2012年12月31日月曜日

12月の読書 17冊

今月12月は17冊の本と出会いました。
来年も沢山の本と出逢いたいと思っています。

2012年の目標は365冊(1日1冊)でしたが、208冊(1日0.56冊)と未達でした。
5年ブログが続いていることはうれしいですが、さらにたくさんの本と出合いたいと
思っています。



期間 : 2012年12月
読了数 : 17 冊
働く、ということ ―十九歳で社長になった重度障がい者の物語―
佐藤仙務 /  彩図社 (2012-11-22)
★★★☆☆ 読了日:2012年12月31日
私はこの本を読んで驚いた。それは障害を持つ著者がなんと

  前向きだからだ。
“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事
小暮 真久 /  日本能率協会マネジメントセンター (2009-03-21)
★★★★☆ 読了日:2012年12月29日
この表題を見て、気になりついつい手にとってみた。やはり
表題って大事なのだ。TFTのビジネスモデルは興味深い。
ノートは表(おもて)だけ使いなさい~超人気メモ・ノートを開発したノートのプロが教える情報活用術~
石川 悟司 /  フォレスト出版 (2009-03-23)
★★★☆☆ 読了日:2012年12月27日
表題の 表(おもて)の意味と中味の関係が「?」
でも 私はこの手の本が大好きだからついつい手に
  とってしまう。
希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く (ちくま文庫)
山田 昌弘 /  筑摩書房 (2007-03)
★★★★☆ 読了日:2012年12月24日
この本は2004年に書かれている。今その状況は継続している
ように思う。希望格差社会、それは次の世代を担う日本の若者
  にとって乗り越えないといけないことなのかもしれない。
名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)
鈴木 康之 /  日本経済新聞出版社 (2008-07)
★★★☆☆ 読了日:2012年12月22日
何気に見ている コピー その名作は考えつくされたもので
あることがよくわかった。そして、著者はとっても文章が好き
  なのだということがよーくわかる。
「デキる人」の脳
ノア・セント・ジョン /  三笠書房 (2009-07-07)
★★★★☆ 読了日:2012年12月22日
本当なのだろうか? やってみようかな? と思ううちに
忘れてしまうかもしれない。訳者の本田直之さんはそこを
  ズバり最初についている。興味深い本だ。
媚びない人生
ジョン・キム /  ダイヤモンド社 (2012-05-25)
★★★★☆ 読了日:2012年12月21日
 前から気になっていたこの本。やっと出会うことができた。
若者たちへのメッセージであるが、40代の私にも響くことが
  ある。
世界一わかりやすいマーケティングの教科書
宮永 博史 /  中経出版 (2011-09-17)
★★★★☆ 読了日:2012年12月20日
とってもわかりやすい。何度も読みたい本だ。
この本を読むと正解はないということも同時にわかる。
ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業
ヤンミ・ムン /  ダイヤモンド社 (2010-08-27)
★★★★☆ 読了日:2012年12月20日
マーケターとはどうあるべきか?
とても参考になった。
続・大人の流儀
伊集院 静 /  講談社 (2011-12-12)
★★★★☆ 読了日:2012年12月20日
前回の作品も印象的であったが、今回の作品も続いて印象的。
そして、やっぱり最後の 星 という項目がとってもいい。
「非常識に儲ける人々」が実践する図解 成功ノート (知的生きかた文庫)
起業家大学 /  三笠書房 (2006-06)
読了日:2012年12月15日
神田昌典さんの作品はとっても面白い。ついつい読んでしまう。
成功ノート これを読むと人生が変わるのか?
成功する男はみな、非情である。 (だいわ文庫)
角川 いつか /  大和書房 (2007-12-10)
★★★☆☆ 読了日:2012年12月13日
作者のご経験に基づく「成功する男」の定義。
正しいのかどうかはよくわからないが・・・面白い観点であることは
  確かだ。
かもの法則 ―脳を変える究極の理論
西田 文郎 /  現代書林 (2009-07-14)
★★★☆☆ 読了日:2012年12月12日
まさに陽転思考の考え方と合致する。かもにはいろいろな
かもがある。どんな「かも」を取り入れられるか?

