2011年9月2日金曜日

読書(232)★★★★ 「頭がいい」とは、文脈力である 齋藤孝著

【今日の出来事】
こんばんは。あっという間の「金曜日」でした。
 珍しく日本で仕事をしておりました。
 台風被害が少ないといいな。
 

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ あっという間の金曜日だけれど、充実していて「よかった」

【本の紹介】
  (232)  「頭がいい」とは、文脈力である 齋藤孝著 角川書店
「頭がいい」とは、文脈力である。「頭がいい」とは、文脈力である。
斎藤 孝

角川書店 2004-12
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 【本の構成】
  第一章  頭がよければ、人は幸福になる  
  第二章  連なる意味をつかまえる力が、文脈力だ  
  第三章  文脈力を鍛える、身につける  
  第四章  文脈力の土台、記憶力  
  第五章  「頭がいい」とは、文脈力である  
  第六章  「頭がいい」を、技化する

  という構成となっている。

 【キーワード】
  頭がいい と 文脈力

 【くまの感想】
  この表題を見ると頭のいい人は文章がうまい。という内容だと
  先入観があるが、全く違う。頭のいい人の考え方を紹介して
  くれるこの本は面白い。

  ■引用メモ■
   誰にも「頭がいい」状態と、そうでない状態があります。
   「頭がいい」状態が訪れると、人は幸福感を感じます。

   ⇒ 誰にも「頭がいい」状態がある。この言葉が気に
     入りました。そのとおりだと思う。

  ■引用メモ■
   一流のスポーツ選手というのは、実に「頭がいい」
   中略
   彼らはつねに現実を突きつけられていて、それに
   対応する術を考えています。もっと強化するため
   にはどうしたらいいだろうと、毎日考えている。
   現実を向上させるためのトレーニングを重ねて
   いくことで、否応なしに頭がよくなっていくのです。

   ⇒ なるほど。常によりよい術を考え、鍛錬する
      気持ちのいい作業である。つらいこともある
      だろうけれど。

  ■引用メモ■
   仕事をしていく能力の中で大事なのは、段取りを
   覚えることです。

   ⇒ 原則。されど、継続実行するのは難しい。

  ■引用メモ■
   記憶というのは習慣であり、「技」です。記憶でき
   ないというのは、そのことに対して関心が持てない
   か、記憶する習慣を体得していないかのどちらかです。

   ⇒ 「技」 これを大事にしたい。

  ■引用メモ■
   本を読むことは、その意味の集積を読むこと。文脈
   の連なりを読み解くこと。すべてを現実として体感
   できれば一番リアリティがありますが、人間そうは
   いかないから、優れた書き手による意味の集積から
   各々が新たな意味を再発見していくわけです。それが
   読書の醍醐味です。

   ⇒ 読書の醍醐味。自由なアクションだけに興味深い。
      色んな味わい方がある。

  誰もが頭がいい状態になれる。そこには文脈力という
  存在がある。面白い本であった。

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝! 

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