2012年7月30日月曜日

読書(132/365)★★★★ オンリー・ミー 三谷幸喜著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、三谷幸喜さんの著書から




【本の紹介】
(132/365) オンリー・ミー 三谷幸喜著 幻冬舎文庫


オンリー・ミー―私だけを (幻冬舎文庫)オンリー・ミー―私だけを (幻冬舎文庫)
三谷 幸喜

幻冬舎  1997-04
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【本の構成】
  第一章  こんな男にだれがした
  第二章  いかすぜ!ナイスガイ  第三章  大演劇論
  あとがき
  文庫版 あとがき
  解説  斉藤由貴
  人物名 さくいん

  という構成となっている。



【キーワード】
  三谷幸喜さん


【くまの感想】
  このタッチ 結構好きかも。


  なんとも正直なのだ。
  お人柄が文章ににじみでているというか・・・


  恥ずかしがり屋な一面もよく伝わってくる。


  とってもユニーク。


  読んでいて楽しくなるのだ。
  (書いてある内容はネガティブなことが多いのだが・・・)


  ■ 引用メモ ■
   よくファミリーレストランで原稿を書く。仕事をするのにここは
   最適の場所だ。
   とにかく長居できるのがいい。それからコーヒーが飲み放題
   というのもうれしい。そしてなんといってもファミリーレストラン
   は、人間観察にはもってこいの場所だ。


   ⇒ 以降 これ以上無愛想な人間はいない。というところから
    説明が始まっていくのだが、とっても面白くて、電車で笑い
    そうになってしまった。


  ■ 引用メモ ■
   ぐっと涙が溢れた。ひしと抱き合う男と男。断っておくが、実際
   こんなシーンが画面に展開されるわけではない。すべては
   こっちの空想だ。しかし「趙雲が戻ってきました」と、事務的な
   報告が画面に出るのを見た時、僕の耳にははっきりと、
   「幸喜様ーっ」
   と叫ぶ趙雲の声が聞こえたのだ。


   ⇒ 何の話? そう、不思議かもしれないが、著者がゲーム
    三国志をやっていてのイメージなのだ。ここまでイメージを
    展開して、このゲームにのめり込めるのがうらやましい。


  ■ 引用メモ ■
   P250の馬鹿としか言いようのない話


   ⇒ ここを見ると、なんだか切なくなる。がんばれ三谷さん。


  やっぱり、ユーモアなのだ。このユーモアがあるからこそ
  楽しい映画が作れたりするのだな。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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