脳からストレスを消す技術
有田 秀穂 /  サンマーク出版 (2008-12-16)
★★★☆☆ 読了日:2012年12月8日
興味深い。涙を流すことがとってもストレス解消にいいという
ことをみな本能的に知っている。

  この本を読むと詳しく教えてくれる。
一流の男、二流の男
里中 李生 /  三笠書房 (2011-10-13)
★★☆☆☆ 読了日:2012年12月6日
ついつい題名に惹かれて、手にとってしまった。
男の観点で一流・二流を論じているけれど、これ本当なのか?
この国を出よ
大前 研一 , 柳井 正 /  小学館 (2010-09-29)
★★★★☆ 読了日:2012年12月5日
とっても興味深い本である。日本の政治家たちよりもよっぽど
日本のことを考えてくれており、共感できる部分があるのだ。
AKB48の言葉が教えてくれること
方喰 正彰 /  あさ出版 (2012-10-25)
★★★★☆ 読了日:2012年12月3日
AKB48の言葉。私はAKB48はなぜ人気があるのだろう?と思い
その理由について考え続けている。そして、その答えの1つがこの
  著書に書いてあるような気がする。

読書(208/365)★★★ 働く、ということ 佐藤仙務著

【今日の出来事】
 みなさん、こんにちは。
 今年最後の読書ブログとなりました。
 
 今年は208冊の本と出逢うことができました。
 うれしい限りです。

 目標の1冊/日が0.56冊/日と未達でしたが、
 得られるものが多かったと自己満足してます。

 来年も1冊/日を目指そうと思っています。
 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今年も健康に過ごすことができて「よかった」


【本の紹介】

 本が好き!からの抽選献本に御礼!!

208/365) 働く、ということ 佐藤仙務著

働く、ということ ―十九歳で社長になった重度障がい者の物語―働く、ということ ―十九歳で社長になった重度障がい者の物語―
佐藤仙務

彩図社  2012-11-22
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【本の構成】
  はじめに

  第1章 仙拓という変わった会社
  第2章 僕が会社を作るまで
  第3章 仙拓始動!

  おわりに
  仙拓定款
  僕と松元が語るこれからの仕事のこと

  という構成となっている。

【キーワード】
  働くということとは?
  障がい者と社会そして、仕事

【くまの感想】
  私はこの本を読んで驚いた。それは障害を持つ著者がなんと
  前向きだからだ。

  夢がある。そう感じることができる。

  この本を書くだけでも相当な労力がかかるけれど
  夢を持って楽しく書いているのが伝わってくるのだ。

  今、著者を含む二人の若き青年が立ち上げる会社

  「仙拓」

  がむしゃらに前向きに、そして夢を持っているのだ。

  なんとも驚いた。

  ■引用メモ■
   僕が起業したのは19歳のときである。19歳のときに、
   松元を誘って2人で仙拓を立ち上げた。このように
   話すと、多くの人から「なぜ、わざわざ会社なんて
   やるの?」と聞かれることがある。
   その答えは簡単だ。

   「他に働くところがなかった」からである。

   ⇒ この本はこんな始まりなのだ。しかも若き青年2人
    が実際に実現しているのだ。

  ■引用メモ■
   実際に会社を運営してみて、これからやっていきたいこと、
   そして仙拓(会社名)の方向性がはっきりと見えてきた
   気がする。
   僕の夢は、仙拓を障がい者が当たり前のように働ける
   会社にしたいというものだ。

   ⇒ あまりにも明確な「夢」。なんともスッキリするのは
     私だけであろうか?

