2010年9月29日水曜日

読書(305)★★★★ 新たなる「挑戦」 渡邉美樹著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、ワタミの渡邉さんの著書。

【本の紹介】
  (305) 新たなる「挑戦」 渡邉美樹著 ソフトバンクビジネス
       
新たなる「挑戦」

新たなる「挑戦」

価格:1,470円(税込、送料別)


 【本の構成】
  はじめに
  第1章  外食産業の会社から「外食産業もやる会社」へ
  第2章  「農業」への挑戦
  第3章  「環境」への挑戦
  第4章  「教育」への挑戦
  第5章  「医療・介護」への挑戦
  おわりに

  という構成となっている。

 【キーワード】
  ワタミの夢

 【くまの感想】
  いつもワタミの渡邉さんの著書は楽しく読ませていただいている。
  スパッと切れ味のいい文章だから気持ちがいい。しかも実践している。

  夢に日付をつけよう

  というマインドはやはりすごい。上の構成をみてもわかるとおり、
  色んなものへチャレンジをしている。一見外食産業のワタミがなぜ?

  と思わせるが、本書を読んでみてもわかるが、

  「人それぞれの幸せ」

  をまさに追い求めているマインドが感じられる。

  すこしうらやましいというか、常日頃 忘れてしまうことがある自分を感じる。

  ■メモ■
  旅の最後に訪れたニューヨークで、「これだ!」という光景に出会ったのです。
  グリニッジビレッジにあるライブハウスを覗いた時のことでした。ダンスフロアで、
  おじいちゃんと女の子がダンスをしていました。店内がとても温かい空気に
  満ちていました。黒人もいれば、白人もいます。そこには差別なんてありません
  でした。人種や世代を超えて、みんなが心から楽しそうに酒を飲み、歌い、
  踊っているのです。

  その光景に、心の底から感動しました。
  涙が止まりませんでした
  この店に4日間通い詰めて、自分がなぜ感動したのかを考えました。

  結論は、こうです。

  「美味しいものがあって、いいサービスがあって、いい雰囲気がある場所に
   好きな人と一緒にいる時、人間はなんて幸せそうなんだ」

  「こんな場面を日本で提供したい」と思いました。

  ⇒ という文章がある。みなさんどう思いますか? 普段見かける光景では
    ありますが、そこに気づくか?気づかないか? 感動するか?しないか?
    幸せというのは、何気なく実感しているものなのだと気づかせる反面、
    そこに感動する感覚を持つことは忘れかけていることなのかもしれない。
    しかも、それをヒントに実践にうつせるのだから、やっぱりすごい。

  それぞれの章では、なぜ そのビジネスに挑戦するかの思いを教えてくれます。
  熱くなれるって、すばらしい。 夢があるからなのだと思います。

  最後の日付のない「夢」の話もちょっぴり感動しました。


 【くまのアクション もしくは 想い】 
  日々気づかない幸せを感じてみよう。まずは感じることから。

 出会えた本に感謝。

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読書(304)★★★ 「変わる!」思考術 畑村洋太郎著

【今日の出来事】
 おはようございます。4時起き実践中の「くま」です。
 秋真っ盛りの予感。

 職場の地域では、秋祭りに備え、太鼓の練習音が聞こえてきました。
 そして土曜日は長女の運動会があります。

 
『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 仕事の方も一歩一歩前進できて「よかった」

【本の紹介】
  (304) 「変わる!」思考術 畑村洋太郎著 PHP
        
「変わる!」思考術

「変わる!」思考術

価格:1,260円(税込、送料別)


 【本の構成】
  はじめに
  序章   現象の見方、考え方を変えなければなにも変わらない
  第1章  転換思考のすすめ
  第2章  変わる必要性を理解する
  第3章  社会の仕組みがわかると変わることは怖くない
  第4章  変われない人は損をする
  第5章  なにをどうすれば変わることができるのか
  第6章  失敗に対する見方を変える
  第7章  まわりを変えるにはどうすればいいのか
  終章   幸せの基準はひとつではない

  という構成となっている。

 【キーワード】
  変わる  ということ。

 【くまの感想】
  私自身もそうであるが、40年生きてきた経験からアクションをとることが多い。
  仕事のアクションのとり方・テーマ設定 

  世の中の変化に応じて、変わることができるか?
  
