2011年9月10日土曜日

読書(240)★★★ 仕事力 青版 朝日新聞社

【今日の出来事】
 本日3冊目のご紹介は、仕事力の話。

【本の紹介】
  (240)  仕事力 青版 朝日新聞社
仕事力 青版 (朝日文庫)仕事力 青版 (朝日文庫)
朝日新聞社

朝日新聞出版 2009-03-06
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 【本の構成】
  はじめに

  北城恪太郎  いま持てる全力を注ぐ
  林 真理子  基礎仕事力が翼となる
  新藤兼人   命の限り、人は仕事
  丹羽宇一郎  背骨となる価値観はあるか
  羽生善治   サバイバルは当たり前
  水野正人   自分の得手で、人を応援する
  齋藤 孝    ポジションをつかめ
  安藤 宏基  硬くなる頭と闘う
  橘・フクシマ・咲江 決断によって、キャリアは育つ
  吉田忠裕   「面白い!」の連続をめざせ 
  立石義雄   働きがいをつかんで生きよ
  茂木友三郎  新しいアングルを探し求めよ
  猪口邦子   知と想像力あパワーである
  石原邦夫   一緒に泣き、笑ってこそ仕事
  武 豊     まだまだである
 
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  仕事力とは?   

 【くまの感想】
  割と知っている人が語っているところが面白い。特に気になったのは
  武 豊さんのコメント。まだまだである。その謙虚さが大事なのだろう。

  ■引用メモ■
  北城恪太郎さんの言葉
  すでに日本は豊かになり、仕事への動機づけが難しくなってきました。
  中国やインドなどのアジアの技術者は、ほとんどの仕事で、日本人が
  5年かかる技術の習得を1年か2年で身に着けてしまいます。本当に
  目を見張るような努力です。おそらく日本人との能力に大きな差はない。
  ただ彼らはよりより生活を目指すという強いモチベーションを持っている
  のです。
 
  ⇒ なるほど。私もよく中国に行くが同感である。

  ■引用メモ■
  安藤 宏基さんの言葉
  ビジネスマンとして少し成功し経験を重ねると、去年と同じ方法論で
  答えを導き出そうとし始めるのですね。現在では若い人にも同じ傾向
  がある。だからコケを落とすために、私は新管理職を無人島に連れていく
  という研修をやりました。

  → なるほど。これはすでに陥っているかもしれない・・・・・

  ■引用メモ■
  武 豊さんの言葉
  勝負の世界であり、スポーツの世界ですから記録がついて回る。
  新しい記録、たとえば私なら年間211勝とか、通算2000勝という
  ような数字にたどり着くと、周囲の人々は大いに喜んでくれますが、
  私本人は一つの通過点としか考えない。新しい記録はこれからも
  更新し続けていくだけだと思うからです。もう無理かもしれないなど
  とは考えたことがありません。

  → 最後の一行は凄いということに尽きる。

  自分にとって、仕事とは? 何なんだろう? どういう位置づけなんだろう?
  少し考えてみようと思わせる一冊であった。
   

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

3 件のコメント:

みーやん さんのコメント...

「わたしの前世は靴下です。」と靴下屋の社長が言っていました。(某TV番組で。)

???と思う反面、この人本当に靴下が好きなんやなぁ~と感心させられました。

仕事と同化する喜びというか、奥の深い靴下に挑戦する意気込みとかを感じました。

みーやんより

みーやん さんのコメント...

「わたしの前世は靴下です。」と靴下屋の社長が言っていました。(某TV番組で。)

???と思う反面、この人本当に靴下が好きなんやなぁ~と感心させられました。

仕事と同化する喜びというか、奥の深い靴下に挑戦する意気込みとかを感じました。

みーやんより

読書のすばらしさを伝えたい。 さんのコメント...

みーやんさん
 いつもコメントありがと。
 何事も楽しくやる。
 人生の鉄則かもしれませんね。

 by Kuma