2012年7月30日月曜日

読書(132/365)★★★★ オンリー・ミー 三谷幸喜著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、三谷幸喜さんの著書から




【本の紹介】
(132/365) オンリー・ミー 三谷幸喜著 幻冬舎文庫


オンリー・ミー―私だけを (幻冬舎文庫)オンリー・ミー―私だけを (幻冬舎文庫)
三谷 幸喜

幻冬舎  1997-04
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【本の構成】
  第一章  こんな男にだれがした
  第二章  いかすぜ!ナイスガイ  第三章  大演劇論
  あとがき
  文庫版 あとがき
  解説  斉藤由貴
  人物名 さくいん

  という構成となっている。



【キーワード】
  三谷幸喜さん


【くまの感想】
  このタッチ 結構好きかも。


  なんとも正直なのだ。
  お人柄が文章ににじみでているというか・・・


  恥ずかしがり屋な一面もよく伝わってくる。


  とってもユニーク。


  読んでいて楽しくなるのだ。
  (書いてある内容はネガティブなことが多いのだが・・・)


  ■ 引用メモ ■
   よくファミリーレストランで原稿を書く。仕事をするのにここは
   最適の場所だ。
   とにかく長居できるのがいい。それからコーヒーが飲み放題
   というのもうれしい。そしてなんといってもファミリーレストラン
   は、人間観察にはもってこいの場所だ。


   ⇒ 以降 これ以上無愛想な人間はいない。というところから
    説明が始まっていくのだが、とっても面白くて、電車で笑い
    そうになってしまった。


  ■ 引用メモ ■
   ぐっと涙が溢れた。ひしと抱き合う男と男。断っておくが、実際
   こんなシーンが画面に展開されるわけではない。すべては
   こっちの空想だ。しかし「趙雲が戻ってきました」と、事務的な
   報告が画面に出るのを見た時、僕の耳にははっきりと、
   「幸喜様ーっ」
   と叫ぶ趙雲の声が聞こえたのだ。


   ⇒ 何の話? そう、不思議かもしれないが、著者がゲーム
    三国志をやっていてのイメージなのだ。ここまでイメージを
    展開して、このゲームにのめり込めるのがうらやましい。


  ■ 引用メモ ■
   P250の馬鹿としか言いようのない話


   ⇒ ここを見ると、なんだか切なくなる。がんばれ三谷さん。


  やっぱり、ユーモアなのだ。このユーモアがあるからこそ
  楽しい映画が作れたりするのだな。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

読書(131/365) ★★★ リピーターをつくる35のスイッチ 眞喜屋実行著

【今日の出来事】
みなさん。こんばんは。
 暑い日が続きますね。


 夜も暑くて、ずーーーっと扇風機をかけ続けています。
 暑いのが苦手な くま です。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今週も暑くて大変そうですが、夏バテもせずにがんばれているので「よかった」




【本の紹介】


 本が好き!からの献本御礼!

(131/365) リピーターをつくる35のスイッチ 眞喜屋実行著
          同文館出版


お客さまの記憶に残るお店のリピーターをつくる35のスイッチ (DO BOOKS)お客さまの記憶に残るお店のリピーターをつくる35のスイッチ (DO BOOKS)
眞喜屋 実行

同文館出版  2012-07-25
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【本の構成】
  はじめに
  プロローグ リピート店はお客さまと「つながっている」  
  1章  「心」でつながることがすべての土台
  
  2章  意識して取り組んでいるお店が少ない「記憶」のつながり
    PART1 「なんとなく」を具体的にして記憶につなげる「言葉」
    PART2 体で覚えて記憶につなげる「店内の体験」

  3章  「モノ」で物理的につながって、記憶を強化しよう

  4章  「きっかけ」がなければ、すべてのつながりが無駄になる
  
  エピローグ もっと骨太なリピート店になるために


  おわりに

  という構成となっている。



【キーワード】
  リピータを作るには?


