2010年9月23日木曜日

読書(295)★★★ アマゾンのロングテールは、二度笑う 鈴木貴博著

【今日の出来事】
 おはようございます。4時起き実践中の「くま」です。本日も祝日。うれしいですね。
 日本は祝日が多くほんといい国だと思います。祝うってのもいいですよね。
 昨日は「中秋の名月」でしたね。明石の空は雨模様で曇りでしたが、ひょっこりと
 現れた月は幻想的なイメージを持ちました。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 中秋の名月 秋を感じることができて「よかった」
  ■ 休みの多い期間、いろんなリフレッシュができているので「よかった」

【本の紹介】
 (295) アマゾンのロングテールは、二度笑う 鈴木貴博著 講談社
       
アマゾンのロングテールは、二度笑う

アマゾンのロングテールは、二度笑う

価格:1,680円(税込、送料別)


 【本の構成】
  プロローグ
  第1章  なぜイトーヨーカードーはダメになったのか
         外部環境から始めるベーシック戦略論
  第2章  なぜ松下はマネシナクなったのか
         同質化と差異化を考える
  第3章  なぜ小川直也はインリン様に負けたのか
         オンリーワン戦略で勝つ
  第4章  なぜ外資系金融マンはBMWを買うのか
         上流市場ビジネスを成功させる
  第5章  なぜスタバはアメリカンコーヒーを駆逐したのか
         下流市場を制するために
  第6章  なぜローソンとファミマは上海のコンビニに勝ったのか
         中国で成功する鍵
  第7章  なぜアマゾンはロングテールで二度笑うのか
         Web2.0で儲けるビジネスモデル
  第8章  なぜウィンドウズには欠陥があるのか
         あえて選んだ不完全戦略
  エピローグ
  主な参考文献・資料

  という構成となっている。

 【キーワード】
  戦略の種類

 【くまの感想】
  この本の表題は、アマゾンのロングテールは、二度笑う とあったので
  イメージとしては、ロングテールについて、ずっと書き記されているのかな?と
  思ったが、上の構成を見ていただいて分かるとおり、第7章で詳しく書かれている
  
  メインの主張ではあるものの、本書では、日本の企業を例にとり、数ある戦略
  の例を示してくれており、色んな戦略を知ることができ、有用であったと感じた。

  その時々の、流れやタイミングにより、企業のとる戦略が変わってくる。
  たまたま生まれる戦略もあれば、将来を見据えて、コツコツと芽生えさせるという
  事業戦略もあり、人の人生みたいで面白い。

  特に興味深かったのは、第3章の「オンリーワン戦略」、第7章、第8章
  
  第8章の不完全戦略は、信じられない。フリーズするパソコン クレームが出ない
  
  まさに消費者が渇望して、それでも欲しいという要望。
  不完全商品であるにもかかわらず、事業がなりたっているところが
  興味深いところであった。確かにそうである。未だに、OSもバージョンアップし続ける
  ものに対し、消費者もパソコンを素直に買い換えている。

  まさに消費者は渇望しているのだ。

  そして、本書の主題になっている第7章 「アマゾンのロングテール」の話では、

  ■メモ■
  「アマゾンの売り上げの3分の1は、普通の書店が在庫を持たない本から上がっている」
  というロングテール現象。⇒ 不思議な現象であると思う反面、私もそうゆう書籍を購入
  していることにふと気づく。
  

 【くまのアクション もしくは 想い】 
  企業の色んな戦略を知ることは面白い。人の人生のようだ。良く考えてみると
  事業活動は人から構成されているのだから、そのとおりかもしれない。もっと
  日常の人の行動や成功している人の戦略を省みると
  新しい戦略が生まれてくるのかもしれないとふと思った。


 出会えた本に感謝。

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