2009年11月30日月曜日

読書(25) ☆☆☆☆ -¥700-

【今日の出来事】
 みなさん、こんばんは。いよいよ明日から12月ですね。2009年もあと1カ月なのですね。
 なんだか信じられません。
 今日は、萩本欽一さんの著書をご紹介。

【本の紹介】
 (25) 野球愛  萩本欽一著 ソフトバンク新書
     


 【本の構成】
  第1章 茨城ゴールデンゴールズ優勝物語
  第2章 欽ちゃんの脱常識監督論
  第3章 「勝つ野球」野球だけではつまらない
  第4章 野球を通じて町を元気にしよう!
  第5章 いくつになっても夢を見よう!
  
  という構成からなっている。
 
 【印象に残ったところ】
  この本、楽しめました。なぜ萩本欽一さんは野球をしたのか?ずーーっと疑問に思っていた。
  特に経験者でもなさそうだし、???でした。この著書を読んでその想いがよくわかる。著者の天才的な
  人を見抜くちからや野球を通した雰囲気(舞台)の作り方の考え方がよくわかる。

  またチームを盛り上げる監督としての哲学は、野球にも通じている。

  すごい。

  イチロー選手のスイングのタイミングは

  「なんっでそう~なぁるのっ!?」

  らしい。お笑いにも通じる間の取り方がうまい人は一流であるという。なるほど、とても参考になる。

  野球部解散のきっかけとなった例の事件の話や、最後には、24時間テレビでマラソンをされた
  経緯を書いてあり、あれはやっぱりすごいことをされたとつくづく思う。


  これも図書館で出会った一冊!ありがと。

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2009年11月29日日曜日

読書(24) ☆☆☆☆☆

【今日の出来事】
 昨日の京都観光とうってかわって、今日はのんびりとした休日を過ごせました。午前中は次女とスイミング
 100m×10本:1km、午後は、図書館で沢山本を借りてきました。長女も次女も本を読むことが好きになっている
 みたいでよい傾向かなと思っています。


【本の紹介】
 (24) 空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 小飼弾著 イースト・プレス
     


 【本の構成】
  はじめに
  第1章  本を読め。人生は変わる
  第2章  本を読め。答えは見つかる。
  第3章  「手」で読め。そして「脳」で読め
  第4章  本を読んだら、「自分」を読め
  第5章  本は安く買え。そして高く飛べ
  第6章  エロ本も読め。創造力を養え
  第7章  マンガを読めば「世界」がわかる
  おわりに

  という構成でなっている。
 
 【印象に残ったところ】
  年に4000冊くらい読まれるという著者。まさに天才。その天才が読書について語ってくれる。
  小飼弾さんのシリーズの本は欠かさず読むようにしています。今回もしみこむように没頭して
  読ませていただきました。
  
  この本、読めば沢山本が読めるようになる。というものではないけれど、なんだか本が読みたくなる。
  
ねたばれにもなるので詳細は記載しないが、
  キーワード

  ・「テレビ時給換算法」
  ・アウトプットして「情報便秘」解消
  ・「ノンフィクション」と「フィクション」の読み方の違い
  ・弾さんは読んだ内容について、脳内にマインドマップを形成している。すごー。
   付箋は思考の停止を招く。どきっ。
  ・「読書しりとり」のススメ  ⇒ これはまさに同感。弾さんの今回の著書からも「読書しりとり」始めたい。
  ・弾さんハードカバーの本あまり好きではないようだ。⇒これは驚きと同時になるほどと思った。
  ・P.147ページの弾さんの本棚いつみても美しい。⇒私もこれくらいの本を読みこなすことを夢としたい。
  ・マンガの話はやはり出てきた。⇒ 確かに同感。
  ・青空文庫             ⇒ 少し覗いてみることにする。
  
