2010年6月30日水曜日

読書(201)☆☆☆ ウーマン・エコノミー マイケル・J・シルバースタイン著

【今日の出来事】
 みなさんこんばんは。昨日のサッカー惜しかったですねー。でもよくがんばった。そして
 次につながる気がしました。勇気をくれてありがと!

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今日も元気に過ごせて「よかった」
  ■ 明日から出張ロードがんばるよ。元気を出せて「よかった」

【本の紹介】
 (201) ウーマン・エコノミー マイケル・J・シルバースタイン著
       津坂美樹・森健太郎 監訳 石原薫訳 ダイヤモンド社
       

 【本の構成】
  監訳者まえがき
  まえがき
  序章   革命的チャンス
  第Ⅰ部  ウーマン・エコノミーを動かす力
   第1章 世界で最も注文の多い消費者
   第2章 六つのライフスタイル・パターン
   第3章 話のわかるブランド
  第Ⅱ部  女性とつながりが深い分野
   第4章 食 「晩ごはん、何にしよう?」日々の悩みへの答え
   第5章 フィットネス  心も体も健康になるために
   第6章 美容  今度こそ効いてほしい
   第7章 アパレル 飽くなき探求、大いなる不満
   第8章 金融サービスと医療 最も不満を感じるカテゴリー
  第Ⅲ部 世界各国の女性たち
   第9章 成熟経済圏 ヨーロッパと日本
   第10章 新興経済圏 BRICs、メキシコ、中東
   第11章 世界のための「もっと」
   終章   女性の台頭 平等、パワー、影響力の未来
   注

   という構成となっている。

 【キーワード】
   女性

 【印象に残ったところ】
   私は男性だけれど、この本おもしろい。参考となった。世界各国の女性事情というか
   その特性、お国柄を知ることができる。経済は女性の影響力は大きい。どの国も・・・。

   ショッキングな冒頭から始まる。
   ■ 一つ特徴があるとすれば、この調査で日本の男性は他の国の男性に比べ、家事を
      手伝わない傾向にある、という結果となったことだ。
      ⇒ 私個人はやっているつもりだが、仕事もしている、周りをみるとそうなのかもしれない。
 
   ■ 「ウーマン・エコノミー」
       ● 世界全体で10億人の女性が労働力に加わっている。
       ● アメリカの働く女性の数は、過去20年間で50%増加し、7500万人に達した。
       ● 高等教育における女子学生の割合は、アメリカで57%、世界で47%である。
       ● 世界中のさまざまな商品分野における消費のうち、少なくとも64%以上が女性
          によるものか、女性の影響を受けたものであり、その割合がはるかに高い
          分野も多い。
      ということだ。なるほど。納得

   ■ 今でも女性は痩せたいと思っている。調査回答者の68%が自分は理想体重を
      「大幅に」または「少し」上回っていると思っている。しかし、どちらかというと、
      体重そのものというより自分の体の全体的な状態を気にする傾向が出てきている。
      ⇒ なるほど。その心理を利用した商品って世の中多いですよね。

   ■ H&Mは、「垂直統合モデル」をとっている。つまり、自社工場を所有せず、デザイナーと
      提携してコレクションを製作し、新デザインを最短20日間で店頭に並べられる。
      ライバルとして知られるスペインの「ザラ」の14日間に次いで2番目に早い。
      ⇒ まさに流行はすぐ過ぎ去っていく、そのビジネスモデルに直結しているのだ。

   ■ スウェーデンは、女性に最も多くの機会を提供し、最も差別の少ない国として、世界の
      トップにランクされている。
      ⇒ あこがれの国。スウェーデン1度見てみたい。ノルウェーもいいな。

   その他の国々のウーマンの活躍、特性が丁寧に述べられ、男の私でも読むに値する
   本であった。感謝! そして日本ももっともっと女性パワーを発揮してほしいものですね。
 

 【くまのアクション】 
   日本経済に女性のパワーが必要だ! 私男だけれど、応援します。
  

 出会えた本に感謝。

↓ブログランキングに登録します。クリックに感謝!

