【今日の出来事】
本日2冊目のご紹介は、あの神戸製鋼のラグビーでも有名だった平尾誠二さんの著書。
【本の紹介】
(196) 人は誰もがリーダーである 平尾誠二著 PHP新書
【本の構成】
はじめに
第一章 弱さを知って初めて「強い個」は生まれる
第二章 部下の弱さを克服させ、強さを生み出すリーダー力
第三章 人は生まれながらにしてリーダーである
第四章 強い組織は成熟した個人の集まりから生まれる
第五章 個人と組織の力を最大限に活かす戦略とは
おわりに
という構成となっている。
【キーワード】
リーダーとは?
平尾誠二さんの信念
【印象に残ったところ】
うん。とってもすっきりと読める本だ。はっきりしている。くねくねしていない。
これはこうだ。こう思う。という主張がいい。
さすがスポーツマンですね。
著者いわく
■ 「不安」や「弱さ」というものは、その人間をもうワンステップ成長させるための大切な
要素だと思っている。
■ 「勝ちたい」と「負けてはいけない」 このふたつは似ているようだが、まったく違う。
前者は、本人の内側から起こってくる気持ち、「内発的モチベーション」
後者は、自分をとりまく状況が変わってしまうことに対する恐れから生じる思い、
「外圧的モチベーション」
また、この考え方の差がプレーの選択に現れるという。後者は、消極的なプレーを
選択してしまう。
■ 人間というものは、悪いところを指摘して「ここを直せ」と言っても、なかなか主体的に
努力できるものではない。だからこそ、本人の一番いい部分をグンと引き上げて
やるのがいちばんよい方法だと思うのである。
⇒これはスポーツのみならず、教育、仕事なんでも言える気がしますね。
■ ラグビーのパスにおいて大切なのは美しさではない。この点を大多数の指導者は
忘れている。パスとは、Aという選手からBという選手にボールが移動することである。
そのときもっとも重要なのは、Aがボールを持っていたときより、Bにボールが渡った
ときの方が状況がよくなっているということだ。そうならなければパスをする意味がない。
⇒この考え方深いと思いませんか?
その他、管理すること、日本のチームのあるべき姿に関して書かれているところは興味深い。
参考になった。
【くまのアクション】
チームとして機能すること、その内容はどうあるべきかをもう少し考えてみよう。
出会えた本に感謝。
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