  著者からの問いかけ。 きっと難易度大である。

  じゃぁ。どうすれば、変わる思考を身につけられるのか? を教えてくれる。

  ■メモ■
  最近は求人においても、従来のように示されたマニュアルを正しく実行したり
  それを管理する、言い換えれば定式型の人間より、独自のビジネスモデルを
  自らつくることができるいわば創造型の人間を求める傾向が顕著です。
  ⇒ なるほど、前者も重要な仕事であるが、確かに後者の人材は貴重

  ■メモ■
  あるひとつの仕事しかできない状態を私は「タコツボ的な生き方」と呼んでいます。
  このような生き方をしていると、視野がだんだんと狭くなってどうしても自分の
  パートしか見ることができなくなります。
  ⇒ 少しドキりとしてしまいます。まさに自分が入り込もうとしているのかもしれない。
    楽だからだ。それにしてもおもしろい表現だ。

  ■メモ■ 
  情けない話ですが、私もこの落とし穴にどっぷりはまっていました。不遜にも
  その頃は「いい研究を行えば誰かがそれを必ず使ってくれる」などまじめに
  考えていたのです。さらには自分にとっての「いい研究」を世間の誰も関心を
  示してくれないことを不快に思っていました。
  ⇒ 著者の実体験なのだ。さらに、研究テーマを一新していく話があり、まさに
     変わることを実践されている。すごい。

  ■メモ■
  私たちがなにかをするとき、無意識にせよ、意識的にせよ、必ずある定式を
  活用しています。そして、このように好んで使ってきた定式がいまの時代に
  合わない古いものになっているので、いろいろな場所で問題が生じている
  ということはすでに指摘したとおりです。
  そのような事態を迎えているなかで私たちが生きていくうえで一番必要な
  ことは、新しい時代に合った新しい定式をつくり、それを行動の規範にする
  ことです。それがまさしく変わるということなのです。

  ⇒ まさに著者からのメッセージだ。新しい定式をつくること重要だ。

  このほか、変わるということの重要性をいっぱい教えてくれる本だ。

 【くまのアクション もしくは 想い】 
  時代に合った自分の定式をもつことを意識してみよう。古い定式になっていないか?

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2010年9月28日火曜日

読書(303)★★★★★ マトリックス図解思考 水野俊哉著

【今日の出来事】
みなさん。おはようございます。
 4時起き実践中の「くま」です。 ほんと一気に「秋」が来ました。
 私はこの季節が大好きです。

 一年で一番煮詰まるような感覚を持っています。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 週初め仕事も順調 好スタートを切れて「よかった」

【本の紹介】
  (303) マトリックス図解思考 水野俊哉著 徳間書店
        
マトリックス図解思考

マトリックス図解思考

価格:1,470円(税込、送料別)


 【本の構成】
   プロローグ  情報を行動に変えるマトリックス
   第1章    成功を加速する「マトリックス図解思考」
   第2章    成果を2倍に伸ばすマトリックスの作り方
   第3章    実践! マトリックス活用例
   第4章    人生を劇的に変える!マトリックス応用術
   巻末付録  水野俊哉のなるほどマトリックス

   という構成となっている。

 【キーワード】
 マトリックス図解思考

 【くまの感想】
   以前にも著者の作品を読んだことがある。その時も、ある種衝撃を受けた。
   辛口の評価でありながら、ビジネス本をかなり読みこなしているのは人並み
   外れたワザ。

   今回はマトリックス図解思考とは?

   を説明してくれる。今流行している勉強本・効率本は売れるけれど、なぜ
   身につかないかという点をしっかり分析し、自分の目標とすることや、行動
   や分析対象を漏れなく 考察できる「マトリックス図解思考」はとても興味深い。

   著者いわく
   マトリックスというフレームワークを使って、世の中の複雑な事象をひと目で
   分かりやすく分析し、そして、どう行動すればいいかの指針がわかるようにしたい。
   という。
   また、2つのマトリックスがあり、
   ① 世の中の事象を分類・整理する「マッピング・マトリックス」
   ② 自分の行動の指針を明確化し、その成果を2倍にする「シナジー・マトリックス」
   がある。

