2010年6月29日火曜日

読書(200)☆☆☆ フルーツ・ハンター アダム・リース・ゴウルナー著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。今日も暑い日でしたねー。体調は崩してませんか?
 今日もどたばたでしたが、充実した1日でした。
 明日からもかんばるぞ。

 さて、本日は今年200冊(うれし)目の本のご紹介です。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今年に入って200冊の本を読めて「よかった」そして、新たな本との出会いを。
  ■ 変われたと思う自分「よかった」 未だに200冊も読めるなんて信じられません。

【本の紹介】
 (200) フルーツ・ハンター 果物をめぐる冒険とビジネス 
       アダム・リース・ゴウルナー著 立石光子訳
       

 【本の構成】
   プロローグ はじまりはブラジルだった
   はしがき  果物の黄泉の国
   第1部 自然
     1 野生、成熟、多汁  果物とは何か?
     2 ハワイのウルトラ・エキゾチック
     3 果実と人間との関わり
     4 国際希少果実振興会
   第2部 冒険
     5 ボルネオの奥地へ
     6 果食主義者
     7 女の果実
     8 いかがわしい連中  果物の密輸業者
   第3部 商業
     9 マーケティング  グレイプルからゴジまで
    10 ミラクリン  ミラクルフルーツの物語
    11 大量生産  甘みの地政学
    12 常夏の地球
   第4部 情熱
    13 保護 果物への情熱
    14 果物探偵の事件簿
    15 異界との接触
    16 結実 あるいは創造への熱意
   謝辞
   訳者あとがき
   参考文献
   索引

   という構成でなっている。

 【キーワード】
   フルーツの魅力

 【印象に残ったところ】
   なんといってもこの本。装丁に惹かれた。カラフルな果物の写真。人って
   果物に惹かれていく本能があるのだろうか?

   ■ 人間が果物に寄せる共感をうまく説明できる仮説がある。バイオフィリア、
      生命への愛だ。社会心理学者のエーリッヒ・フロムが1964年に、生まれつき生命
      や生長の過程に引きつけられるさまを表現する方法としてつくりだした新語である。
      ⇒ そうかもしれない。果物には引き寄せられますよね。

   ■ 裏庭であれ外国であれ、果実を発見することで、人間は自然という崇高な王国と
      ふたたびつながりをもつことができる。生命を愛するということは、その多様性を
      愛するということだ。無限にあるとはいえ、壊れやすく繊細な果物が、ぼくたちの
      頭から離れず、ぼくたちの胸を希望で満たす。そうゆうわけで、本書は果物の
      物語であり、果物と人間の強いきずなの物語でもある。
      ⇒ なるほど。不思議な世界。でも納得できる。

   ■ リンゴが最初に出現したのはローラシア大陸だといわれている。超大陸が分裂した
       あと、リンゴはそれぞれがたどり着いた地域で独自に分化した。北アメリカでは
       リンゴの原種からクラブアップルとよばれる小さな果実をつけるリンゴが進化した。
       中央アジアではクマが食べることによって、リンゴは数千年間で徐々に大きさと
       甘みを増していき、それが今日ぼくたちが楽しんでいる栽培品種につながったため
       である。

      ⇒ リンゴの物語 楽しくなりますよね。

   ■ マルコ・ポーロの「東方見聞録」には、みごとなナシやアンズやバナナの記述が
      ふんだんにあり、大きな反響をよんだ。「ヨーロッパと同じ果物はひとつもない」
      と彼は記している。

     ⇒ おもしろい。無限に広がる果物

   ■ マレーシアで一番おいしいドリアンは木からおちたばかりのものだ。
     ⇒ 日本で食べるドリアンって、くさいですよね。でも新鮮なドリアンって最高らしいですね。

   といったように、まさに「フルーツハンター」色々なことが書いてある。
   思わず楽しくなった。 

 【くまのアクション】 
   果物の魅力。味わってみよう。


 出会えた本に感謝。

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