2011年12月31日土曜日

2011年よ!さようなら、こんにちは2012年。

今年は色んなことがありました。

なんといっても

中国へ100日行ったこと、私の人生の中でも思い出になると
思います。

そして、2012年も色んな国へ行ってみたいと思います。

そして、色んな本とも出会いたいと思っています。

by Kuma

12月の読書 14冊 2011は311冊でした。



12月は14冊の本と出合いました。来年も沢山の本に出会いたいと
思います。


そして、


2011年出会った本は 311冊でした。目標の500冊からは未達でした。


来年2012年は無理せず、1日1冊の本に出会いたいと思っています。










期間 : 2011年12月
読了数 : 14 冊
本田宗一郎からの手紙―現代を生きるビジネスマンへ (文春文庫)
片山 修 /  文藝春秋 (1998-03)
★★★★★ 読了日:2011年12月31日
今の時代を本田宗一郎さんが見たらどう思われるだろうか?


やっぱり、かつ、を入れられるのだろうか?


日本のものづくりの原点


そして、色んな立場で迷っている人たちへの
メッセージが書かれている。
高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人 (小学館101新書)
勝間 和代 /  小学館 (2011-02-01)
★★★★☆ 読了日:2011年12月29日
勝間さんの著書は、やはり面白い。1つ前の著書になるが、


遅ればせながら拝見してみた。


頭のいい人とはどんな思考なのか?


決して真似はできないのかもしれないが、その分析を勝間さん
は丁寧に進めてくれている。
秋山真之―日本海海戦の名参謀
中村 晃 /  PHP研究所 (1999-03)
★★★★☆ 読了日:2011年12月29日
今回NHKの大河ドラマでも放映されていた「坂の上の雲」


この話を客観的に知りたいために、ほかの本を読んでみた。


戦争は肯定はしないけれど、その当時の日本人は凛として
いたのではないだろうか?
果心居士の幻術 (新潮文庫)
司馬 遼太郎 /  新潮社 (1977-10)
★★★☆☆ 読了日:2011年12月21日
今のように、メディアやインターネットがない今、いち早く情報を正確に


得ることが命となる。そんな役割を行なった忍者。まさに幻術のような
闇の人たちであったのだろう。当時に戻ってみたくなる。人に伝えられ
どんどん幻想化されていくところが興味深い。
夏草の賦 [新装版] 下 (文春文庫)
司馬 遼太郎 /  文藝春秋 (2005-09-02)
★★★★☆ 読了日:2011年12月20日
(上)に続き、長曾我部元親の生き様が描かれている。


信長に攻められようとしている時に、起こった本能寺の変
そして、そこから運命が変わっていく。豊臣秀吉との出会い
そして、客観的に時代を見ることにより、歴史が学べる
ところも興味深い。


やはり司馬遼太郎作品は面白い。
まじめの罠 (光文社新書)
勝間和代 /  光文社 (2011-10-18)
★★★★☆ 読了日:2011年12月18日
久々に勝間和代さんの著書を拝見しました。久々なので勝間節


に接することができてよかったと思います。
人間力を伸ばす珠玉の言葉―箴は鍼なり
渡部 昇一 , 中山 理 /  モラロジー研究所 (2011-12)
★★★★☆ 読了日:2011年12月17日
まさに先輩からのメッセージ。本を読むことの大切さ。先人の


深い意味の言葉及び解釈を教えてくれる。
そして日本の若者達へのメッセージ。
夏草の賦 [新装版] 上 (文春文庫)
司馬 遼太郎 /  文藝春秋 (2005-09-02)
★★★★☆ 読了日:2011年12月12日
四国を平定する長曾我部元親、そこを取り巻く歴史が物語として


動いていく。明智光秀、織田信長、客観的に歴史を見ることの
面白さを教えてくれる。司馬遼太郎さんの著書は面白い。
関西人の正体 (小学館文庫)
井上 章一 /  小学館 (2003-08)
★★★☆☆ 読了日:2011年12月12日
著者はバリバリの関西人である。私も育ちは関西(枚方)の出身で


ある。だから、関西人の正体を紐解いていくと「そうそう」とうなづく
ところは多い。
日本人と日本文化 (中公文庫)
司馬 遼太郎 , ドナルド キーン /  中央公論社 (1996-08)
★★★☆☆ 読了日:2011年12月10日
司馬遼太郎さんの作品は今も多くの人たちに読まれ愛されている。


かならずしも、正確ではないかもしれないが、そこには愛される要素が
込められているからであろう。


そして、対談集にはその想いなどが語られる場面があるので、とっても
興味深いと私は思う。
堀江 誠二 /  朝日新聞社 (1994-12)
★★★☆☆ 読了日:2011年12月10日
驚いた。吉本興業ってかなり歴史が深いのである。


吉本新喜劇をみてた頃を思い出すが、もっともっと昔から
存在しているのである。
日本の問題
ピオ・デミリア /  幻冬舎 (2011-10-26)
★★★★☆ 読了日:2011年12月7日
著者はイタリア人。3/11に起こった震災以降起こったことを、客観的に