  ■引用メモ■
   インターネットはバリアフリーの世界だ。文字や言葉
   写真などを通して世界とつながることができ、そこには
   無限大の夢が広がっている。

   ⇒ 著者もインターネットの存在が大きいという。そう
     この青年2人もスカイプで連絡を取り合っている。
     そして、スカイプで講演もするというくだりがある。

  ■引用メモ■
   執筆にあたって、僕には1つ決めていたことがありました。
   それは単なる「障がい者のドキュメンタリー本」としてでは
   なく、あくまで、タイトルである「働く、ということ」をテーマに
   執筆をし、今の日本にどこか欠けている「働くことの本当の
   意味」を問いかける内容にしようというものです。

   ⇒ 今の日本にどこか欠けている「働くことの本当の意味」
     この言葉はとっても印象に残った。同感なのだ。

  この二人の青年には世界を駆け巡るビジネスまで展開して
  欲しいものだ。
  夢が明確、なんともすがすがしいではないか。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

2012年を振り返って

みなさんこんにちは。

今日は大みそか、年末の大掃除に励んでおられるのでしょうか?

我が家は、3日計画を掲げ、今日はラスト1日、最終仕上げ段階へと

突入しました。

今、長女(小5)の勉強を見ながらこのブログを書いています。



【今年2012年】

 ① 仕事の海外出張

   中国:90日,韓国:80日,日本:90日

   貴重な仕事の経験を得ることができました。仲間も沢山増えました。
   仕事の成果も順調。来年2013年も継続して取り組みたいです。

 ② 趣味の読書

    1日1冊の目標に対して、1日0.56冊(207冊)未達
    読書ブログは5年継続できて「よかった」
    やはり楽しみながら進めたい。

 
【2013年】

  ① 海外出張での仕事の経験の継続。
    そろそろ中国語を覚えていく。今はティンブドン

  ② 趣味の読書
     1日1冊にこだわる。(2012年実績 0.56冊/日と惨敗)
     読書ブログの継続   (これは5年続いている)
     沢山の人に見もらう  (1日100クリック *現状0~10クリック/日)

  ③ 仕事・私事の効率化探索
     アナログツール(モレスキンノート)
     デジタルツール(パソコン・スマフォ・タブレット)
     いかに効率できるか?常に探索する。

  ④ 体重減 
     この課題は体重よりも重い。どうするか?
     一歩ずつ。

  ⑤ 長女の受験へのアシスト
     楽しく受験勉強に取り組んでもらいたい
     彼女の夢 「薬剤師への道」をアシストしてあげたい。

 by Kuma

2012年12月29日土曜日

読書(207/365)★★★★ 「20円」で世界をつなぐ仕事 小暮真久著

【今日の出来事】
 みなさんこんにちは。
 昨日が仕事納めでした。職場のメンバーと一日反省会、来年の目標を
 議論し、飲み会を実施しました。
 仕事仲間っていいなと思いました。

 今日から、冬休み 我が家は3日に分けて大掃除を実施します。

 今日29日 : 台所・窓ふき(内側)・庭の掃除・外壁の苔とり
 明日30日 : お風呂・トイレ・窓ふき(外側)・パソコンまわりのほこりとり
 明後日31日: 予備日 気づいたところ

 3日に分けるとムラもなくなり、疲れも分散されます。

 そして、いい年を迎える準備をしてます。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 昨日で仕事納め、今年も健康で仕事もモチベーションを維持できたので

  「よかった」

【本の紹介】
(207/365) 「20円」で世界をつなぐ仕事 小暮真久著

“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事
小暮 真久

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【本の構成】
  はじめに
  第1章  TFTのビジネスモデルと苦難の創業期

  第2章  世界最高峰のコンサル会社からNPOへの転身
         戦略コンサルタント時代に学んだ究極の問題解決法
         僕が自分の「想い」を見付けるまで  
  第3章  社会企業にビジネススキルをいかす
         Purpose[目的・達成目標]
         Partnering[提携]
People[組織・人事]
Promotion[宣伝・広報]
Profit [利益・成果]
  
  終章   「しくみ」と「想い」が大きなつながりをつくる
  おわりに

  という構成となっている。

【キーワード】
  TFTとは?
  「20円」で世界をつなぐとは?

