【今日の出来事】
本日3冊目のご紹介は、佐々木俊尚さんの著書から。
【本の紹介】
(234) ウェブ国産力 佐々木俊尚著 アスキー新書
ウェブ国産力―日の丸ITが世界を制す (アスキー新書 047) 佐々木 俊尚 アスキー 2008-01-10 売り上げランキング : 424402 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
はじめに
第一章 未来検索ブラジルはグーグルの夢を「見ない」
-ベンチャー企業が創る新発想の国産検索エンジン
第二章 持ち運ぶ「ライフログ」端末、ニッポンのケータイ
-「ガラパゴスケータイ」が新たなプライバシービジネスを生む
第三章 ブログ検索でマーケティングが一変する
-検索そのものではなく、検索から得られたデータを
解析するビジネス
-事故につながりそうな要因を検索、解析して対策を
作り出すシステム
第五章 リアル世界とインターネットをつなげるウェブ国産力
-災害や健康管理をデータ化するP2Pの可能性
第六章 情報大航海プロジェクトを推進する男
-彼は何を追い求めているのか
第七章 ウェブ国産力が世界を制するために
-立ちはだかる三つのハードルを超えて
エピローグ
あとがき
引用文献
という構成となっている。
【キーワード】
ウェブ国産力とは?
【くまの感想】
久々の佐々木俊尚さんの著書。日本のウェブ技術。もっともっと
頑張ってほしい。何かマッチするものがあるといいのだが・・・・
どうなっていくのか?技術国日本。
ケータイと私の一日というところが、面白かった。私はそこまで
頼っていないが、周囲の人たちは、携帯電話が手元からなくなって
しまうとどのような状態になるのだろうか?
それくらいつき合っているツールとなっている。
Googleの検索能力
iPodのビジネス
などなど 今日本の技術を頼ることが減ってきていると著者は言う。もっともっと
世界に対等できる技術。がんばりたいものである。
■引用メモ■
「1990年代、日本にも検索エンジンを開発している研究者は
いっぱいいた。彼らはどこへ行っちゃったんだろうね?」と
聞いてみた。竹中は「僕みたいになっているんじゃないの?
何でも屋で」と笑って答えた。
90年代に検索エンジンを開発していた技術者たちは、日本の
検索エンジンビジネスが世紀末に崩壊して以降、行き場を
失った。彼らの多くはより一般的なウェブ技術の方向へと
進み、IT企業やベンチャーに散らばった。その一部は
グーグルにも流れ込んだ。
⇒ この事実。七転び八起き、がんばりたいものである。
日本の良さ、世界に発信したいものである。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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