   特に、ビジネス本を1000冊以上も読まれている著者が繰り出す

   P57の成功本マッピングマトリックス

   はすごい強烈なイメージを与えてくれる。そこから今どこに世の中が気づいていない
   エリアがあるか?トレンドはどちらに向いているか?などひと目でわかる。

   さらに

   P53のビジネス書評ブロガーマトリックス

   についても同様、かなり書評ブロガーを分析して、そして横(面白・情報)縦(趣味・実益)を
   軸にトレンドがわかり、大変参考になる。私もこうして、書評ブログを書いているので
   とっても参考になる。

   まさに、マッピングマトリックスから、レッドオーシャンを見極め、ブルーオーシャンを
   見出すことができるのである。

   さり気にマッピングしているが、重要なのは、縦軸と横軸 MECEのように4つの分類を
   おこなうわけであるが、その軸をどのようなものにするか?ということがとても重要に
   なり、そこが命だと直感的に思った。

   またシナジーマトリックスでは、例えば4つの部分を行動・知識・人脈・情報と分け、
   そこに今の自分を盛り込み、さらには、その4つの部分をさらに4つに分解して
   いく作業をおこなう。それらの要素を例えば25%アップしていくことにより、べき乗
   効果が生まれてくると著者は主張する。

   とっても興味深い。そして今からでも始めたくなり、うずうずしてくるのは私だけだろうか?

   最後の巻末付録の著者のなるほどマトリックスは、とっても参考になるしおもしろい。


 【くまのアクション もしくは 想い】 
   マトリックス図解思考により、自分の仕事、将来のあるべき姿を描いて、分析してみよう。
   そこから見出してみよう。


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2010年9月27日月曜日

読書(302)★★★★ 日本経済の真実 辛坊治郎・辛坊正記著

【今日の出来事】
  2冊目のご紹介は、日本経済の話。

【本の紹介】
 (302) 日本経済の真実 辛坊治郎・辛坊正記著 幻冬舎
      
日本経済の真実

日本経済の真実

価格:1,000円(税込、送料別)


 【本の構成】
  はじめに
  第1章 暴論に騙されないための日本経済入門
    1 GDPって何だろう?!
    2 何が成長を決めるのか?
    3 日本経済恐怖劇場
    4 デフレ克服のシナリオはあるのか?
    5 日本の株はなぜ上がらないのか

  第2章 歴史から学ぶ ~なぜ日本はこんな国になったのか~
    1 昔、日本はとても元気だった
    2 高度経済成長後の日本で何が起きたのか

  第3章 日本沈没を食い止めた小泉・竹中改革
    1 小泉改革以前に日本で何が起きていたのか?
    2 データが示す小泉・竹中時代の功績
    3 郵政民営化退行で日本はジリ貧

  第4章 政権交代への失望

  第5章 日本を滅ぼす5つの「悪の呪文」

  おわりに

  という構成となっている。

 【キーワード】
  日本経済の真実

 【くまの感想】
  この著書は、少し発言がきつめの印象があるが、そこが面白い。

  そして
  
  この先日本は大丈夫なのか? 子供たち、孫たちのために今やれるべき
  ことは何だろう?と先を急いでしまう。
  
  おそらくすぐには解決できないので、着実に将来に向かってコツコツとこなして
  いく必要がある。

  ■メモ■
  日本国内の人々が豊かになるためには、GNPではなく、GDPを増やすことが
  大切だ。⇒ 基本原則といってもいいのである。中国の躍進などあるが、日本は
          GDPを増やしていくために、これからどうするべきか。

  特に第3章の小泉・竹中改革については、データをもって展開されている。
  しかし、著者もこういう。
 
  小泉改革の方向性は間違いではなかったが、完全ではなかった。

  と。その後の自民党での首相の繰り返し交代、そして民主党へのさらなる政権交代
  そこで、方向性が分からなくなったのではないだろうか?(もったいない)

  最後の5章にある、悪の呪文はおもしろかった。

  我々は、真実を見つめ、そして、マスコミや政治家を分析し、正しい判断をすべきだ。
  騙されてはいけない。

 【くまのアクション もしくは 想い】 
  真実を見つめて、これからの日本のためにできることを考えてみよう。少しずつの力は
  きっと大きくなり、大きな力を生み出す。


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