人気ブログランキングへ

いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

2010年6月29日火曜日

読書(200)☆☆☆ フルーツ・ハンター アダム・リース・ゴウルナー著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。今日も暑い日でしたねー。体調は崩してませんか?
 今日もどたばたでしたが、充実した1日でした。
 明日からもかんばるぞ。

 さて、本日は今年200冊(うれし)目の本のご紹介です。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今年に入って200冊の本を読めて「よかった」そして、新たな本との出会いを。
  ■ 変われたと思う自分「よかった」 未だに200冊も読めるなんて信じられません。

【本の紹介】
 (200) フルーツ・ハンター 果物をめぐる冒険とビジネス 
       アダム・リース・ゴウルナー著 立石光子訳
       

 【本の構成】
   プロローグ はじまりはブラジルだった
   はしがき  果物の黄泉の国
   第1部 自然
     1 野生、成熟、多汁  果物とは何か?
     2 ハワイのウルトラ・エキゾチック
     3 果実と人間との関わり
     4 国際希少果実振興会
   第2部 冒険
     5 ボルネオの奥地へ
     6 果食主義者
     7 女の果実
     8 いかがわしい連中  果物の密輸業者
   第3部 商業
     9 マーケティング  グレイプルからゴジまで
    10 ミラクリン  ミラクルフルーツの物語
    11 大量生産  甘みの地政学
    12 常夏の地球
   第4部 情熱
    13 保護 果物への情熱
    14 果物探偵の事件簿
    15 異界との接触
    16 結実 あるいは創造への熱意
   謝辞
   訳者あとがき
   参考文献
   索引

   という構成でなっている。

 【キーワード】
   フルーツの魅力

 【印象に残ったところ】
   なんといってもこの本。装丁に惹かれた。カラフルな果物の写真。人って
   果物に惹かれていく本能があるのだろうか?

   ■ 人間が果物に寄せる共感をうまく説明できる仮説がある。バイオフィリア、
      生命への愛だ。社会心理学者のエーリッヒ・フロムが1964年に、生まれつき生命
      や生長の過程に引きつけられるさまを表現する方法としてつくりだした新語である。
      ⇒ そうかもしれない。果物には引き寄せられますよね。

   ■ 裏庭であれ外国であれ、果実を発見することで、人間は自然という崇高な王国と
      ふたたびつながりをもつことができる。生命を愛するということは、その多様性を
      愛するということだ。無限にあるとはいえ、壊れやすく繊細な果物が、ぼくたちの
      頭から離れず、ぼくたちの胸を希望で満たす。そうゆうわけで、本書は果物の
      物語であり、果物と人間の強いきずなの物語でもある。
      ⇒ なるほど。不思議な世界。でも納得できる。

   ■ リンゴが最初に出現したのはローラシア大陸だといわれている。超大陸が分裂した
       あと、リンゴはそれぞれがたどり着いた地域で独自に分化した。北アメリカでは
       リンゴの原種からクラブアップルとよばれる小さな果実をつけるリンゴが進化した。
       中央アジアではクマが食べることによって、リンゴは数千年間で徐々に大きさと
       甘みを増していき、それが今日ぼくたちが楽しんでいる栽培品種につながったため
       である。

      ⇒ リンゴの物語 楽しくなりますよね。

   ■ マルコ・ポーロの「東方見聞録」には、みごとなナシやアンズやバナナの記述が
      ふんだんにあり、大きな反響をよんだ。「ヨーロッパと同じ果物はひとつもない」
      と彼は記している。

     ⇒ おもしろい。無限に広がる果物

   ■ マレーシアで一番おいしいドリアンは木からおちたばかりのものだ。
     ⇒ 日本で食べるドリアンって、くさいですよね。でも新鮮なドリアンって最高らしいですね。

   といったように、まさに「フルーツハンター」色々なことが書いてある。
   思わず楽しくなった。 

 【くまのアクション】 
   果物の魅力。味わってみよう。


 出会えた本に感謝。

↓ブログランキングに登録します。クリックに感謝!

人気ブログランキングへ

いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

2010年6月28日月曜日

読書(199)☆☆☆ バフェットからの手紙 ローレンス・A・カニンガム著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。今日は暑かったですねー。
 室内で仕事の実験テストをやっていたのですが、クーラーかかってたけれど暑かった。
 夏の到来を感じさせる日でしたね。
 みなさんも夏ばて等しないようにご自愛ください。

 私の小ブームは、「はちみつ黒酢」 150mlの水に黒酢を30mm加えて6倍希釈で飲んでます。
 ダイエット効果もあるのだとか・・・・。試してみてます。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 夏の到来を感じることができて「よかった」
  ■ 今週もよい滑り出しで「よかった」

