長い連休GWが今日で終わりました。いつも思うのですが、大好きな映画が終わる瞬間に
似ています。なんだか寂しい感じ。でもまた次に出会えることを思う気持ち。
② 弾言 成功する人生とバランスシートの使い方 小飼 弾 山路達也著 アスペクト
とうとう読みました。BOOKLOVERSに何度も登場しておられる小飼さん、とっても面白い
トークと月500冊くらい送られてくる本を読んで、書評もされているという私から見ると
スーパーマン
トークもそうですが、弾言にも書いてあるように、読んでいて気持ちがいい。なんだか
さっぱりした気持ちになります。はまりそうな予感。勝間和代さんと仲が良いこともあり
お2人やはり共通したところがありますね。
さて中身ですが、自分を会社の決算書にするとどんなイメージになるか?もっともっと
よくわかるというところから始まり、弾言がスパスパと始まっていく・・・すごい。
第1章 ヒト part1
自分という会社を立て直すということ
それにはカネ以上に時間を効率的に使うことが重要であること
読書は最強の武器となるということ
情報に飢えることで得るものがあるということ
現在の自分を正確に知ること
などなど
第2章 カネ
カネの役割:相互のコミュニケーションをシンプルにするツールであること
その一方暴走しているカネ
自分の収支をバランスシートを使って考える・・・・質を見極めることの重要さ
人と人を結ぶカネ
また一方よどむカネ:カネが必要な人にカネが回らないという問題の深刻化
などなど
第3章 ヒト part2
ご自信の経験弾?から始まり人と人とのネットワークの役割
衝突断面積の定義・・・おもしろい
人付き合いのパラダイム転換が起こっている話
少・密→多・疎へ
利益の方程式→人付き合いの方程式のアナロジー
「心」で受け取る報酬:心理報酬の話
などなど
第4章 モノ
モノは増やせない、石油がなくても自然破壊が起こる?
そして究極のリサイクルの話:あらゆるゴミが資源に?
世界のトレンドが
カネ=モノ+ヒト: カネ≒モノ→カネ≒ヒト になっている話
「新しいカネの法則」の話
いつの間にか見つかる・・・・最も重要なもの、何が正しいかでなく、何が残るか?
It's not what is right, it's what is left.
でまとめられている。
まだまだまだまだ色んな話(弾言)をお聞きしたい、読みたい気分。
大好きな映画が、とうとう終わりを向かえ少し寂しい気分
でも次に会える時を楽しみにする気分にさせられました。
そう、GW最終日にぴったりの本だったような気がします。