2011年9月8日木曜日

読書(236)★★★★ 幸・不幸の分かれ道 土屋賢二著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。今日は中国深圳から上海に来ました。
 2003年頃によく出張で来ていましたが、上海も大きく変わっているのに
 驚いています。

 当時はまだ自転車が多かったです。
 

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今回も中国出張色々な体験ができて「よかった」


【本の紹介】


  (236)  幸・不幸の分かれ道 土屋賢二著 東京書籍
幸・不幸の分かれ道 考え違いとユーモア幸・不幸の分かれ道 考え違いとユーモア
土屋 賢ニ

東京書籍 2011-07-30
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 【本の構成】
  まえがき
  第1章  人間は考えるのが苦手 
  第2章  どうやって主張するか
     ① 発言者の権威
     ② 自然が権威
     ③ 「人間だけができることだから」
     ④ 似たもの同士と似ていないもの同士

  第3章  どうやって意見の違いを調整するか
     ① 相対主義
     ② 意見の違い
     ③ 良識なるもの
  
  第4章  どうやって生きるか
     ① 能力
     ② 目的を追求する生き方
     ③ 欲求と感情
  
  第5章  どうやって笑うか  
  
  という構成となっている。

 【キーワード】
  幸・不幸の分かれ道とは?何?

 【くまの感想】
  私はこの本を読んで、思ったのは、自分を客観的に見れることと
  一面的にみずに多面的にみれること。その分析からどうすればよいか
  を考えることで大きく幸せ側に行けるのではないかと思った。

  ■引用メモ■
  まったくストレスのない状態で、何もすることのない状態というのが
  本当に望ましいのかどうかは疑問だと思うんです。一週間に一日
  くらいはそういう日があった方がいいかもしれませんが、毎日毎日
  何もすることがない状態を人間が喜ぶかどうかは疑問です。

  → 適度なストレスというのは重要なのだ。

  ■引用メモ■
  人間と動物では、そういうところが決定的に違います。人間は自由に
  自分の行動を選ぶことができるので、条件反射や習慣づけを使って
  人間を教育することはできません。人間が自由だということは、どんな
  状況に置かれても、どう行動するかを自由に決めることができるという
  ことです。ということは、人間の行動は予測できないし、枠にはめることが
  できないということです。人間がどう行動するかによって、その人の
  性格や人間性が決まります。

  → 選択をすることができる人間ってすごい。

  ■引用メモ■
   考え方で不幸になってしまう典型的な例は、「一面的なものの考え方」
   です。
   今まで言ってきたことをまとめると、結局は、一面的なものの見方からの
   脱却が重要だということに帰着します。

   → なるほど。ついつい人間は、一面的にものを考えてしまう。

  ■引用メモ■
   ユーモアのセンスというのは人を笑わす才能とか、何かを可笑しがる
   才能に尽きるものではないと思うんです。なぜユーモアのセンスが必要
   なのかを色んな人に聞くと、ユーモアのセンスは生きていく上で
   必要なんだと言うんです。

   → 生きていく上で必要なもの。いいですね。

  そして、最後にいい言葉が書かれておりました。

  ■引用メモ■
   色々な角度から見る、違う側面を見る。これは人間に与えられた特権
   です。この能力があまりにも軽視されすぎてきたように思います。もっと
   意識的にこの能力を発揮するようになると違う世界が見えてくると
   思います。

   → なるほど、参考になる。人間に与えられた特権「いいね」
 

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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