【くまの感想】
  まず最初に驚いたのは、ご本人からのメッセージカードが
  添えられていたことだ。印象つけられた。


  そして、読んでいくと、その意味がわかってきた。


  そうリピーターを作るためには、どうすればいいのか?


  そこを考える本なのである。


  ■ 引用メモ ■
   満足したお客さまがリピーターにならないのには、「理由」
   があります。そして、お客さまにリピーターになってもらえる
   お店は、ある「ポイント」を抑えているということです。


   ⇒ ある「ポイント」これは普段受けているサービスの中に
     もよく見られる項目であることが後でわかる。


  ■ 引用メモ ■
   人が他人とちゃんと付き合える人数は、150人が限界
   だそうです。


   ⇒ これは興味深い。どんだけお客様を大切にしたとしても
     この人数150が限界なのだ。


  ■ 引用メモ ■
   2章の PART2 記載の 「意外」をつくる


   ⇒ 店にある「意外」これが人の心に印象づけるのだ。
     でもよく考えると、この「意外」 出会っていることが多い
     ことに気づく。えっ?なんでこの店にこれが?
     というものだ。


  ■ 引用メモ ■
   1つ目は、「心のつながり」。
   2つ目は、「記憶のつながり」。
   3つ目は、「モノでのつながり」。


   ⇒ この3つの項目とっても興味深いのである。私は店を
    始める気はないが、このブログを見てもらうためには
    どうしたらいいか?というものをこのテーマと合わせて
    みて考えてみたいと思ったのである。


  このように、「いかにリピーターを増やすか?」ということを
  テーマとした場合に、楽しめる要素が格段と増えるのでは
  ないだろうか?


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

2012年7月28日土曜日

読書(130/365)★★★ ふぞろいの林檎たち 山田太一著

【今日の出来事】
 本日の2冊目のご紹介は「ふぞろいの林檎たち」


【本の紹介】
(130/365) ふぞろいの林檎たち 山田太一著 新潮文庫


ふぞろいの林檎たち (新潮文庫)ふぞろいの林檎たち (新潮文庫)
山田 太一

新潮社  1990-11
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【本の構成】
  1 学校どこですか?
  2 恋人がいますか?
  3 生き生きしてますか?
  4 なにを求めてますか?
  5 親友は誰ですか?
  6 キスしてますか?
  7 どんな夢見てますか?
  8 大きな声が出せますか?
  9 ひとの心が見えますか?
 10 胸をはっていますか?


  あとがき
  解説 柴門 ふみ


【キーワード】
  山田太一作品


【くまの感想】
  私は、中学生の頃 TVで放映していた「ふぞろいの林檎たち」(再放送)
  今でも印象深く覚えている。


  そうところどころ鮮明に覚えている。


  なんとも引き込まていくストーリーと


  色んな深い意味深な人生を歩んでいる登場人物が
  いて


  色んなシーンが展開されていくのである。


  そして、学歴社会に対する不満・皮肉なども


  登場人物から醸し出されるかとおもいきや、


  学歴社会で勝ち残った人にも独特の悩みが


  あったりする。


  そう目が離せないのである。


  そして、この本は、脚本で書かれているので


  当時の再放送のドラマがありありと展開されていくのである。


  こんな読書の仕方もいいものだなと思った。


  
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

読書(129/365)★★★ 気づく力 畑村洋太郎・ほか著

【今日の出来事】
 みんさん。こんばんは。今日も暑かったですねー。
 夏バテ気味の今日この頃です。


 今日は、午前中お買い物。夕方は恒例のスイミング(With次女)
 と行ってきてリフレッシュができました。


 そして、オリンピック 目が離せませんね。


 日本の選手がんばれ!