【くまの感想】
  この表題を見て、気になりついつい手にとってみた。やはり
  表題って大事なのだ。TFTのビジネスモデルは興味深い。

  NPO法人ってあまり知らない人が多い。私もその一人である。
  驚いたのは、やはり利益活動を実施しているということである。

  もちろん一般の企業とは形態が異なる。

  そう、そんなことを著者の取り組みをもとに知ることができる
  のだ。マッキンゼーに勤務していた著者がなぜこのビジネスを
  開始したのか? 興味深いところである。

  ■引用メモ■
   日本では、社会事業というと、正義感の強い人が集まって
   手弁当で行う善意のボランティアや左翼系の思想活動の
   ように思われがちですが、それは正しくありません。確かに
   そういった団体や活動があるのも事実でしょう。でも、
   僕のやっている社会事業は、あくまでビジネス=仕事
   なのです。

   ⇒ 今更ながらこのコメントには驚いた。そして、こう続く

  ■引用メモ■
   僕はこの本を通じて、一般の企業で働くことも、社会事業
   を行なう団体で働くことも、単なる職種の違いでしかない
   ということを、ちゃんと説明していきたいと思います。

   ⇒ これは興味深い。はっきり言って何もしらない。

  ■引用メモ■
   企業や商品の価値を高めてマス・セールスに結び付ける、
   というのがこれまでの一般企業のブランディングでした。
   商品・サービスの供給者側によって戦略的に行われる
   この手法が社会事業にも有効かと言われれば、ちょっと
   懐疑的な部分があります。というより、これからはあらゆる
   世界において、「つくられたブランド」の権威が失墜していく
   そんな気がしているのです。

   ⇒ これは興味深いコメントだ。ブランディングがどうなって
     いくのか?本当に「つくららたブランド」の権威がなくなって
     いくのか?これを考えること重要と思うのだ。

  ■引用メモ■
   変革は決して焦ってはいけません。
   1ミリずつゆっくりと、望ましい方向に変えていかねばならない。
   そのために必要なのが、多くの人の小さな力を、継続的に
   集めていくしくみなのです。
   そして、そういうしくみがたくさんできればできるほど、社会が
   変わる速度は早くなっていくのです。

   ⇒ これはこの本のテーマ以外にも活用できる言葉だと感じます。
    個人的にはコツコツ変革していく作業好きだ。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

『著者からのおすすめ図書』
 
貧困の終焉―2025年までに世界を変える貧困の終焉―2025年までに世界を変える
ジェフリー サックス Jeffrey D. Sachs

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2012年12月27日木曜日

読書(206/365)★★★ ノートは表だけ使いなさい 石川悟司著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。もう年末ですね。
 私は今日は私用のため、休日をいただきました。28日は仕事納め
 今年の締めくくりです。

 いやぁ。今年も沢山海外に出張しました。

 中国:90日
 韓国:80日
 
 計170日でした。1年は52週 中5日とすると260日あるわけですが、
 170/260海外で過ごしたということですね。

 仕事とはいえ、いい経験をさせていただいております。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 明日で仕事納め、元気に過ごせて「よかった」


【本の紹介】
(206/365) ノートは表だけ使いなさい 石川悟司著

ノートは表(おもて)だけ使いなさい~超人気メモ・ノートを開発したノートのプロが教える情報活用術~ノートは表(おもて)だけ使いなさい~超人気メモ・ノートを開発したノートのプロが教える情報活用術~
石川 悟司

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【本の構成】
  はじめに
  プロローグ できるビジネスパーソンの情報活用術とは?
         ~仕事を「見える化」することで効率が10倍アップする

   1 「仕事のノート」と「学生のノート」は違う
   2 なぜ、ノートに「見える化」が重要なのか?
   3 「自分との約束」と「人との約束」を守ろう
   4 今すぐ、パソコンのメモ機能を使わないようにしよう!