  またしてもありがとう。弾さん。まさに衝撃の継続。



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2009年11月28日土曜日

京都観光


皆さんこんにちは。今日は京都観光に行ってきました。

珍しく電車 明石⇒十三⇒四条河原町⇒都路里パフェ⇒一澤信三郎帆布⇒銀閣寺⇒哲学の道

          ⇒永観寺⇒戻り

という工程でした。

 とってもおいしそうなレパートリー。

 私は迷わずこれ、特選都路里パフェです。


 念願の一澤信三郎帆布ショップへ行きました。

お気に入りのバックも購入しました。レッツノート君の入れ物です。

哲学の道。早速歩いてみました。

銀閣寺、1Fは工事中だったので遠方から。

落ち着いて見える銀閣寺

こうようと合いますね。京都って。

見てください。この人の多さ。でも一見の価値あり。

とってもリフレッシュできた1日でした。感謝!

読書(23) ☆☆☆

【今日の出来事】
 本日2冊目の本。難易度が高くほとんど理解できなかった一冊!

【本の紹介】
 (23) ブラック・スワン 下 不確実性とリスクの本質 ナシーム・ニコラス・たれ
     


 【本の構成】
   第11章 鳥のフンを探して
   第12章 夢の認識主義社会
   第13章 画家のアペレス、あるいは予測が無理ならどうする?
  第3部
   第14章 月並みの国から果ての国、また月並みの国へ
   第15章 ベル・カーブ、この壮大な知的サギ
   第16章 まぐれの美学
   第17章 ロックの狂える人、あるいはいけない所にベル型カーブ
   第18章 まやかしの不確実性
  第4部 おしまい
   第19章 半分ずつ、あるいは黒い白鳥に立ち向かうには
    エピローグ
  
   という構成でなっている。 

 【印象に残ったところ】
   この本、上もそうだったのだが、難易度大。ほとんど理解できない。専門的すぎますね。
   訳本であることもスーっと入っていかない原因なのだろうか?
   
   P.6より抜粋
    セレンディピティ: ふとした偶然のたまものでいい目に合える能力
    作家のヒュー・ウォルポールが、おとぎ話の「セレンディップの三人の王子」からとってつくった言葉だ。
    三人の王子は、「いつも偶然とか機転とかのおかげで、もともと探していたわけではないものを発見する。」

   P.26より抜粋
    1960年代のMITで、天文学者のエドワード・ローレンツがポワンカレの得た結果を自分で再発見した。
    このときも、やっぱりたまたまだった。彼は天候の動きをコンピュータでモデル化しようとしていた。
    数日先の気象を予測するべくシミュレーションを行った。後で、同じはずのパラメータをまったく同じモデルに
    入力して同じシミュレーションを繰り返してみたのだが、出た結果はまるっきり違っていた。
    ⇒この原因は、入力したパラメータの小さい桁を四捨五入したから・・・バタフライ効果として知られるようになった。

    とっても興味深い現象。

   P.217より抜粋
    あるとき、人生を大きく変えるアドバイスをもう1つもらった。第3章に出てきた友だちからのアドバイスと違って
    、今度のアドバイスは、使えて、賢くて、実証的に正しかった。パリでのクラスメートで、小説家志望のジャン=
    オリヴィエ・テデスコは、私が地下鉄に飛び乗ろうと走り出すのを止めてこう言ったのだ。「電車なんかで走るなよ」
     自分の運命なんぞ鼻で笑ってやれ。私は自分に、予定に合わせようと泡を食って走り回らないようにしろと教えて
    きた。これはとても小さいアドバイスのように思えるかもしれない。でも、しっかり心に残った。電車を捕まえようと
    走ったりするのをやめて、私は優雅で美しい所作の本当の価値を知った。自分の時間や自分の予定、そして
    自分の人生を自分で思いのままにするということだ。

