本日2冊目のご紹介は、三谷幸喜さんの著書から
【本の紹介】
(132/365) オンリー・ミー 三谷幸喜著 幻冬舎文庫
オンリー・ミー―私だけを (幻冬舎文庫) 三谷 幸喜 幻冬舎 1997-04 売り上げランキング : 30089 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
第一章 こんな男にだれがした
第二章 いかすぜ!ナイスガイ 第三章 大演劇論
あとがき
文庫版 あとがき
解説 斉藤由貴
人物名 さくいん
という構成となっている。
【キーワード】
三谷幸喜さん
【くまの感想】
このタッチ 結構好きかも。
なんとも正直なのだ。
お人柄が文章ににじみでているというか・・・
恥ずかしがり屋な一面もよく伝わってくる。
とってもユニーク。
読んでいて楽しくなるのだ。
(書いてある内容はネガティブなことが多いのだが・・・)
■ 引用メモ ■
よくファミリーレストランで原稿を書く。仕事をするのにここは
最適の場所だ。
とにかく長居できるのがいい。それからコーヒーが飲み放題
というのもうれしい。そしてなんといってもファミリーレストラン
は、人間観察にはもってこいの場所だ。
⇒ 以降 これ以上無愛想な人間はいない。というところから
説明が始まっていくのだが、とっても面白くて、電車で笑い
そうになってしまった。
■ 引用メモ ■
ぐっと涙が溢れた。ひしと抱き合う男と男。断っておくが、実際
こんなシーンが画面に展開されるわけではない。すべては
こっちの空想だ。しかし「趙雲が戻ってきました」と、事務的な
報告が画面に出るのを見た時、僕の耳にははっきりと、
「幸喜様ーっ」
と叫ぶ趙雲の声が聞こえたのだ。
⇒ 何の話? そう、不思議かもしれないが、著者がゲーム
三国志をやっていてのイメージなのだ。ここまでイメージを
展開して、このゲームにのめり込めるのがうらやましい。
■ 引用メモ ■
P250の馬鹿としか言いようのない話
⇒ ここを見ると、なんだか切なくなる。がんばれ三谷さん。
やっぱり、ユーモアなのだ。このユーモアがあるからこそ
楽しい映画が作れたりするのだな。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
0 件のコメント:
コメントを投稿