  第1章 これであなたもできるビジネスパーソン
     ~誰も教えてくれなかったメモ・ノート術の基本をマスターしよう~  
   1 なぜ、メモやノートが最低限のビジネススキルなのか?
   2 ビジネススタイルを変える方法
   3 なぜ、電話のメモが超重要なのか?
   4 人間関係が良くなるノートの使い方
   5 なぜ、あなたは「会議」が苦手なのか?
 
  <コラム> ~愛用アイテム<パーカーの万年筆>~  

  第2章 ライバルに差をつけるための3つの方法
       ~発想・アイデアを生むノート術~
  
   1 すべてのビジネスパーソンに必要なこと
   2 イシカワ流 思考を現実化する方法
     第3章 なぜ、ノートで仕事もプライベートもうまくいくのか?
       ~できるビジネスパーソンの時間を生む技術~
   1 なぜ「スキマ時間」の仕事が重要なのか?
   2 最少の時間で最大の成果を出す方法
   3 「スキマ時間」の見つけ方
   
   <コラム> ~時間を短縮する愛用アイテム
            <ライツのペーパーホルダー>~

  おわりに

  という構成となっている。

【キーワード】
  ノート術

【くまの感想】
  表題の 表(おもて)の意味と中味の関係が「?」
  でも 私はこの手の本が大好きだからついつい手に
  とってしまう。

  それは、今私が活用している方法に何か取り入れる
  要素があるかどうか?の判断をしたいということ。

  それにつきるのだ。

  私はメモが大好きだ。と言っても仕事の場面での
  活用が大半である。

  普段の仕事以外の私事方は意外とノートを使っていない。
  それは、それで課題がある。

  しかし、残念ながら、この本から取り入れたいものは
  なかった。でも、この手の本を読むのが大好きだ。

  だって自由なのだ。自分のやり方を見つければいい。
  そう正解はないのだから・・・・・

  よく出てくるキーワードが

  「見える化」と「整理」

  この辺は大納得。

  著者はノートづくりに生きがいを持っておられる。
  そう、楽しそうなのだ。それが伝わってきてとっても
  うらやましく思った。




出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

2012年12月24日月曜日

読書(205/365)★★★★ 希望格差社会 山田昌弘著

【今日の出来事】
 MerryXmas
日本人は不思議ですね。クリスチャンでもないのにクリスマスで
 お祝いをする。
 
 お祭りが好きなのでしょうかね?
 我が家も、ケーキ、夜は鳥の手羽を食べました。

 今年もあと少しになりました。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 日本での家族とのクリスマスが過ごせて「よかった」


【本の紹介】
(205/365) 希望格差社会 山田昌弘著

希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く (ちくま文庫)希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く (ちくま文庫)
山田 昌弘

筑摩書房  2007-03
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【本の構成】
  はしがき  先が見えない時代に
  
  1  不安定化する社会の中で
  2  リスク化する日本社会 現代のリスクの特徴
  3  二極化する日本社会  引き裂かれる社会
  4  戦後安定社会の構造  安心社会の形成と条件
  5  職業の不安定化    ニューエコノミーのもたらすもの
  6  家族の不安定化    ライフコースが予測不可能となる
  7  教育の不安定化    パイプラインの機能不全
  8  希望の喪失       リスクからの逃走
  9  いま何ができるのか、すべきなのか

  文献目録
  あとがき
  解題にかえて 文庫本あとがき

  という構成となっている。

【キーワード】
  希望格差社会とは?
  リスク化と二極化


【くまの感想】
  この本は2004年に書かれている。今その状況は継続している
  ように思う。希望格差社会、それは次の世代を担う日本の若者
  にとって乗り越えないといけないことなのかもしれない。