    これも興味深く印象に残った一文。

    とっても難しい本でした。上・下とも・・・。


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読書(22) ☆☆☆☆ 

【今日の出来事】
 今日は京都に観光に行ってきました。詳細は後ほど、移動中に読んだ本のご紹介。

【本の紹介】
 (22) 仕事ができる人はなぜレッツノートを使っているのか? 山田祥平著 朝日新聞出版
      


 【本の構成】
  はじめに
  第1章 レッツノートですべてをまかなう
  第2章 レッツノート活用のための必須アプリ
  第3章 あるとないでは大違いのハードに追加投資
  第4章 クラウドとローカルでアウトルック活用
  第5章 モバイル環境でいかにネット接続するか
  第6章 レッツノート活用のためのあの手この手
  第7章 MorePCがもたらす快適環境
  あとがき

  という構成でなっている。
 
 【印象に残ったところ】
  確かに新幹線で出張中のビジネスマンや、会社にくる他者のパソコンはレッツノートが圧倒的に多い。
  その理由はどこにあるのか? 勝間和代さんも推奨しているレッツノートの良さを味わうために私も
  会社を説得して今年6月からレッツノートを使用している。また著書の題名がかなり気になり、やっと
  読んでみました。
  なるほど、まだまだ可能性を秘めている。今の私の使い方ではもったいない。

  P.26より抜粋
   いわば、業務特化ノートパソコンともいえるレッツノートだが、それを個人のパーソナルツールとして
   使ってしまおうというのが本書のめざすところだ。
   ⇒おもしろい発想。すべてを、いかにパソコンに集約していくかというところにおもしろさがある。
    現状ではまだまだ到達できていないところも多い。

  P.84より抜粋
   USBハブはパソコンにすっきり収納
   「ツライチUSB2・0」(エアリア) スロットの入り口部分とツライチに端子が埋め込まれるように装備できる
   仕組みなっている。
   ⇒これすごい。USBは少ないレッツ君、それをカバーししかも、はみだし部がでないなんて興味がでました。2000円と
    高い気がしますが・・・ちょっとした工夫大事。

  P.112より抜粋
   大事なことは、仕事の種類を区別しないことだ。大事な仕事の締め切りも、買わなければならない書籍も、
   旅行の荷物に入れようと思いついたお茶漬け海苔も、すべて並列に仕事として処理をする。

   ⇒ 著者のポリシーがとってもよく伝わってくる。資料はスキャナーしまくり、ランダムに検索できるように

  
   
     ファイル名のケアは行い、収納していく。

  まだまだその活用法は書ききれないが、効率化を図っていくために、ひとつの優れたパソコンに集約していく
  また自宅には複数のパソコンを併用させどれも同期化させて、安全や共有を図り、使い分けを行っていく。
  とってもおもしろい。

  クラウドがもう少し整備されてくると、さらなる進歩が舞い降りてきそうな気配を感じる。私ももう少し勉強してみよう。
  今のレッツ君をもっともっと活用せねば。



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2009年11月27日金曜日

読書【21】 ☆☆☆

【今日の出来事】
 今週は、長いようで早い日々でした。もう金曜日の夜ですね。来週はいよいよ12月・・・・1年あっという間ですよね。
 今日はエジソンの本

【本の紹介】
 (21) 天才エジソンの秘密 母が教えた7つのルール ヘンリー幸田著 講談社
    


 【本の構成】
  トーマス・エジソンの格言集
  まえがき
  1 無条件の愛で包む
  2 感性を磨く
  3 知的好奇心を育てる
  4 考えることを楽しむ
  5 失敗は最高のレッスンである
  6 ハンディキャップは特長になる
  7 他人との交流を楽しむ
  エジソンの発明品
  母の爪痕  あとがきに代えて
  トーマス・エジソン年表
  エジソン・コレクション所蔵先

