部から見た
  白洲家の事情やエピソードが書かれており、そんな目線で知ることができる。

  そして、白洲次郎さん、今になってなぜ有名となっているかが、少しずつわかる。

  ■メモ■
  戦後吉田茂総理の側近として、GHQとの交渉を担った白洲次郎さん。
  「われわれは戦争に負けたのであって、奴隷になったのではない。」
  この言葉通り、次郎は「プリンシプル」(=原理原則)に従って毅然と
  GHQに対峙し、「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた。
  ⇒ 当時の状況を考えるとすごい。

  祖父母の二人がなぜ今注目されているのだろうか?

  という問いに対し、著者はこう解釈している。

  ひとつには、「失われた10年」と呼ばれた日本の低迷期に、多くの人が
  次の時代の目指すべき「思想」を求めていたからではないだろうか。
  「思想」というのは大袈裟かもしれないが、戦後、欧米への憧れで
  ここまでやってきた日本のシステムが限界にきたことを示している
  ようにも思う。

  ⇒ なるほど。同感だ。

  さらに、白洲正子さんとの旅行に同行したエピソードなどなど、白洲家を
  内側から見ることができ、とっても興味深い本でした。

 【くまのアクション もしくは 想い】 
  強い信念を持ち進むこと。日本人が忘れかけていることなのかもしれない。


 出会えた本に感謝。

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2 件のコメント:

みーやん さんのコメント...

徳川時代のなごりか,「お上」に頼る思想が日本人は強いのかもしれません。
(今でも政策は与党だのみですから...。)
GHQが占領すれば,当然「GHQ」=「お上」なので,対等にやりあったというのはすごいですね。
そこには何か「哲学」があったと思います。
「哲学」について考え,追い求め続けたいものです。
ぐずらより

読書のすばらしさを伝えたい。 さんのコメント...

みーやんさん
 コメントありがと。
 すごいですよね。

 プリンシプル=原則
 
 というキーワードを白洲次郎さんは
 好まれたようですね。

 byくま。