2011年9月2日金曜日

読書(234)★★★ ウェブ国産力 佐々木俊尚著

【今日の出来事】
 本日3冊目のご紹介は、佐々木俊尚さんの著書から。
 
【本の紹介】
  (234)  ウェブ国産力 佐々木俊尚著 アスキー新書
ウェブ国産力―日の丸ITが世界を制す (アスキー新書 047)ウェブ国産力―日の丸ITが世界を制す (アスキー新書 047)
佐々木 俊尚

アスキー 2008-01-10
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 【本の構成】
  はじめに
  第一章  未来検索ブラジルはグーグルの夢を「見ない」
        -ベンチャー企業が創る新発想の国産検索エンジン  

  第二章  持ち運ぶ「ライフログ」端末、ニッポンのケータイ
        -「ガラパゴスケータイ」が新たなプライバシービジネスを生む
  
  第三章  ブログ検索でマーケティングが一変する
        -検索そのものではなく、検索から得られたデータを
          解析するビジネス

  第四章  「気づき」を与えるアーキテクチャー
        -事故につながりそうな要因を検索、解析して対策を
          作り出すシステム
 
  第五章  リアル世界とインターネットをつなげるウェブ国産力
        -災害や健康管理をデータ化するP2Pの可能性
  
  第六章  情報大航海プロジェクトを推進する男
        -彼は何を追い求めているのか
  
  第七章  ウェブ国産力が世界を制するために
        -立ちはだかる三つのハードルを超えて

  エピローグ
  あとがき
  引用文献
  
  という構成となっている。

 【キーワード】
  ウェブ国産力とは?
   

 【くまの感想】
  久々の佐々木俊尚さんの著書。日本のウェブ技術。もっともっと
  頑張ってほしい。何かマッチするものがあるといいのだが・・・・
  どうなっていくのか?技術国日本。

  ケータイと私の一日というところが、面白かった。私はそこまで
  頼っていないが、周囲の人たちは、携帯電話が手元からなくなって
  しまうとどのような状態になるのだろうか?

  それくらいつき合っているツールとなっている。

  Googleの検索能力
  iPodのビジネス
  などなど

  今日本の技術を頼ることが減ってきていると著者は言う。もっともっと
  世界に対等できる技術。がんばりたいものである。

  ■引用メモ■
  「1990年代、日本にも検索エンジンを開発している研究者は
   いっぱいいた。彼らはどこへ行っちゃったんだろうね?」と
  聞いてみた。竹中は「僕みたいになっているんじゃないの?
  何でも屋で」と笑って答えた。
  90年代に検索エンジンを開発していた技術者たちは、日本の
  検索エンジンビジネスが世紀末に崩壊して以降、行き場を
  失った。彼らの多くはより一般的なウェブ技術の方向へと
  進み、IT企業やベンチャーに散らばった。その一部は
  グーグルにも流れ込んだ。

  ⇒ この事実。七転び八起き、がんばりたいものである。

  日本の良さ、世界に発信したいものである。
 
 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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