 

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今週もリフレッシュできているので「よかった」



【本の紹介】
(129/365) 気づく力 畑村洋太郎・ほか著 プレジデント社


気づく力 (PRESIDENT BOOKS)気づく力 (PRESIDENT BOOKS)
畑村 洋太郎 ほか

プレジデント社  2005-08-18
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【本の構成】
  プロローグ 「仕事の答え」は自分の中にある
    組織の思考を止める「上司の壁」 大前研一
    花王・連続最高益の現場を支える「Why対話力」後藤卓也  
    思考パターンを学ぶ「毎週一冊主義」の勧め 丹羽宇一郎
    解剖!ゴーン流「知行合一」のメソッド カルロス・ゴーン
    「もし、店長ならハンバーガー店をどこに出しますか」 藤原和博
 
  第1章 気づく力
    なぜ、人は「大切なこと」を見過ごすのか 橘川真彦
    「仕事のごまかし」を見破れない人の行動特性 澤田富雄
    私の体験!ここを見れば「問題の本質」がわかる
    お客の「また帰宅なるツボ」を探る心得帳 金田真三
      第2章 考える力
    「賢い脳」と「バカな脳」はどこが違うか 高田明和
    「カチカチ頭をワクワク頭」に変える五の方法論 妹尾賢一郎
    「さびた頭を回転させる」五つの技術


  第3章 行動する力
    なぜ人は、頭でわかっても動けないのか 畑村洋太郎
    検証!業務が二倍はかどる朝型人間 宮内健
    私の体験!「職場の呪縛」はこう解いた 


  という構成となっている。



【キーワード】
  気づく力とは?
  畑村洋太郎さん


【くまの感想】
  まさに教科書。気づく力とは? 考える力とは? 行動する力とは?
  どれも人生に必要な要素なのだ。


  そして、色んな方々の意見が書いてあり、色んな見方をでき考える
  力を養うことができるのである。


  そして、そこから自分に気づきが生まれてくる。大変に参考となる。


  ■ 引用メモ ■
   そんな時代で”できるヤツ”とは、どんなヤツなのだろう。
   それは、決して闇雲にデータを収集しているヤツではない。
   そうではなく、集めたデータを情報として深く解釈している
   ヤツだ。同じデータでも”できるヤツ”は、より適切な意味を
   見出すに違いない。いや、ことは逆で、同じデータからより
   適切な意味を紡ぐヤツこそ”できるヤツ”なのである。


   ⇒ 大変興味深いコメントである。データが溢れた社会
    そんな中で活躍する人物像がイメージできるのだ。

  

出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

2012年7月23日月曜日

読書(128/365)★★★ 稲盛和夫の哲学 稲盛和夫著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。
 今週もはじまりましたね。


 明日は午前中は東京で仕事、夕方からまたまた韓国に移動します。
 今日くらいから暑くなってきそうな予感。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今週も好スタートが切れたので「よかった」




【本の紹介】
(128/365) 稲盛和夫の哲学 稲盛和夫著 PHP文庫


稲盛和夫の哲学―人は何のために生きるのか (PHP文庫)稲盛和夫の哲学―人は何のために生きるのか (PHP文庫)
稲盛 和夫

PHP研究所  2003-07
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【本の構成】
  まえがき  
  第一章  人間の存在と生きる価値について
  第二章  宇宙について
  第三章  意識について
  第四章  創造主について
  第五章  欲望について
  第六章  意識体と魂について
  第七章  科学について
  第八章  人間の本性について
  第九章  自由について
  第十章  若者の犯罪について
  第十一章 人生の目的について
  第十二章 運命と因果応報の法則について
  第十三章 人生の試練について
  第十四章 苦悩と憎しみについて
  第十五章 逆境について
  第十六章 情と理について
  第十七章 勤勉さについて
  第十八章 宗教と死について
  第十九章 共生と競争について
  第二十章 「足ることを知る」ことについて
  第二十一章 私の歩んできた道

  という構成となっている。



【キーワード】
  稲盛和夫さん
  哲学とは?


