2010年9月27日月曜日

読書(302)★★★★ 日本経済の真実 辛坊治郎・辛坊正記著

【今日の出来事】
  2冊目のご紹介は、日本経済の話。

【本の紹介】
 (302) 日本経済の真実 辛坊治郎・辛坊正記著 幻冬舎
      
日本経済の真実

日本経済の真実

価格:1,000円(税込、送料別)


 【本の構成】
  はじめに
  第1章 暴論に騙されないための日本経済入門
    1 GDPって何だろう?!
    2 何が成長を決めるのか?
    3 日本経済恐怖劇場
    4 デフレ克服のシナリオはあるのか?
    5 日本の株はなぜ上がらないのか

  第2章 歴史から学ぶ ~なぜ日本はこんな国になったのか~
    1 昔、日本はとても元気だった
    2 高度経済成長後の日本で何が起きたのか

  第3章 日本沈没を食い止めた小泉・竹中改革
    1 小泉改革以前に日本で何が起きていたのか?
    2 データが示す小泉・竹中時代の功績
    3 郵政民営化退行で日本はジリ貧

  第4章 政権交代への失望

  第5章 日本を滅ぼす5つの「悪の呪文」

  おわりに

  という構成となっている。

 【キーワード】
  日本経済の真実

 【くまの感想】
  この著書は、少し発言がきつめの印象があるが、そこが面白い。

  そして
  
  この先日本は大丈夫なのか? 子供たち、孫たちのために今やれるべき
  ことは何だろう?と先を急いでしまう。
  
  おそらくすぐには解決できないので、着実に将来に向かってコツコツとこなして
  いく必要がある。

  ■メモ■
  日本国内の人々が豊かになるためには、GNPではなく、GDPを増やすことが
  大切だ。⇒ 基本原則といってもいいのである。中国の躍進などあるが、日本は
          GDPを増やしていくために、これからどうするべきか。

  特に第3章の小泉・竹中改革については、データをもって展開されている。
  しかし、著者もこういう。
 
  小泉改革の方向性は間違いではなかったが、完全ではなかった。

  と。その後の自民党での首相の繰り返し交代、そして民主党へのさらなる政権交代
  そこで、方向性が分からなくなったのではないだろうか?(もったいない)

  最後の5章にある、悪の呪文はおもしろかった。

  我々は、真実を見つめ、そして、マスコミや政治家を分析し、正しい判断をすべきだ。
  騙されてはいけない。

 【くまのアクション もしくは 想い】 
  真実を見つめて、これからの日本のためにできることを考えてみよう。少しずつの力は
  きっと大きくなり、大きな力を生み出す。


 出会えた本に感謝。

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