【今日の出来事】
本日2冊目のご紹介は、生きがいの話。
【本の紹介】
(239) 再びの生きがい 堀田力著 講談社文庫
再びの生きがい―特捜検事からボランティアへ (講談社文庫) 堀田 力 講談社 1995-05 売り上げランキング : 847561 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
第一章 「鬼」から「福」へ
第二章 大きな曲がり角
第三章 夢はふれあいの社会へ
第四章 ボランティアの輪
第五章 組織を全国に
第六章 ふれあい切符・ふれあいの論理
第七章 自己存在の確認
第八章 自立とふれあいと
第九章 夢の軌跡
あとがき
解説・川淵三郎
という構成となっている。
【キーワード】
生きがいについて
【くまの感想】
特捜検事からボランティアを決心した著者。とってもユニークというか
自然な考えなのだなと思った。この本は1995年に書かれているが
古さを感じない。
■引用メモ■
要するに、検事は「鬼」である。その「鬼」がなにを考えて福祉の「福」
をやるのか。百八十度の転換ではないか・・。
→ おもしろい。
■引用メモ■
私はロッキード事件を担当したころに、いつかは高齢者福祉の問題
に取り組もうと考えてから、その後は、どういうふうに高齢化が進み
それに対処するためにはどういうシステムが必要か、あるいは欧米
ではどんなシステムができているかなどについて、おりを見ては本を
読んだり情報を集めたりして、自分なりに研究をしてきた。
→ これは面白い。自分のテーマを見つけ研究していく。興味深い。
■引用メモ■
将来は、一人一人に、その人にかかわる医療情報などを入れたIC
カードを持ってもらう。ICカードは一枚千円くらいかかるそうだが、
みんあが持つようになれば、コスト的にはもっと安くなるだろう。それを
コンピュータに入れると、官、民にかかわらず、すぐに必要なところ
に情報がいき、必要なサービスが即座に受けられるようにしなければ
いけないと思う。
→ 現在ここまで来ていないものの、すぐそばまで来ているのでは
ないだろうか?
特に第六章のふれあいについてかかれたことはジーンときた。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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