見て、実情をレポートしている。


目次もなく


切迫感を感じるのは私だけであろうか?
峠 (下巻) (新潮文庫)
司馬 遼太郎 /  新潮社 (2003-10)
★★★★☆ 読了日:2011年12月4日
司馬遼太郎さんの作品、幕末から明治維新にかけては大好きだ。


この作品は、当時の英雄の影に隠れた一人の武士としての逞しい
話なのだ。
大盗禅師 (文春文庫)
司馬 遼太郎 /  文藝春秋 (2003-02)
★★★★☆ 読了日:2011年12月4日
司馬遼太郎さんの作品は安心して読める。


これは、関が原で徳川が政権を握っていく、そして、最初のころの
裏話である。


ほんとのような感じがするから不思議だ。

読書(311)★★★★★ 本田宗一郎からの手紙 片山修編


【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。今年もあと数時間となりました。
 
 日本は大きな災害にあい、今年はあまりいい年では
 ありませんでした。

 しかし、みな、がんばっている日本のよさが出てもいるのでは
 ないでしょうか?

 今年最後の書評です。
 

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今年も1年無事にすごせて「よかった」

【本の紹介】
  (311) 本田宗一郎からの手紙 片山修編 文春文庫
 
本田宗一郎からの手紙―現代を生きるビジネスマンへ (文春文庫)本田宗一郎からの手紙―現代を生きるビジネスマンへ (文春文庫)
片山 修

文藝春秋  1998-03
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 【本の構成】
  はじめに
  第1章  失意のときへの手紙 
  第2章  驕りのときへの手紙
  第3章  自立のときへの手紙
  第4章  仕事のときへの手紙
  第5章  自由のときへの手紙
  第6章  若さへの手紙
  本田宗一郎氏の教え  解説にかえて
  本田宗一郎 略年譜

  という構成となっている。

 【キーワード】
  カリスマ経営者 本田宗一郎さんの言葉   

 【くまの感想】
  今の時代を本田宗一郎さんが見たらどう思われるだろうか?
  やっぱり、かつ、を入れられるのだろうか?

  日本のものづくりの原点

  そして、色んな立場で迷っている人たちへの
  メッセージが書かれている。

  書かれた時期はとっても古いにもかかわらず、
  その古さを感じないのは、

  やっぱり、「ほんものの」の証拠ではないだろうか?


  ■引用メモ■
   和気あいあいの中で「お前はいろいろ失敗もしたが、だけど、
   こんな大きな仕事もしたじゃないか」といってもらえるような
   生き方。これが、充実した人生だと思う。

   ⇒ 本田宗一郎さんは、失敗は大事だとおっしゃっている。
    その中から数少ない成功や、その人の良さができあがる
    とも言っておられる。最近こんなことを言ってくれる上司は
    いないのではないだろうか?

  ■引用メモ■
   忙しいからこそ、その忙しさから抜け出そうとして、苦しまぎれ
   の知恵が創意発見工夫で進歩するんですよ。だから、暇な
   人間は絶対に、ものを考えないね。忙しい人がだいたい発明
   しているんだよ。

   ⇒ この感覚は、わかる気がする。

  ■引用メモ■
   「惚れて通えば千里も一里」という諺がある。
   それくらい時間を超越し、自分の好きなものに打ちこめる
   ようになったら、こんな楽しい人生はないんじゃないかな。
   そうなるには、一人ひとりが、自分の得手不得手を包み
   隠さず、ハッキリ表明する。石は石でいいんですよ、ダイヤ
   はダイヤでいいんです。
   そして、監督者は部下の得意なものを早くつかんで、
   伸ばしてやる、適材適所を配慮してやる。そうなりゃ、
   石もダイヤもみんなほんとうの宝になるよ。

   ⇒ この言葉好きです。

  ■引用メモ■
   日本人の「根性」という意味の理解は、浪花節的な根性
   と解釈しているんじゃないかな。混同してるんだ。
   「根性」というのは、科学的な理論の上に成り立っているんだよ。
   どうしてもこうなるんだという一つの目的があり、それに
   向かって、全身全霊を注ぐというところに「根性」を
   もちたい。観念的なものじゃないんだ。やるといったら
   どこまでもやるぞというのは根性じゃない。

   ⇒ これは身にしみる言葉である。私自身このような
    「根性」のイメージを持ったことがなかったのが正直
    な感想である。


  この他、本田宗一郎さんは、自分だけではない、人とのつながり
  を大切にしないといけないということをしきりに主張しておられる。

  そこに感銘を受けた。

  今年最後の1冊にふさわしい本であった。ありがと。

   

 【著者からのおすすめ本 本つながり】
 

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

2011年12月29日木曜日

読書(310)★★★★ 高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人 勝間和代著


【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、勝間和代さんの著書。
 思えば、2008年に勝間さんの著書をきっかけに読書を始めました。

 丸4年続けられて嬉しいかぎりです。

【本の紹介】
  (310)  高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人 勝間和代著
         小学館101新書

 【本の構成】
  序章  頭がいい生き方のすすめ
  1章   頭がいい人の7つの習慣
  2章   頭がいい人の7つのスキル
  3章   新しい考え方をもたらす7つの視点
  4章   頭をよくする7つの方法
  おわりに
  参考文献

  という構成となっている。

 【キーワード】
  ストリート・スマートとは?   

