2009年11月27日金曜日

読書【21】 ☆☆☆

【今日の出来事】
 今週は、長いようで早い日々でした。もう金曜日の夜ですね。来週はいよいよ12月・・・・1年あっという間ですよね。
 今日はエジソンの本

【本の紹介】
 (21) 天才エジソンの秘密 母が教えた7つのルール ヘンリー幸田著 講談社
    


 【本の構成】
  トーマス・エジソンの格言集
  まえがき
  1 無条件の愛で包む
  2 感性を磨く
  3 知的好奇心を育てる
  4 考えることを楽しむ
  5 失敗は最高のレッスンである
  6 ハンディキャップは特長になる
  7 他人との交流を楽しむ
  エジソンの発明品
  母の爪痕  あとがきに代えて
  トーマス・エジソン年表
  エジソン・コレクション所蔵先

  という構成でなっている。
 

 【印象に残ったところ】
  数年前私は驚いた。私の実家は大阪の枚方というところなのだが、京都の八幡の石清水八幡宮はとっても
  近所にある。小山のてっぺんにはよくマウンテンバイクで登りに行ったのを覚えている。そこにある銅像に
  気づいた。エジソンさんなのである。この著書にも記載されているが、京都の八幡の石清水八幡宮の竹から
  作ったフィラメントが使われているのだ。この竹がすばらしい特性を出したのだ。そんな偉人が私の住んでいる
  近所に来ていたなんて、驚愕の事実だった。

  さて著書はエジソンのまさに伝記である。小学校の時に教科書や図書館の本で馴染みの深い本であるので
  なぜなぜ坊やのエジソンが、学校を中退してお母さんと二人で勉強していくことはよく知られている。

  このなぜなぜと常に考えること、そしてそれを解明するためにまずはトライしてみること。それがエジソンの
  偉業のルーツになっている。知っているがゆえにやらないことが多いため、人間はやらなくなるという。
  
  勉強をするお金を貯めるために、9歳にして野菜の宅配ビジネス、そしてもう少し大きくなってからの新聞の
  宅配業務なんかにもトライし、お金をがっぽり稼いでいるところは興味深い。世間が欲しいものとリンクするような
  商売や発明を実施するという考え方を既に身につけていっているところがすごい。

  現代にこのような教育をしている家はまずないような気がする。少なくとも日本には。

  トーマスエジソンが残した名言
  「天才とは、1%の閃きと99%の汗である」
  1%の閃きを大事にすることで99%の努力のバイタリティーや方向性が生まれてくるという。
  いい言葉だ。

P.119から抜粋
   知的好奇心を持った子供たちは、勉強の楽しさに必ず気がつく。そうなれば彼らは放っておいても勉強する。
   だから子供の学力を伸ばすには、勉強の楽しさを身につけさせればよい。そのための鍵となるのは、「なぜ」
   である。早期に「なぜ」を考える習慣を身につけた子供は、一生知的好奇心を持ち続ける。「なぜ」が子供を
   大きく伸ばす秘訣である。
   ⇒今はグーグルでなぜに対してすぐ答えを出してくれる。この環境で育つ子供たちははたしてどうゆうことに
     なるのだろうか。なぜのために仮説⇒検証をたてていくことをしなくなっていくのではないだろうか?という
     心配もある。

  P.208から抜粋
   トーマス・エジソンが成功した最大の要因は、彼の持つ継続力(ステイング・パワー)にあると言われる。
   失敗に懲りず、疲れることを知らず、成功するまであきらめないトーマスの継続力はパワーを生み出した。
   白熱電球、蓄音機、電話・・・・こららの偉大な発明は、トーマスの持つ持続力の成果といっていいだろう。
   ⇒ 継続力=コツコツつみあげる 私の大好きなことだ。共感する。

  一見一般人には変人と見られたかもしれないエジソン。その継続力とバイタリティーはすさまじいものを感じる。
  まさに現代にもその名残があるのだから・・・すごい。

  スピードと効率化を求められる昨今。自分も含め若い子供たちがどう育っていくのか? 継続的に粘り強くでき
  あがるものの良さを大切にしていきたいものですね。
   

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