【くまの感想】
  あのJAL再生で有名な稲盛和夫さんの哲学とは?
  つい気になって読んでみた。


  前半は、宗教的というか、宇宙の真理というか、そこから
  始まる人生観の話。


  仏教とは、偉大な宇宙から話が始まっていたりすることが
  最近わかってきた。


  そこには人間の、人生の真理が隠されているのだろうか?


  著者 稲盛和夫さんの独特の想いを味わうことができる。


  そして、後半は、さらに著者の人生観が盛り込まれた
  具体化された哲学を味わうことができる。


  ■ 引用メモ ■
   ところが、物質的には豊かな生活が実現できたにも
   かかわらず、多くの人は満たされず、不安を抱きながら
   生きています。それは、人間の生き方や考え方について
   真剣に考えることなく、また足ることも、人を思いやる
   ことも忘れ、ただ利己的に生きているからではないかと
   思います。


   ⇒ うーん。なるほど。ドキッとするコメントなのだ。


  ■ 引用メモ ■
   では、何が価値があるものなのか。それは現生を生きた
   ときにつくりあげた人格、人間性、魂、意識体です。
   それは肉体が滅びてもなくなることはありません。


   ⇒ そのあとに人は人間性を高めるために生きている
     とも言っておられます。なるほど。そう考えると
     なんとつまらないことにこだわっている部分が多い
     か。自己反省をしてしまう。


  ■ 引用メモ ■
   私は、いつも簡単な仏教の本をもって歩き、飛行機の
   なかであろうと、どこであろうと、暇があれば読んでいます。
   そのくらい繰り返し読んでいても、すぐに忘れてしまい、
   なかなか実行できません。


   ⇒ とっても謙虚な姿勢に頭が下がる。


  ■ 引用メモ ■
   もちろん、子供のころ結核にかかったときには、死にたく
   ないという気持ちはありましたが、五十歳ぐらいから
   死ということに対してあまり動揺しなくなりました。


   ⇒ 本当だろうか?私には正直実感がまだない。
     これが悟りの境地なのだろうか?


  人の考え、哲学を味わうことができるっていいな。
  読書ってやっぱりいいなと思った今日この頃であった。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

2012年7月22日日曜日

読書(127/365)★★★ ウィキリークス以後の日本 上杉隆著

【今日の出来事】
  本日3冊目のご紹介は、上杉隆さんの著書。




【本の紹介】
(127/365) ウィキリークス以後の日本 上杉隆著 光文社新書


ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命 (光文社新書)ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命 (光文社新書)
上杉隆

光文社  2011-03-17
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【本の構成】
  第1章  ウィキリークス騒動の真実
  第2章  ウィキリークスは何をしてきたか
  第3章  アサーンジとは何者か
  第4章  日本の反応は世界の非常識
  第5章  すべての問題は記者クラブに通ずる
  第6章  「自由報道教会」(仮)が日本のジャーナリズム
         に革命を起こす  第7章  革命に至る道のり
  第8章  これから何が起こるのか


  世界はものすごい速さで動き続けている あとがきに代えて

  という構成となっている。



【キーワード】
  ウィキリークス
  上杉隆さん
  日本記者クラブ

【くまの感想】
  毎回楽しみにしている著者の一人だ。今回もズバッと指摘して
くれている。キーワードはウィキリークス以前と以後の世界感。
そして、立ち遅れている日本。

著者 上杉隆さんのポジショニングにはとっても興味がある。

なぜ あえてそこに座るのか?

どんな姿を描いているのか?
ただ食い物にしているのか?

でも必要な人と思うのだ。日頃見ているニュース・マスメディア
は正しいと信じている人はほとんどだと思う。

それがもし異なっていたら・・・

怖い世界なのだ。

政治にも与党と野党があるように、マスコミにも与党と野党が

ちょっとイメージが違うかもしれないが、

違う見方をしてくれて、我々に真実を教えてくれる、きっかけを
くれる人がいてもいいのではないかと思うのである。

ただし、その結論は自分で出す必要があるのは当然のことだ。

■ 引用メモ ■
ウィキリークスは、オーストラリア出身のジュリアン・ポール・
アサーンジが創設した機密情報を投稿するウェブサイトである。
機密情報を提供した個人が特定されない、匿名性を重視した
システムがその大きな特徴となっている。

⇒ 日本のマスメディアでも紹介されていたが、かなり詳しく
知っている人はあまりいないのではないだろうか?

