【今日の出来事】
みなさん。おはようございます。4時起き実践中の「くま」です。
台風の影響なのか、暑いけれど、風があるので少し救われますね。
今年は暑い。暑い。暑い。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今週もいいスタートをきれて「よかった」
【本の紹介】
(275) 地球を救う新世紀農業 吉田太郎著 ちくまプリマー新書
地球を救う新世紀農業 価格:819円(税込、送料別) |
【本の構成】
プロローグ 「ミートリックス」の世界へ御招待
第一章 楽しい旅のための情報お料理法
第二章 経済封鎖が産みしもの
第三章 アグロエコロジーが地球を救う
第四章 もうひとつの世界は可能だ
エピローグ
用語集
あとがき
引用参考文献
という構成となっている。
【キーワード】
地球を救う新世紀農業とは?
アグロエコロジーとは?
【くまの感想】
新世紀農業とは? 何なのだろう? ついつい気になり手にとってみた。
アニメを例にとった表現の仕方は、少しマニアックさはあるものの、わかりやすい。
(世代が私と近いこともあるか・・・)
前半は、パソコンができた生い立ち
演繹法と仮定法の説明(北斗の拳を例にとり説明しているので笑った)
マインドマップとKJ法の紹介があり、
それらは、「旅の準備」として捉えられている。
■メモ■
素人は戦術を語り、玄人は戦略を語り、プロは兵站[へいたん](ロジスティック)
を語るとも言われるほど、西洋では兵站が重視されます。
⇒なるほど。
フランスを中心にヨーロッパでは今「decroissance」、日本語に直訳すれば「縮退」
という言葉が広まり、本気で検討され始めています。
・・・略・・・・地球は人間の活動によって限界に来ているし、環境を犠牲にして経済成長
を追い求めても幸せにはなれない。ならば「質素な社会」へと「没落」した方が、
逆に豊かで幸せになれるのではないか、という問いかけです。
⇒おもしろい考え方だ。ほんとにくるかもしれない。
パンチ博士の経験
これまで海外NGOが世界で行ってきた援助プロジェクトの多くが失敗したのは、
「一人の頭に100のアイディアを教え込み、100人の頭に普及させる」ことを
試みていたからだと指摘します。
パンチ博士が見つけ出した経験ルール
① まず、地元住民自らが変わるという自覚を誘起することが一番重要です。
② もし一人だけが取り組んでも変人で終わってしまい、広まりません。
ですが、25~40%が閾値で、それ以上の村人が新たなことに取り組めば、
それは数年も経たないうちに村内に普及して、かつ、定着します。
③ 新しいことに取り組むには魅力がなければなりません。これにも閾値が
あって、住民の興味関心を引くには70%程度の収入アップが必要です。
ですが、150%以上も儲かる技術を一部の農民だけに教えると、
周囲の村人からやっかみを買って、結局その農法は普及しません。
④ ですから、70%程度の収入増につながる1つか2つの新技術を小さな
畑で実験してみせ、まず住民の25%程度が試みるようにすることが
ポイントです。
⑤ これに成功して、自信を持てば村人たちは、黙っていても次の技術を
やりたいと試みます。結果として、100のアイディアを教え込むことも
可能となるのです。
⇒ まさに興味深い取り組みだ。企業の改善活動にも通じているまさに
プリンシプル(=原則)だ。
「アグロエコロジー」とは?
農薬や化学肥料を使わない自然と調和した農業。農薬や化学肥料を使いたくても
使えない開発途上国の貧しい農民達が始めた農業。そこにはいろんな知恵や
工夫が織り込まれているという。
⇒ まさに新世紀農業だ。
【くまのアクション もしくは 想い】
今、豊かさを求めて、経済を発展させようとしている集団に参画しているが、それが
ほんとうの幸せなのか? 確かに今一度考えてみたいテーマである。
出会えた本に感謝。
アマゾンでの購入・チェックはこちらをクリックしてください。↓
↓ブログランキングに登録してます。クリックに感謝!
0 件のコメント:
コメントを投稿