  という構成でなっている。
 

 【印象に残ったところ】
  数年前私は驚いた。私の実家は大阪の枚方というところなのだが、京都の八幡の石清水八幡宮はとっても
  近所にある。小山のてっぺんにはよくマウンテンバイクで登りに行ったのを覚えている。そこにある銅像に
  気づいた。エジソンさんなのである。この著書にも記載されているが、京都の八幡の石清水八幡宮の竹から
  作ったフィラメントが使われているのだ。この竹がすばらしい特性を出したのだ。そんな偉人が私の住んでいる
  近所に来ていたなんて、驚愕の事実だった。

  さて著書はエジソンのまさに伝記である。小学校の時に教科書や図書館の本で馴染みの深い本であるので
  なぜなぜ坊やのエジソンが、学校を中退してお母さんと二人で勉強していくことはよく知られている。

  このなぜなぜと常に考えること、そしてそれを解明するためにまずはトライしてみること。それがエジソンの
  偉業のルーツになっている。知っているがゆえにやらないことが多いため、人間はやらなくなるという。
  
  勉強をするお金を貯めるために、9歳にして野菜の宅配ビジネス、そしてもう少し大きくなってからの新聞の
  宅配業務なんかにもトライし、お金をがっぽり稼いでいるところは興味深い。世間が欲しいものとリンクするような
  商売や発明を実施するという考え方を既に身につけていっているところがすごい。

  現代にこのような教育をしている家はまずないような気がする。少なくとも日本には。

  トーマスエジソンが残した名言
  「天才とは、1%の閃きと99%の汗である」
  1%の閃きを大事にすることで99%の努力のバイタリティーや方向性が生まれてくるという。
  いい言葉だ。

P.119から抜粋
   知的好奇心を持った子供たちは、勉強の楽しさに必ず気がつく。そうなれば彼らは放っておいても勉強する。
   だから子供の学力を伸ばすには、勉強の楽しさを身につけさせればよい。そのための鍵となるのは、「なぜ」
   である。早期に「なぜ」を考える習慣を身につけた子供は、一生知的好奇心を持ち続ける。「なぜ」が子供を
   大きく伸ばす秘訣である。
   ⇒今はグーグルでなぜに対してすぐ答えを出してくれる。この環境で育つ子供たちははたしてどうゆうことに
     なるのだろうか。なぜのために仮説⇒検証をたてていくことをしなくなっていくのではないだろうか?という
     心配もある。

  P.208から抜粋
   トーマス・エジソンが成功した最大の要因は、彼の持つ継続力(ステイング・パワー)にあると言われる。
   失敗に懲りず、疲れることを知らず、成功するまであきらめないトーマスの継続力はパワーを生み出した。
   白熱電球、蓄音機、電話・・・・こららの偉大な発明は、トーマスの持つ持続力の成果といっていいだろう。
   ⇒ 継続力=コツコツつみあげる 私の大好きなことだ。共感する。

  一見一般人には変人と見られたかもしれないエジソン。その継続力とバイタリティーはすさまじいものを感じる。
  まさに現代にもその名残があるのだから・・・すごい。

  スピードと効率化を求められる昨今。自分も含め若い子供たちがどう育っていくのか? 継続的に粘り強くでき
  あがるものの良さを大切にしていきたいものですね。
   

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2009年11月26日木曜日

読書⑳ ☆☆☆☆

【今日の出来事】
 さぁ。本日の3冊目。福岡伸一さんの著書にトライしました。これ・・・・とっても難しい。

【本の紹介】
 ⑳ 世界は分けてもわからない 福岡伸一著 講談社現代新書
    

 【本の構成】
  プロローグ パドヴァ、2002年6月
  第1章   ランゲルハンス島、1869年2月
  第2章   ヴェネツィア、   2002年6月
  第3章   相模原、      2008年6月
  第4章   ES細胞とガン細胞
  第5章   トランス・プランテーション
  第6章   細胞のなかの墓場
  第7章   脳の中の古い水路
  第8章   ニューヨーク州イサカ、1980年1月
  第9章   細胞の指紋を求めて
  第10章  すぺくたーの神業
  第11章  天空の城に建築学のルールはいらない
  第12章  治すすべのない病
  エピローグ   かすみゆく星座