■ 引用メモ ■
ところが、世界中である国のメディアだけは違った。2010年
7月の在イラク米軍の機密漏洩の際もそうだったが、日本の
メディアだけは自ら検証することなく、「暴露系サイト」に
よる信用ならない情報だと決め付け、実際そういう論調の
ニュースを繰り返し流し続けたのだ。

⇒ このことは興味深い動きなのだ。日本のメディアって
日本人はほとんどの人が正しいと思ってみている。
しかし、その前提がくずれるとどうなるのだろうか?

■ 引用メモ ■
日本のメディアが「記者クラブ」というまったくもってつまらない
問題で足踏みしている間にも、世界の情報通信環境は
革命的な変化を遂げている。なにしろアラブ諸国では、
ネットメディアを媒体として政府が転覆してしまうほどの
時代なのだ。

⇒ なんとなく幕末の日本をイメージするのは私だけで
あろうか? いつか黒船が来航し、開国を迫られる。
そして、国内も倒幕の動きが出始める。そんな、薩摩
長州の役割となるものとは何なのだろうか?

■ 引用メモ ■
もはやウィキリークス以前の世界には戻れない。
ウィキリークス以前と以後、すなわち情報のフラット化が
達成された前と後で世界は大きく変わったのだ。

⇒ 変化を遂げている・・・ティッピングポイントなのだ。
さてこれからどう変貌を遂げていくのだろうか?
楽しみでもあり、恐ろしくもある。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

読書(126/365)★★★★ 「非常識に儲ける人々」が実践する 成功ノート 神田昌典監修

【今日の出来事】
こんばんは。
 今日は、新車で遠くへ乗りに行ってきました。


 ハイブリッドカー だから エコ でも乗りまわしてたら
 あまり意味のないような矛盾を感じながら・・・・笑


 少し疲れましたがリフレッシュできました。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 土日の日本 家族とリフレッシュできて「よかった」




【本の紹介】
(126/365) 「非常識に儲ける人々」が実践する 成功ノート 神田昌典監修
         起業家大学 著


「非常識に儲ける人々」が実践する図解 成功ノート (知的生きかた文庫)「非常識に儲ける人々」が実践する図解 成功ノート (知的生きかた文庫)
起業家大学 神田 昌典

三笠書房  2006-06
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【本の構成】


  PART1 この「動機づけ」のない人に成功の女神は微笑まない!
  PART2 成功する人の絶対法則をつかめ!
  PART3 消費者・世の中の”本能”をどうつかむか?
  PART4 情報と時間の整理
         -重要なものだけを生かしきる
  PART5 いかに仕掛けるか
         -成功のカラクリ


  まとめに代えて 決断できなければ成功はできない

  という構成となっている。



【キーワード】
  神田昌典さん
  成功ノートとは?


【くまの感想】
  神田昌典さんの著書を読むと、ほんと価値感が変わること
  ばかり起こる。そして、また出会ったのですぐ手に取ってみた


  本当に起こるのか?


  成功の道 


  どんな着眼点を持ってすればいいのか?


  全く想像がつかない。


  相当難しいことなのだろうと思っていた。


  しかし、この本を読むと
  
  ヒントをもらえた。あとは実践できるか?どうか?
  