 【くまの感想】
  勝間さんの著書は、やはり面白い。1つ前の著書になるが、
  遅ればせながら拝見してみた。

  頭のいい人とはどんな思考なのか?

  決して真似はできないのかもしれないが、その分析を勝間さん
  は丁寧に進めてくれている。

  ふむ、ふむ

  と吸い込まれてしまうのである。

  おもしろいのは、

  ちなみに、私は・・・・・・・

  とそこのエリアに入った立場でコメントがあるところが、面白い。
  勝間さんだと不思議と嫌味に感じられない。だって凄いから・・・。

  ストリート・スマートとは?

  紐解いてみませんか?

  ■引用メモ■
   この本は、「頭がいい」といわれている人たちの秘密をまとめた
   本です。

   ⇒ 明らかにご本人もそのセクションに入っていて助言をくれている
     そこが勝間さんらしいので私は面白い。

  ■引用メモ■
   TKKとは、東大、京大、慶應の頭文字でして、この3つの大学の
   医学部は最も受験偏差値が高いところです。そして、そこに入る
   ことができたアカデミック・スマートなお医者さんには、高い確率
   で、打たれ弱い人が多いのだそうです。

   ・・・・ 中略・・・・

   なお、TKK出身でも立派なお医者さんがたくさんいることも、もちろん
   念のため、書き添えておきます。この文章を読んで、「勝間は
   TKKの医者は全部ダメだと言っている」と思ってしまうのが、まさしく、
   ゼロイチ思考なのです。

   ⇒ 私は、勝間さんの「まじめの罠」を読んでまさに少し憤りを感じて
    いました。決め付けるような記載と受け取ってしまったのです。
    でも、もっとやわらかく物事を見ることを日々心がけることにきづき
    ました。でも正直、勘違いする人は多いと思う。損している。

  ■引用メモ■
   学歴に関係なく、実力がみんな発揮できるようになる社会になれば
   ストリート・スマート力を持っていないアカデミック・スマートだけの人
   は淘汰されていくと思います。だからこそ私たちは、アカデミック・
   スマートな人たちがどうやって自分たちの既得権益を守るような
   仕掛けを上手に作っているのか(まさしくこれも、言い訳は
   クリエーティブの仲間ですが)を見抜き、そこに切り込んでいく力
   が必要なのです。ひとりでも多くの方が、この本を読んで、
   「ストリート・スマート」の重要性に気づいていただくことを願って
   います。

   ⇒ 最後の勝間さんの締めくくりに、「納得」。
   

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

読書(309)★★★★ 秋山真之 中村晃著


【今日の出来事】
  みなさん。こんばんは。本日12/29から来月1/4まで休みをいただけ
 うれしい くま です。

 今年は中国によく訪れました。数えてみると100日行っていました。

 私の人生でも記録に残るかもしれません。

 そして、貴重な体験ができたと思っています。
 
 来年に向けて、大掃除など、感謝を込めて実施したいと思っています。



 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今年も無事仕事納めができて「よかった」 

【本の紹介】
  (309) 秋山真之 中村晃著 PHP
 
秋山真之―日本海海戦の名参謀秋山真之―日本海海戦の名参謀
中村 晃

PHP研究所  1999-03
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 【本の構成】
  序章    敵艦、見ユ
  第一章  新時代の夜あけ 
  第二章  明治の青春  
  第三章  海軍兵学校の歳月  
  第四章  日清戦争  
  第五章  アメリカへの留学  
  第六章  作戦の研究  
  第七章  ロシア帝国の動静  
  第八章  赤い夕陽の満洲
  第九章  日本海の大海戦
  第十章  副長と艦長の仕組み
  第十一章 孫文との出会い
  第十二章 残照、映いう
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  秋山真之
  日露戦争   

 【くまの感想】
  今回NHKの大河ドラマでも放映されていた「坂の上の雲」
  この話を客観的に知りたいために、ほかの本を読んでみた。

  戦争は肯定はしないけれど、その当時の日本人は凛として
  いたのではないだろうか?

  日本のために

  今、そんなことをほんとに考えている人はどれだけいるだろうか?

  そんな刺激を与えてくれる題材としてやはり人気が出ているのでは
  ないだろうか?

  そして、対ロシアの強豪 バルチック艦隊を破るための

  参謀の秋山真之が繰り出す作戦・戦略

  「本日、天気晴朗ナレドモ浪高シ」

  有名な言葉の意味など、味わい深いものがあった。

  この本の参考文献を見ると司馬遼太郎さんの作品が載せられて
  いたので、あまり違和感なく物語を進めることができた。

  

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!