2012年7月23日月曜日

読書(128/365)★★★ 稲盛和夫の哲学 稲盛和夫著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。
 今週もはじまりましたね。


 明日は午前中は東京で仕事、夕方からまたまた韓国に移動します。
 今日くらいから暑くなってきそうな予感。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今週も好スタートが切れたので「よかった」




【本の紹介】
(128/365) 稲盛和夫の哲学 稲盛和夫著 PHP文庫


稲盛和夫の哲学―人は何のために生きるのか (PHP文庫)稲盛和夫の哲学―人は何のために生きるのか (PHP文庫)
稲盛 和夫

PHP研究所  2003-07
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【本の構成】
  まえがき  
  第一章  人間の存在と生きる価値について
  第二章  宇宙について
  第三章  意識について
  第四章  創造主について
  第五章  欲望について
  第六章  意識体と魂について
  第七章  科学について
  第八章  人間の本性について
  第九章  自由について
  第十章  若者の犯罪について
  第十一章 人生の目的について
  第十二章 運命と因果応報の法則について
  第十三章 人生の試練について
  第十四章 苦悩と憎しみについて
  第十五章 逆境について
  第十六章 情と理について
  第十七章 勤勉さについて
  第十八章 宗教と死について
  第十九章 共生と競争について
  第二十章 「足ることを知る」ことについて
  第二十一章 私の歩んできた道

  という構成となっている。



【キーワード】
  稲盛和夫さん
  哲学とは?


【くまの感想】
  あのJAL再生で有名な稲盛和夫さんの哲学とは?
  つい気になって読んでみた。


  前半は、宗教的というか、宇宙の真理というか、そこから
  始まる人生観の話。


  仏教とは、偉大な宇宙から話が始まっていたりすることが
  最近わかってきた。


  そこには人間の、人生の真理が隠されているのだろうか?


  著者 稲盛和夫さんの独特の想いを味わうことができる。


  そして、後半は、さらに著者の人生観が盛り込まれた
  具体化された哲学を味わうことができる。


  ■ 引用メモ ■
   ところが、物質的には豊かな生活が実現できたにも
   かかわらず、多くの人は満たされず、不安を抱きながら
   生きています。それは、人間の生き方や考え方について
   真剣に考えることなく、また足ることも、人を思いやる
   ことも忘れ、ただ利己的に生きているからではないかと
   思います。


   ⇒ うーん。なるほど。ドキッとするコメントなのだ。


  ■ 引用メモ ■
   では、何が価値があるものなのか。それは現生を生きた
   ときにつくりあげた人格、人間性、魂、意識体です。
   それは肉体が滅びてもなくなることはありません。


   ⇒ そのあとに人は人間性を高めるために生きている
     とも言っておられます。なるほど。そう考えると
     なんとつまらないことにこだわっている部分が多い
     か。自己反省をしてしまう。


  ■ 引用メモ ■
   私は、いつも簡単な仏教の本をもって歩き、飛行機の
   なかであろうと、どこであろうと、暇があれば読んでいます。
   そのくらい繰り返し読んでいても、すぐに忘れてしまい、
   なかなか実行できません。


   ⇒ とっても謙虚な姿勢に頭が下がる。


  ■ 引用メモ ■
   もちろん、子供のころ結核にかかったときには、死にたく
   ないという気持ちはありましたが、五十歳ぐらいから
   死ということに対してあまり動揺しなくなりました。


   ⇒ 本当だろうか?私には正直実感がまだない。
     これが悟りの境地なのだろうか?


  人の考え、哲学を味わうことができるっていいな。
  読書ってやっぱりいいなと思った今日この頃であった。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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