2012年12月21日金曜日

読書(202/365)★★★ 媚びない人生 ジョン・キム著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。先ほど日本に帰宅しました。
 今週も仕事とはいえ、中国でいろいろ体験できました。
 今年最後の中国出張でした。ありがと。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今年最後の中国出張、色々体験できて「よかった」


【本の紹介】
(202/365) 媚びない人生 ジョン・キム著


媚びない人生媚びない人生
ジョン・キム

ダイヤモンド社  2012-05-25
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【本の構成】
  はじめに
  プロローグ
  第一章  「今」と向き合う
         ~自然体になれる強さを手に入れる

  第二章  自分と向き合う
         ~富士山でなく、エベレストを目指せ

  第三章  社会と向き合う
         ~不可抗力に逆らわず、可抗力の統制に集中する

  第四章  他者と向き合う
         ~絶対不可侵領域を持った自己を育てる

  第五章  仕事と向き合う
         ~超ガラパゴス人材になる

  第六章  人生と向き合う
         ~5年後の計画は立てるな

  第七章  未来と向き合う
         ~純度の高い自分を創る

  おわりに

  という構成となっている。

【キーワード】
  媚びない人生とは?


【くまの感想】
  前から気になっていたこの本。やっと出会うことができた。
  若者たちへのメッセージであるが、40代の私にも響くことが
  ある。

  しかし、若い時に読んだ方がいいのかもしれない。
  これからの時代に必要とされる個人の考え方。

  これまでの企業のシステムとして成り立ってきたことが
  どんどん覆ってきているのを肌身で感じている。

  そんな時にこの本を読むと。

  そのとおりだ。

  と納得してしまうのだ。

  「媚びない人生」

  必要な要素なのだ。

  ■引用メモ■
   周りに評価されたり形容されたりする中で、社会的に
   生きていきやすい自分を作り上げていくのだ。私は
   それを、ペルソナと呼んでいる。

   実は本来の自分というのは、まだ社会性を持っていない
   幼児の自分である。

   ⇒ ペルソナと本来の自分。これを常に見つめ続ける
     ことは重要なのだ。

  ■引用メモ■
   社会では相手がいる。会社や所属する組織がある。
   査定があって、給料がある。ここで家族ができたり
   すれば、もはや自然体の自分など意識していられ
   なくなる。ますます演じる自分に慣れてしまう。不自然さ
   が当たり前になっていく。

   ⇒ これはドキッとする言葉なのだ。

  ■引用メモ■
   実のところ、日本の企業で働く人々に対する私の印象
   は、これほどまでに「従順な羊」が多いのか、というもの
   だった。もちろん、すべての組織を見たわけではない。
   しかし、多くの組織で、ほとんどの人は従順な羊だと
   感じた。

   ⇒ 従順な羊 なるほど。それはそのとおりかもしれない。
     しかし、お隣の韓国は?と聞きたい。

  ■引用メモ■
   8割向けていた他者や社会への視点やアテンションを
   2割に落とす。自分への視点やアテンションを8割に
   する。

   ⇒ これは面白い。媚びない人生の秘訣。

  ■引用メモ■
   理想は、時代の流れや社会、組織の向かう方向と、
   自分の向かう方向が、完全に一直線に並ぶような
   人生をイメージすることである。自分がやろうと
   することが、自分の利益になるばかりでなく、組織
   の利益になり、社会の利益になり、日本の、さらには
   世界の利益になるような未来を創り出すことができ
   れば、大きな存在意義が生まれる。

   ⇒ これは面白い。媚びない人生とこのことがはたして
     一致するのだろうか?少し疑問。

  ■引用メモ■
   全体を統合し、新しい方向性を打ち出すことができる
   人材は、今なお多くない。全体を意識しながら接点を
   つないでいくことのできる人材の存在意義は、ますます
   大きくなっていくだろう。だからこそ、若い人には接点
   を意識してほしい。そして、接点によって新しい文脈を
   創りあげる力を身につけてほしいのだ。それは間違い
   なく、これから必要とされるスキルとなる。

   ⇒ 接点を意識する人材。斬新なイメージだ。感覚的
     にはよくわかる。

  そう著者は若者に対するこれからの人生に対する
  メッセージを投げてくれているのだ。しかし、きっと若者
  でない人が興味を持ったりするのではないだろうか?


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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