  著者は大きく2つに要因分析を行う。

  そう、

  リスク化

  と

  二極化

  これに尽きる。今起こっている現象が日本にとっていいことなのか?
  変革が起こる前の初期症状なのか? それは誰にもわからない。

  でも今起こっていることは確かなのである。

  それを知ることは重要でこの本はそれを教えてくれるのである。

  ■引用メモ■
   若者へのインタビュー調査を行っている時、国民年金の掛け金を
   払っていないフリーター(30代前半、男性)に出会った。そこで、
   老後の生活はどうするつもりかと聞いたら
   「5年後の生活の見通しも立たないのに、50年後の生活の心配
    ができますか」と言われてしまった。

   ⇒ この言葉が非常に印象的なのだ。実際の声なのだ。

  ■引用メモ■
   日本社会は、将来に希望がもてる人と将来に絶望している人に
   分裂していくプロセスに入っているではないか。これを私は
   「希望格差社会」と名付けたい

   ⇒ まさに今も起こっている実感がある。

  ■引用メモ■
   現代日本社会では、生活に対する「保証」が急速に失われ
   つつある。学歴をつければ大丈夫、大企業に入れば大丈夫、
   結婚すれば大丈夫とは言えなくなっている。生活のあらゆる
   領域にリスクが広がる状況、これをリスク化と呼ぶことにする。
   それは、戦後日本が築いてきた安心社会の終焉でもある。

   ⇒ 少し怖くなってくるがこれは、事実。受け止めねばならない。

  ■引用メモ■
   現在、もっともリスクが高い労働者である「フリーター」や
   失業者は、まとまって行動することはできない。なぜなら、
   前述したように、現代の普遍化したリスクは、特定の人々
   に集中的に生じるのではなく、確率的に「ふりかかる」もの
   だからである。

   ⇒ なるほど。確率的に「ふりかかる」リスク。考えると
      これほど恐ろしいものはない。

  ■引用メモ■
   うまく行かないのは、本人たちの責任とはいえない。本書
   で論じたように、リスク化、二極化しているなかでの社会
   変化に制度がなかなか追いつかない。その結果、やる気
   が失われる若者が増え、希望格差が発生している。

   ⇒ あとがきより、抜粋。本書の肝とも言えるセンテンス
     である。

 私は、この本を読んで、今もなお継続してこの現象が加速している
 ことを実感するとともに、10年後には日本の社会が大きく変貌する
 危機を感じ、不安となる。古い体質の日本企業。今、色んな企業が
 窮地に追い込まれている。どのように乗り越えるか?ぜひとも考え
 ともに歩んでいきたい。



出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

2012年12月22日土曜日

読書(203/365)★★★ 名作コピーに学ぶ 読ませる文章の書き方 鈴木康之著

【今日の出来事】
 今日の3冊目のご紹介は、読ませる文章の書き方。


【本の紹介】
(203/365) 名作コピーに学ぶ 読ませる文章の書き方 鈴木康之著


名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)
鈴木 康之

日本経済新聞出版社  2008-07
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【本の構成】
  はじめに 文章への入り口
         文章は書くものではない
         読んでもらうものである

  第一部  話の中身
         読む人のために、自分のために
         ソントクで書く

  第二部  表現の方法
         気持ちで書けば
         ちゃんと伝わる

  第三部  話の見つけ方
         書き上手になろうと思うな
         聞き上手になれ

  第四部  発想の方法
         人と同じことを思い
         人と違うことを考えよ

  第五部  基本は説明力
         モノ、コト、ココロ
         万事、説明の世の中

  第六部  勉強の方法
         いい文章は
         幕の内弁当のようである

  出典について
  コピー作品の組みについて

  という構成となっている。

【キーワード】
  読ませる文章とは?


