みなさんこんばんは。
とっても寒い日が続きますね。
12月に入り、時間が経つのがとっても早く感じます。
まさに
師走
ですね。
今週は珍しく 日本での仕事 うれしく思っています。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今週は日本での仕事、それはそれで充実して過ごせているので
「よかった」
【本の紹介】
(193/365) この国を出よ 柳井正 大前研一著
この国を出よ 大前 研一 柳井 正 小学館 2010-09-29 売り上げランキング : 5874 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
プロローグ もう黙っていられない 柳井正
第1章 <現状分析>
絶望的状況なのに能天気な日本人
第2章 <政治家と官僚の罪>
誰がこの国をダメにしたのか?
第3章 <企業と個人の”失敗”>
変化を嫌う若者だらけの国を「日本病」と呼ぶ
第4章 <ビジネスマンの「稼ぐ力」>
「理想の仕事」探しより「自力で食える」人間に
なれ
第5章 <企業の「稼ぐ力」>
21世紀のビジネスに「ホーム」も「アウェー」もない
第6章 <国家の「稼ぐ力」>
日本再生のための”経営改革案”を提示する
エピローグ 日本を出よ! そして日本へ戻れ 大前研一
という構成となっている。
【キーワード】
柳井正さんと大前研一さん
【くまの感想】
とっても興味深い本である。日本の政治家たちよりもよっぽど
日本のことを考えてくれており、共感できる部分があるのだ。
こんなにいい案があるのに、日本はなぜ突き進めないのか?
何か原因があるのか?
不思議でならない。
お二人はまさに活躍している人たちだ。
だから、提案も生きている。
■引用メモ■ 柳井正さん
今や日本は、世界の荒波の中で、羅針盤も舵も失って
ただ沈没を待つだけの難破船のように見えます。この
まま行けば、日本という国は消えてなくなってしまうのでは
ないか・・・ 僕は本気でそう心配しております。
⇒ この出だしとってもショッキング。でもどんどん先が
読みたくなるのである。
■引用メモ■ 柳井正さん
しかし、こうした状況にあることすら、日本人は気づいて
いないように見えます。僕の目には、今の日本人は、
自分に不都合な情報には耳をふさぎ、戦後日本が世界
に躍り出て急成長した過去の栄光を飽きることなく
リプレイして自己満足し、それがこれからも続いていく
と勝手に思い込んでいる滑稽な国民としか映りません。
⇒ マスコミの影響も大きいのではないでしょうか?
他人のせいにするのはよくないことですが、真実を
知ることも重要だと感じた。
■引用メモ■ 柳井正さん
商売の世界では、昨日言ったことと今日言ったことが
違う人は、決して信用されません。言うこともやることも
一貫していることが大事です。日本の政治家の場合は、
なぜ発言がコロコロと変わることが許されるのか、本当に
不思議です。彼らは、日本の政界では通用しても、それ
以外の場所、とくにビジネスの世界では絶対に生きて
いけないはずです。
⇒ まさにおっしゃるとおり。日本の政治家・そして政党
のマニフェストに対する実績を顧みると憤りを感じる。
■引用メモ■ 柳井正さん
ところで、僕は「サラリーマン」と「ビジネスマン」は違う
と考えています。ビジネスマンは自ら考えて行動しますが
サラリーマンは上司から指示された仕事をこなすだけ。
⇒ この言葉はドキッとします。自分もそのような
サラリーマンの時を感じるからです。上に言うビジネス
マン(ウーマン)になりたいものですね。
■引用メモ■ 柳井正さん
要するに「企業側が何を売りたいか」ではなく、「顧客は
何を求めているか」を追求するのがビジネスなのです。
自分たちがどんなに良いと思える商品を作っても、それ
が顧客の望むものでない限り、独りよがりに過ぎず、
結果にも繋がらないのです。
⇒ これは、身に染みる言葉である。日本の企業では
やはり顧客志向の観点に立っている企業はやはり
強いのだ。ドラッカーも語っていることを忠実に柳井
さんは、実践している。
■引用メモ■ 大前研一さん
現代は手元のパソコンやスマートフォンなどでインター
ネット検索すれば何でもすぐに調べられ、「知識」
自体の価値が相対的に低下しているからです。その
分、深い洞察から答えを導き出すスキルの価値は、
間違いないく上昇しています。
⇒ まさにこれから求められる素養。
はっきり言って、辛口ばかり、それは、日本の未来を
思うからこその発言だからではないでしょうか?
そして、次の世代に残したいメッセージなのだと感じた。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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