【本の紹介】
 (199) バフェットからの手紙 ローレンス・A・カニンガム著 増沢 浩一監訳
      

 【本の構成】
  日本語版への序文
  訳者まえがき
  序文 ローレンス・A・カニンガム
  プロローグ
  第一章  コーポレート・ガバナンス(企業統治)
  第二章  コーポレート・ファイナンスと投資
  第三章  普通株
  第四章  合併・買収
  第五書  会計と税金
  エピローグ
  終わりに
  用語集
  脚注
 
  という構成となっている。

 【キーワード】
  バフェットさん

 【印象に残ったところ】
  投資に関する考え方、専門的なことはわからないけれど、強い信念を持つことが
  重要なんだということがよくわかる。

  ■ バフェット本人が書いた「会長からの手紙」をテーマ別に編集して一冊の本にしたもので
     あり、彼自身の著書がない現在においては唯一、同氏の言葉のみで構成されたもので
     ある。⇒ この本は、2000年に翻訳されたものだが、その後「スノーボール」が出てますよね。

  ■ インデックス・ファンドに定期的に投資すれば、「何も分かっていない」投資家でも
     プロの投資家以上の利益を上げることが実際に可能なのです。
     ⇒ まさに私も実験中です。2008年から開始。

  ■ 割引後のキャッシュ・フローを計算してそれが最も少ないときこそ、投資家が買うべき
     機会です。⇒ これ深いですよね。

  ■ 賢明な投資というのは決して簡単にできるものではありませんが、複雑なものでは
     ありません。投資家に求められるのは、選択した企業を正しく評価する能力です。
     重要なのは「選択」なのです。
     ⇒ これも深い。

  ■ まずまずの企業を素晴らしい価格で買うよりも、素晴らしい企業をまずまずの価格で
     買うことの方が、はるかに良いのです。
     ⇒ なるほど。かなり参考となる。

  という、深い言葉が隠されている。この本は、少し専門的なことが書かれていて、理解するのに
  難しいところが多いが、上記のような、ぽろっと出てくる信念というか哲学を拾っていくのは
  価値があると思えた。


  【くまのアクション】 
   今実践中の投資。もっともっと勉強してみよう。長期投資。まずまずの企業を素晴らしい価格
   で買うのではなく、素晴らしい企業をまずまずの価格で買うこと。

 出会えた本に感謝。

↓ブログランキングに登録します。クリックに感謝!

人気ブログランキングへ

いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

2010年6月27日日曜日

読書(198)☆☆☆☆ アップル、グーグル、マイクロソフト クラウド携帯端末戦争のゆくえ 岡嶋裕史著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、今流行のiPadなども関係する クラウドの話

【本の紹介】
 (198) アップル、グーグル、マイクロソフト クラウド、携帯端末戦争のゆくえ
      岡嶋裕史著 光文社新書
      

 【本の構成】
  まえがき
  1章  クラウドとは
  2章  クラウドの古さと新しさと主要企業
  3章  マイクロソフトの戦略 ウィンドウズアズール
  4章  グーグルの戦略  グーグルアップエンジン
  5章  アップルの戦略 iTunes
  6章  クラウドでも出遅れた日本
  参考文献

  という構成でなっている。

 【キーワード】
  なんといってもクラウド
  アップル、グーグル、マイクロソフト

 【印象に残ったところ】
  私は、この手の話が大好きだ。だからとってもこの本は得るものが多かった。
  著者に感謝。
  とってもわかりやすく書いている。

  まさに今、アップル、グーグル、マイクロソフト 3大勢力の戦国時代となっている。
  これからどうなっていくのか?

  最近アップルがiPadを出した、そこにはどんな意味が?

  少し、そのヒントを教えてくれる。

  ■ グーグルで2回検索すると、コーヒー1杯分のお湯を沸かすのと同じだけCO2を発生させる
    と言われている。
    って知ってましたか?