  という構成でなっている。
 
 【印象に残ったところ】
  やはり、文章がロマンチックだ。分子生物学を神秘的に語る文章は綺麗。
  ただ内容はかなり難しい。日頃あまり知ることのない知識だけに中々はいりづらい。

  しかし、文章や例え話など、わかりやすいところがあり、なるほどと思わせるところがいくつかある。
  それでほっとします。

  P.32より抜粋
   「夜空の星はなぜ見える」の著者は、ここで思考を転換する。光には2つの性質がある。
   波としての性質と粒子としての性質。上記の計算は、光を連続的なエネルギーの波動と考えて
   算出したものだ。エネルギーを一定量受け取るのに30秒以上を要する。
    しかし光を粒子として考えたら、遠き星から光の微粒子が全宇宙に放散される。そのうち
   ごくわずかが地球にまで届き、地表に降る。そしてほんの何粒かだけが眼の中に入り、網膜を
   ヒットする。実際に、光が粒子であるとして計算すると星から眼に届く光の粒の数は、ほんの
   数個から数十個に過ぎない。しかし私たちはその星が見えるのだ。つまり、私たちの眼の感度は
   驚くほど鋭敏なのだ。網膜細胞はほんのわずかな光粒子のヒットを受けるだけでそれを感じることができる。
   だから夜空の星は見える。
   ⇒とっても綺麗に流れるような文章。

   コンビニのサンドイッチが72時間放置されても腐らない理由。
   ⇒この理由なるほどと思った。内容はネタばれになるので書かない。

   細胞は互いに「空気」を読んでいる。 マップラバーとマップヘイターの例え

   ES細胞とガン細胞
   ⇒最新科学が垣間見れる。

   P.274より抜粋
    この世界のあらゆる要素は、互いに連関し、すべてが一対多の関係でつながりあっている。
    つまり世界に部分はない。部分と呼び、部分として切り出せるものもない。そこには輪郭線も
    ボーダーも存在しない。
    ⇒ ほんとに難しいけれど、なんとなくイメージはつかめた。


   内容はとっても難解ですが、本質をしる手がかりになる一冊でした。ありがと!
   

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読書⑲ ☆☆☆☆

【今日の出来事】
 本日2冊目。森博嗣さん、私の大好きなミステリーです。その著者の考えや哲学・思想がわかるこの一冊。

【本の紹介】
 ⑲ 自由をつくる 自在に生きる  森博嗣著 集英社新書
    


 【本の構成】
  まえがき
  1章    人生の目的は自由の獲得である
  2章    他者からの支配、社会からの支配
  3章    身近に忍び寄る支配
  4章    支配に対するレジスタンス
  5章    やっかいなのは自分による支配
  あとがき

  という構成でなっている。
 
 【印象に残ったところ】
  森博嗣さんのミステリー私は大好きである。理系の知識が沢山盛り込まれて、ある種マニアックなキャラクター
  設定、天才の頭の回転の速さ。人間関係などなど。現実にはありえない話だけど、吸い込まれていく。
  「すべてはFになる」で登場する真賀田四季、そして続編の「四季」のめり込むように読みました。

  さて、今回はその著者の考え、自由ということに対する哲学や思いが書いてある。
  少しネガティブなところも感じられるが、とってもおもしろい。

  P.37より抜粋
   不自由は、何に支配されている結果か?
   簡単にいってしまえば、原因は自分の能力不足、あるいは未熟さである。
   したがって、この不自由を克服するためには、練習を積み重ねる以外にないだろう。
   ⇒共感する。積み重ね大事。

  P.66より抜粋
   自由を獲得するためには、まず何をどうすれば良いだろう?
   その問いに答えるならば、それは「考えること」である。
   その意図、思い込み、その原因についてしっかり考える。

