2010年9月12日日曜日

読書(281)★★★★ マネジメント 基本と原則 P.F.ドラッカー著

【今日の出来事】
 みなさんこんばんは。
 今日は、恒例のスイミングの日でした。100m×10本 平泳ぎ 泳ぎました。
 そして、神戸に買い物に行って来ました。

 この暑い時期は、買い物に限りますね。涼しいのと、ウォーキングがはかどります。
 リフレッシュできた土日でした。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 買い物 涼しい環境でのウォーキングできて「よかった」
  ■ 恒例のスイミング 継続できてるので「よかった」

【本の紹介】
 (281) マネジメント 基本と原則 P.F.ドラッカー著 上田惇生編訳
      
マネジメント

マネジメント

価格:2,100円(税込、送料別)


 【本の構成】
  日本の読者へ
  まえがき  なぜ組織が必要なのか
  序      新たな挑戦
  Part1  マネジメントの使命
   第1章 企業の成果
   第2章 公的機関の成果
   第3章 仕事と人間
   第4章 社会的責任
  Part2  マネジメントの方法
   第5章 マネジャー
   第6章 マネジメントの技能
   第7章 マネジメントの組織
  Part3  マネジメントの戦略
   第8章 トップマネジメント
   第9章 マネジメントの戦略
   結論
  付章 マネジメントのパラダイムが変わった
  編訳者あとがき

  という構成でなっている。

 【キーワード】
  マネジメント

 【くまの感想】
  今、人気の著書「もしドラ」の元となる本です。前から読みたいなと思っていて
  ようやく読むことができてうれしい。

  私は今、マネジメントをしつつある立場。そんな状況で読んでも参考になる。
  おそらく実践的な立場になるともっと違う見方ができ、役に立つのだと思う。

  ドラッカーさんから

  マネジメントとは・・・となると、姿勢を正して、興味深く見る そんな気持ちに
  なるから不思議だ。

  数冊読んで感じたことは、あるテーマに関して、網羅的に書かれている
  まさに憲法のような書き方をしているので、漏れがない、なるほど、と
  いうようになる。おもしろい手法の書き方だと思える。そして他に立ち入る
  スキを与えない。

  ■メモ■
  組織は目的ではなく手段である。したがって問題は、「その組織は何か」では
  ない。「その組織は何をなすべきか。機能は何か」である。それらの組織の
  中核の機関がマネジメントである。
  ⇒ FUNCTIONALな視点で見るべきであるということだ。なるほど。

  企業とは何かと聞けば、ほとんどの人が営利組織と答える。経済学者もそう
  答える。だがこの答えは、まちがっているだけでなく的はずれである。経済学
  は利益を云々するが、目的としての利益とは、「安く買って高く売る」との昔
  からの言葉を難しく言いなおしたにすぎない。それは企業のいかなる活動も
  説明しない。活動のありかたについても説明しない。・・・・略・・・・・
  企業とは何かを知るためには、企業の目的から考えなければならない。企業
  の目的は、それぞれの企業の外にある。企業は社会の機関であり、その目的
  は社会にある。企業の目的の定義は一つしかない。それは、顧客を創造する
  ことである。
  ⇒ まさに深い。そして忘れかけている重要なことを語ってくれている。

  仕事と労働(働くこと)とは根本的に違う。
  仕事をするのは人であって、仕事は常に人が働くことによって行われることは
  まちがいない。しかし、仕事の生産性をあげるうえで必要とされるものと、人が
  生き生きと働くうえで必要とされるものは違う。したがって、仕事の論理と労働の
  力学の双方に従ってマネジメントしなければならない。働く者が満足しても、
  仕事が生産的に行われなければ失敗である。逆に仕事が生産的に行われても、
  人が生き生きと働けなければ失敗である。
  ⇒ この文章 なんだかスキである。まさに同感。私としては新しい発見だ。

  イノベーションを行う組織は、まず第一に、イノベーションの意味を知っている。
  イノベーションとは、科学や技術そのものではなく価値である。組織のなかでは
  なく、組織の外にもたらす変化である。イノベーションの尺度は、外の世界への
  影響である。したがって、イノベーションは常に市場に焦点を合わせなければ
  ならない。
  ⇒ うーん。考えさせられる言葉だ。正直、技術開発の仕事に携わっている
    だけに衝撃的である。味方を変える必要がある。

  人のマネジメントの仕方はいつも同じではないことを意味する。同じ種類の人
  たちであっても、状況の変化によってマネジメントの仕方は変わってくる。

  ⇒ 奥が深い。正直マネジメントを軽視していた。マネジメントされる側からみると
    当然だが、その重要性を勉強するとマネジメントの仕方が本当に本質を
    突いているかどうかを追求する必要がある。

  この本は、やはり、奥が深い。付箋が数箇所ついたが、何度も読み重ねるうちに
  もっともっと増えてくるだろうと思う。  

 【くまのアクション もしくは 想い】 
  マネジメントは企業だけのものだろうか?いやそうではない。きっと人生にも役に立つ
  考え方なのではないだろうか?研究してみよう。


 出会えた本に感謝。

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