2011年9月29日木曜日

読書(255)★★★★ 池上彰の「世界がわかる!」国際ニュースななめ読み 池上彰著


【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。中国深圳3日目となりました。来週から中国は
 お休み期間のようで、週末はお休みムードがただよっていますね。

 明日予定どおり帰国と思っています。
 

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今回も中国の体験、仕事も順調に進んで「よかった」

【本の紹介】
  (255)  池上彰の「世界がわかる!」国際ニュースななめ読み 池上彰著
         小学館
池上彰の「世界がわかる!」―国際ニュースななめ読み池上彰の「世界がわかる!」―国際ニュースななめ読み
池上 彰

小学館  2007-09
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 【本の構成】
49テーマの世界の話題が記載されている。
池上彰の「世界の見方」

  という構成となっている。

 【キーワード】
  世界の見方
  池上彰さん

【くまの感想】
  毎回読むごとに池上彰さんの情報収集力、伝え方の凄さを感じます。
  ここまでわかりやすいと逆に嫌になってきます。

  今回の著書は2007年に書かれたものなので少し話題は古いが、
  大変参考になることが多い。

  ■引用メモ■
   こうして日本人女性のサポーターが観客席に入ったことが、イラン
   国内の女性のサッカーファンを刺激したのですね。「外国人の女性
   がスタジアムで観戦できるのに、なぜ自国民の女性は入れないの
   か」という不満が高まったのです。
    こうした反発が、女性の支持を気にする大統領の決断につながった
   とというわけです。

   → しかし悲しいかな。最高指導者の断で撤回になってしまったようです。
     なんとも信じられない話。2011年の今はどうなっているのだろうか?

  ■引用メモ■
   マカオはポルトガルの植民地でしたが、1999年、中国に返還されました。
   返還後も自治政府の統治が認められています。その点では、イギリス
   から返還された香港と同じような立場ですね。場所も、香港から
   高速艇でわずか1時間の距離です。
    ただし、香港と異なるのは、ギャンブルが公認だということです。
   ポルトガルの植民地時代からカジノが認められ、ギャンブルの町として
   栄えてきました。中国に返還されてもカジノはなくなりませんでした。
   それどころか、いまカジノが急増しているのです。

   → これ、お恥ずかしい話。私は知りませんでした。汗。
    最近仕事で香港に立ち寄ることが多いので非常に興味深い話でした。
    もっともっと知る必要がある。

  ■引用メモ■
   中東世界にもインターネットの波が押し寄せています。大都市の街角
   にはネットカフェが存在し、若者たちであふれています。
   しかし、英語を理解できる若者の数はまだ少なく、アラビア語のウェブ
   サイトを見ることになります。ここには、アルカイダにつながる
   テロリストのウェブサイトが多数存在しています。
   「アメリカに死を」「自らの存在をかけて異教徒と戦え」
   「聖戦によって殉教すれば、天国に行ける」
   こうした言説があふれているのです。

   → これはある意味衝撃を受けた。情報をちゃんと受け取らなければ
    マインドコントロールもされてしまうのだ。今はフェースブックの影響
    が大きいと言われている。受け取る側の知識・マインドは大切な
    要素なのだ。

  色々教えてくれる。著者 池上彰さんに感謝!   
 
 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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