【くまの感想】
  何気に見ている コピー その名作は考えつくされたもので
  あることがよくわかった。そして、著者はとっても文章が好き
  なのだということがよーくわかる。

  文章を書くって面白いことだ。
 
  私もこうやってブログを書いているわけであるが、この本を
  読むとまだまだだ。ただ、楽しく書いているのは書いている。

  そして続けている。

  みんなに読まれるブログになるといいな。

  ■引用メモ■
   文章を書くということは、それを読んでくれる人とのゲーム
   です。ずばりトクする情報、ソンする警告だけでなく、「なる
   ほどもっともだ、それは道理だ」と納得させる言葉も人を
   捕えます。

   ⇒ 面白い表現である。人を捕まえるという個所が面白い。

  ■引用メモ■
   言うまでもなく読む人を楽しませるための書き方なのですが、
   こういう作品を読んでいると、じつは書いている本人がいちばん
   楽しんでいるのではないかと思えませんか。そうなんです、
   いちばんは本人なんです。

   ⇒ 納得である。楽しく書く文章っていいな。と思うし、読んでいて
     吸い込まれていくのだ。

  ■引用メモ■
   一節一義

   ⇒ いいな。この言葉。肝に銘じたい。

  やっぱり文章を書くっていいなと思う反面、色々課題がある。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

読書(204/365)★★★★ デキる人の脳 ノア・セント・ジョン著 本田直之訳

【今日の出来事】
今日の2冊目のご紹介は、デキる人の脳の話。


【本の紹介】
(204/365) デキる人の脳 ノア・セント・ジョン著 本田直之訳


「デキる人」の脳「デキる人」の脳
ノア・セント・ジョン 本田 直之

三笠書房  2009-07-07
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【本の構成】
  訳者のことば  成功する人の「脳のしくみ」が
            一冊でわかってしまう! 本田直之

  1  三%の人だけが知っている「脳」と「心」の活かし方
  2  ステップ1
      頭のいい人が習慣にしている「脳を元気にする質問」

  3  ステップ2
      あなたを大きく成長させる「マインドの高い人々」

  4  ステップ3
      毎日をラクに、生産的に過ごす「5つのしくみ」

  5  ステップ4
      脳の力を高める「オフタイム」のつくり方・使い方

  6  ステップ5
      人間関係のストレスを減らす「シンプルな考え方」

  7  ステップ6
      本当に大切なものを手に入れる「ノーと言える力」
  
  8  ステップ7
      デキる人が実践している「脳を熱中させる方法」
  おわりに

  という構成となっている。

【キーワード】
  デキる人の脳って?

【くまの感想】
  本当なのだろうか? やってみようかな? と思ううちに
  忘れてしまうかもしれない。訳者の本田直之さんはそこを
  ズバり最初についている。興味深い本だ。

  私はこの意見に賛成である。

  意見ではないか。この現象にか。

  不思議なことを感じることがたまにある。
  科学的ではない想いが叶うことがある。

  もうだめだと思っても粘ると変わることがある。

  そうでもないときもあるが・・・・


  自分の考えをどうとらえるか?
  そこで物事の取り組み方が変わってくるのだ。

  ■引用メモ■
   この本で、脳の中にひっそりと隠れている、あなたを
   成功から遠ざけようとしている「怠けグセの要因」を、
   すべてきれいにとり除くほうが大切です。

   ⇒ 怠け癖の要因 あるある。

  ■引用メモ■
   頭の中にはこの「やってみよう」と「やめておこう」の
   天秤があって、いつ何を思いついたとしても、得られる
   「利益」と「代価」を、絶えず秤にかけているのです。

   ⇒ いつのまにかやっていることに今更ながら気づく。

  ■引用メモ■
   マイナスの質問が自分の悪い点に注意を向けさせる
   のに対して、プラスの質問はいい点に注意を向けさせ
   てくれます。このプラスの質問を、私は
   「アフォーメーション」と名づけました。

   ⇒ 本田さんの著書にこの「アフォーメーション」は
      よく出てくる。プラスの質問 私も好きだ。

  ■引用メモ■
   本当にハッピーなのは、自分が「こうなりたい、こんな
   生活をしたいと望むことが現実になる」ことです。

   ⇒ アフォーメーション実践してみたくなる。

  人生を歩んでいるといくつか不思議なことが起こることが
  ある、偶然なのか?必然なのか? 不思議だ。

  

出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!