    ⇒ P30の図7は私にとっては衝撃的な図だ。ベルギーにあるグーグルのデータセンター
      コンテナがむき出しに置かれ、すべて無人運転。おそろしいほどの数のサーバーが
      収納されているという。 故障しても修理をしない。壊れたものは破棄され、自動的に
      フレッシュな機器に動作が引き継がれるという。

    ⇒ この使い方少し怖い。

  ■ オンプレミス:タンス預金型, クラウド:銀行預金型
    ⇒ 分かりやすい説明だ。今までのパソコンのソフトは個々にOSが収納されており、まさに
      タンス預金(オンプレミス)、しかし、これからは、銀行の預金(クラウド)に変わりつつある
      という。しかし、銀行の預金は出したいときにお金が出せないときがある。まさにクラウドも
      その欠点を兼ね備えている。
    ⇒ そして、オンプレミスの形態をとってきたマイクロソフトは、クラウドとオンプレミックスを
       融合したモデルを提案しているという。

   ■ パソコンはかつて家であった。グーグルはパソコンを窓にしたい。窓から見える景色に
      すべてがあるから、家には何も置いておく必要がない、家すら必要でないかもしれない。
      と囁く。
    ⇒ グーグルが目指すところはまさに、そんな世界だという。Chromeは窓を意味する言葉
       のようだ。私もグーグルクロムを使用しているが、どう変貌していくのだろうか?

   ■ クラウドを指して「黒船」だと表現されているらしい。
      日本は幕末の時代のように取り残されているのだ。日本の携帯電話市場はガラパゴス
      と呼ばれる。閉鎖的な環境の中で、奇形的進化を遂げ、世界とあまりにも違うと批判
      されてきたという。
      ⇒ 奇形的進化をうまく世界に向けて発信できないものか?日本がんばりたい。

   この本は、今、パラダイムシフトしつつある、クラウドの形態 陣取り合戦の状況をよく
   把握できる本だ。大変参考になった。感謝!


 【くまのアクション】 
  時代に取り残されないようにするために、付いていきたい。「黒船来航」なんて言って
  驚いている場合ではないな。

 出会えた本に感謝。

↓ブログランキングに登録します。クリックに感謝!

人気ブログランキングへ

いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

読書(197)☆☆☆ 心の対話者 鈴木秀子著

【今日の出来事】
 みなさん。こんにちは。
 今日は、午前中はとっても蒸し暑かったけれど、午後からはスカッとした天気となりましたね。
 とっても気持ちがよかったです。
 
 私も、4時起き、朝掃除(洗面所・トイレ・お風呂)、朝仕度
 恒例のスイミング(100m×10本)を終え、昼寝、子どもの公園対応時の読書と
 充実した時間を過ごせました。感謝!

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 充実した1日をすごせて「よかった」 明日への活力。

【本の紹介】
  (197) 心の対話者 鈴木秀子著 文藝春秋
       

 【本の構成】
  はじめに
  序章   聞くことの価値
  第1章  相手の思いを知る
    話すモードから聞くモードへ
    聞き上手の条件
  第2章  アクティブ・リスニングの技法
    心の一体感を味わう聴き方
    アクティブ・リスニングのフィードバック
    アクティブ・リスニングの価値
    アクティブ・リスニングの実践
    アクティブ・リスニングの知恵
  第3章  気づきと癒しをもたらす聴き方
    援助型アクティブ・リスニングの準備
    フィードバックの実践
    自覚化のプロセス
    行動計画と実行
  おわりに
  主要参考文献

 【キーワード】
   対話することの大切さ。

 【印象に残ったところ】
   今の時代、こころの問題ってとっても身近に感じています。
   職場にも、そして友人にもと、いたって普通の現象となっています。
   職場には、カウンセラーが週1回のペースで訪問して、色々な話を聞く場もあるという
   時代です。

   この著書は、聞くことの重要性を主張している。

   ■ 「話をしっかり聞く」ということは、もう少し厳密にいえば、「相手がどのような話をしても
      それに寄り添ってついていく」ということだ。
      ⇒これ、難しい。単に相槌を打っているだけではダメなようだ。

   ■ 「ノンバーバル・メッセージ」 会話の際の、姿勢やしぐさ、表情などのこと。
      非言語的なレベルでの意思疎通を「ノンバーバル・コミュニケーション」という。

   ■ 世の中には、「聞き上手」という人たちがいる。
      その人の前に行くと「話したい」という思いが高まり、ふだん話さないことまで
      しゃべってしまうという。。話終わると、何か満ち足りた思いを味わい、また話を
      したいと思う。ただ話を聞いているだけなのに、多くの人に好かれ、信頼される。
      それが聞き上手の醍醐味である。
      ⇒ とってもあこがれます。

     「聞き上手」: 相づち上手、質問上手、聞くことに意識を集中させることができるからだと
              いう。

   心の対話者になってみたいものである。


 【くまのアクション】 
   「聞き上手」目指してみよう。

 出会えた本に感謝。

↓ブログランキングに登録します。クリックに感謝!

人気ブログランキングへ

いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!