  そうやる気があるかどうか?なのである。


  ■ 引用メモ ■
   この本を手にとった、あなたの前には、すでに
   数億円の現金が積まれている。


   ⇒ そんな出だしなのだ。びっくりする。


  ■ 引用メモ ■
   成功する人は力持ちである必要はない。コインを
   裏返して、そこで見えたものを実行すれば良い
   だけのこと。


   ⇒ はて。このブログを見てる方はなんのことやら
    さっぱりわからないことだろう。しかし、すみません。
    自分のためのメモ。コインの裏を見ることの重要性
    を教えてくれているのです。


  ■ 引用メモ ■
   つまり、何が必要な情報なのか、自分がどんな
   情報を求めているのかが分かっていないと、こういう
   ことになってしまう。自分が何を求めているのかが
   わかっていれば流れ込んでいる情報から、必要な
   情報だけを取捨選択できるのだ。


   ⇒ 著者は情報に溢れている世の中から、必要な
    情報を的確に取捨選択できる重要性を説いており、
    フォトリーディングの読書法の紹介をしている。
    まさに世界が変わるのだ。


  ■ 引用メモ ■
   あちこちにとびながら並列作業をすることで、
   思考回路が柔軟になり、ふだん思いつかないこと
   でも思い浮かべることができるのだ。


   ⇒ 今の受験社会で習わないことだ。しかし、
    グーグルやネットを見ているとそんなシーンが
    出てくる。思考をあちこち飛ばし、並列作業を
    しながら考えることの重要性を著者は主張している
    なるほど。これはなんとなくわかるのだ。

  この本は、成功するための本なのだが、読む人によって
  は、よくわからないのかもしれない。しかし、この感覚を
  つかんだ人はピカっと光ものがあるのだろうと思う。


  さて、ジャンプできるか?どうか? 


  そこが重要なのだ。

出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

読書(125/365)★★★ ビルマからの手紙 アウンサンスーチー著

【今日の出来事】
 みなさん。おはようございます。
  昨日の関東はとっても涼しかったですね。


  体調くずさないようにしないといけませんね。


  昨日は、長女(小5)の受験前の学校見学に行ってきました。
  私は生涯公立だったこともあり、私立の学校は豪華だと感じ
  ました。さて来年は受験戦争に本格的に突入します。



 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 土日 日本でリフレッシュできているので「よかった」






【本の紹介】
(125/365) ビルマからの手紙 アウンサンスーチー著 毎日新聞社


増補復刻版 ビルマからの手紙 1995~1996増補復刻版 ビルマからの手紙 1995~1996
アウンサンスーチー 土佐 桂子

毎日新聞社  2012-03-17
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【本の構成】
  ターマニャ山への道
  ターマニャ山にて
  孔雀と竜
  籠の外の若い鳥
  朝食の憂鬱
  ラングーンのクリスマス
  新年の覚書
  独立記念日のアニェイン
  経済政策覚書
  月と季節
  訪問の慣習
  家族の中の赤ちゃん
  休息なき日々
  連邦記念日の踊り  
  行事続きの週
  ちょっとした紹介
  特別の紹介
  「お茶にする」
  美と醜
  古い歌
  水かけ祭り
  フィッシーな話
  屋根の修繕
  雨に思うこと
  八年前
  異端者の生活
  友人
  七月
  週末の推理小説
  コミュニケーション
  獄死
  師
  定義の問題
  無法地帯
  悪役人
  奇妙な籠城
  不条理の連続
  賛辞
  無政府状態作戦
  息抜き
  普通の生活
  熾烈さ増す迫害


  あとがき
  「増補復刻版」について
  挿絵 ビルマ人画家

  という構成となっている。



【キーワード】
  ビルマ
  ミャンマー
  アウンサンスーチーさん


【くまの感想】
  まさに暗いトンネルを走り続けている。そして、いつか
  出るだろうと夢見ながら。


  そんな思いが伝わってくる。


  理不尽な国の基にある中で抵抗し続ける姿。
  1つの信念をいだき、歩み続ける姿。


  すごいものだ。


  ■ 引用メモ ■
  僧正の事業は信者たちの喜捨によって支えられている
  が、信者たちは、僧正が自分に与えられるすべてのもの
  を他人の利益のために用いようとしていることにひとかけ
  らの疑いもいだいていない。こうした奉仕の精神が、国中
  に広がることができたなら、どれほどすばらしいことだろう。