  P.81より抜粋
   自由の価値というのは、過去の自分よりも、今の自分が、そしてさらに将来の自分が
   「より自由」になっていく変化を感じることにある。常に自由に向かって進む、その姿勢
   こそが、自由の本質だといっても良い。
   ⇒なるほど。共感の極み。

  P.172より抜粋
   まず、僕の経験からいえる一番基本的なことを・・・・・。自由を得るためには、毎日少しずつでも
   良いから前進をする作戦が最も有効だと思う。どんな山でも、一歩一歩登っていけば、いつかは頂上に
   辿り着ける。
   ⇒ とっても共感する。一歩一歩コツコツと私のモットーでもある。

  いつもミステリー作品を通して、著者のイメージを作ってきた中で、実際の考えや思いなどが垣間見れて
  とてもうれしい一冊であった。
  大学の先生をしながら、作品も今も継続しておられる著者。これからの作品楽しみにしている。


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読書⑱ ☆☆☆☆

【今日の出来事】
 今日は久しぶりに横浜と東京に打ち合わせで出張でした。往復の新幹線。大分読書できました。
 引き続きツイッターの本を読みました。

【本の紹介】
 ⑱ Twitter革命 神田敏晶 著 ソフトバンク新書
  


 【本の構成】
  はじめに
  第1章  革命はもう始まっている
  第2章  ツイッターの何がすごいのか?
  第3章  メディア革命
  第4章  ビジネス革命
  第5章  革命は終わらない
  おわりに
  参考文献

  という構成でなっている。
 
 【印象に残ったところ】
  ツイッター本 2冊目。歴史もほぼ知り始めたのでとても読みやすかったです。左下に記載されているメモが
  とっても約に立つ。裏技やツール・機能の紹介があり、少しずつ試してみたいと思う。

  やはりまず純粋にユーザーになってみること。そこから何かが始まる。まさに私も右も左もわからなかった
  状態からまずはやってみた。
  自分のつぶやきには、まだまだ課題はあるけれど、とても革命的なツールであると感じている。

  利用者は5840万人(2009年9月コムスコア調べ) 2009年8月は193万人ということだからまさに急成長を
  遂げている。まるでウィルスのような感触を覚える。

  結構海外の有名人がやっておられるのには驚き
  ・ バラク・オバマ大統領
  ・ シュワルツェネッガー
  ・ ブリトニー・スピアーズ
  ・ オノ・ヨーコ
  ・ ジャック・ウェルチ
  様々なセレブ達が始めているという。

  ツイッターの革命的な7つの特徴
  ① RTの伝播力
  ② 短縮URL
  ③ ボット
     ⇒ プログラムを使った自動書き込みのことらしい。松岡修造さんってこれらしい。
       先日まじぎれしちゃった。お前呼ばわりされて・・・笑。
  ④ API開放によるカスタマイズ
  ⑤ 140字の字数制限
     ⇒ 140字という制限ゆえに、簡潔にまとめられたコメント、確かにわかりやすい。
        ブログとの違い。
  ⑥ メールを超えるコミュニケーション
  ⑦ ユーザーが決めるルール 
     ⇒ ハッシュタグは有名ですよね。
  とある。
  まさにオリジナリティーと可能性溢れる機能が、爆発的人気の秘訣。

  P.211から抜粋
   もはや、ツイッターは、単なる情報発信&受信ツールに終わらず、人類の行動そのものを
   ほんの数秒遅れで共有できる、リアルタイムな情報プラットフォームになった。
   ⇒ まさにリアルタイム、まるで生きているようだ。まさにタイムラインは、鼓動のように
     24時間動き続けている。

  p.221から抜粋 
   本書のタイトルを「Twitter革命」としたのは、ツイッターによって覚醒した人類が、1人ひとり
   小さなアクションを起こすことで、そららが共鳴し、社会を変えるような大きなうねりになると
   信じているからだ。
   ⇒ なるほど。良い方向に活用されていくといいなと思う。


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