  ⇒ なんとなく著者の哲学、夢見ている姿を想像できる
   一文なのだ。


  ■ 引用メモ ■
   ビルマ人は、世界で最も手厚く人をもてなす国民のひとつ
   という評判をとっている。


   ⇒ 興味深い。以降、ビルマのもてなし方が書いてある
    が確かにすごい。急な客でももてなし、貴重な食べ物
    も分け合いおもてなしをするのだそうだ。しかも、泊り
    まで。今の日本ではないのではないか?


  ■ 引用メモ ■
   たしかに私は、赤ん坊の姿形もにおいも両方とも好き
   だが、赤ん坊の魅力は単なる肉体的属性を超えた
   ところにあるような気がする。新しく生まれた子供が
   両親や祖父母の心にこれほどまでの喜びを呼び起こす
   のは、1つの生命がまっさらの輝く石炭のように伸び
   広がり、いつの日かその上に人生の最も美しい散文
   や詩が書きこまれるようになるかもしれないという
   思いがあるからではなかろうか。赤ん坊の誕生は、
   未来に対する希望に満ちた夢を織る機会である。


   ⇒ 最後の機会は機械なのか?いやきっと機会で
   あっていると思う。この文章はとっても印象的に
   残った。著者ご本人のお人柄を表している感じがする。


  ■ 引用メモ ■
   名前を知られておらず、その犠牲も見過ごされてしまう
   普通の人々の勇気に匹敵するものはない。


   ⇒ いい言葉、思い。




  今、ミャンマーはどういう状況なのだろうか? あまり関心を
  寄せる機会が少なくなっている。とはいえ、たまにニュースで
  アウンサンスーチーさんが登場することがある。


  暗いトンネルを抜ける日がくることを祈りたい。



出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

2012年7月15日日曜日

読書(124/365)★★★ 空海の風景 上 司馬遼太郎著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、久々の司馬遼太郎さんの著書から。


【本の紹介】
(124/365) 空海の風景 上 司馬遼太郎著 中公文庫


空海の風景〈上〉 (中公文庫)空海の風景〈上〉 (中公文庫)
司馬 遼太郎

中央公論社  1994-03-10
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【くまの感想】
 空海。超有名なお坊様。では、詳細を知っている人ってあまりいないのでは
ないだだろうか? 

私だけかな?

司馬遼太郎さんはどうやってこの物語を書いたのだろうか?

いろんな資料をもとにイメージし、物語としていく作業。

やっぱりすごいのだ。

■ 引用メモ ■
この人物(空海)を肉眼で見たいという自分の願望が、わずかながらも
そらおそらしくおもえたりする。しかしこの世にナマ身で存在した人間が
その死後千数百年を経てもなお半神としてあがめつづけられるという
つらさ、もしくは空海の場合、それが自然以上の自然さをもつというのは
どういう機微によるものであろう。

→ 物語を作っていくうえでの大変さ、作品に対する心構えが伝わって
くる。

■ 引用メモ ■
最澄は空海の七つ年上であった。

→ これから始まる最澄と空海の境遇の違いについては、初めて知った。
歴史ではセットで覚える最澄と空海。全然その生い立ちは異なるのだ。

■ 引用メモ ■
空海と最澄とは、いつどこで対面するのか。空海が難波ノ津で乗船した
ときは、むろん最澄はそこにいない。それ以前にも会った形跡がなく、
結局、かれらがはじめて顔を合わすのは大宰府においてではないかと
思える。しかし双方の資料はそれをつたえていない。

→ とっても興味深い箇所である。


下巻へと続いていく

やっぱり、あるとき、ふと、司馬遼太郎さんの作品を読みたくなるから不思議だ。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!