【今日の出来事】
本日2冊目のご紹介。地球の内部ってわかっているのか? 将来にこの調査継続つなげられるといいな。
【本の紹介】
(25) 地球の内部で何が起こっているのか? 平朝彦・徐垣・末廣潔・木下肇著 光文社新書
【本の構成】
はじめに なぜ大津波は起きたのか/地球深部探査船「ちきゅう」の誕生
第1章 プレートテクトニクスの創造 深海掘削計画の働き
第2章 日本列島とプレートの沈み込み
第3章 激変した地球環境
第4章 新しい地球観の構築
第5章 「ちきゅう」の建造と運用
第6章 未踏の地球深部へ
第7章 地球の発見
巻末用語集
参考文献
図の出典及び作者一覧
という構成でなっている。
【印象に残ったところ】
なんといっても日本が開発している「ちきゅう」、地球の中心を目指して、どんな物質でできているか
日々少しずつ新しい発見がくり広げられている。また、10年とかいうオーダーではなく、将来も継続して
探索を続ける必要がある。世代から世代へとコツコツ。つみあげる研究・分析。感動した。
ドイツの気候学者 アルフレッド・ウェゲナーさんは、大西洋を挟んで東西の大陸の海岸線が、ちょうど
ジグソーパズルのピースのようにぴったりくっつくことに気が付いた。さらにオーストラリア、南極など
他の大陸についても、うまく合わせると、すべての大陸があたかも1つの大きな大陸に合体できることを
見出したらしい。
⇒すごすぎる。我々教科書で見たことがある。
地球地下探索調査では色んなことがわかる。
例えば
最近70万年の地球は(←これって最近?)、10万年周期で氷河期と間氷期が繰り返されているという。
私たちの生活レベル1年:365日では考えられない周期だ。
地球の人口は60億。地球の面積から考えるとなんと0.025km2の土地を1人の人が占めている計算に
なるという。0.025km2というのは学校のグラウンドくらい。広いと思われるかもしれないが、食物や水
地下資源を含め、学校グラウンド程度の広さ1つにつき、1人の人間を養っていかなければならないと言える。
そう考えると、これは、とても狭い空間に思える。
地球内においてもわからないことが沢山ある。その可能性を目指して日々
邁進していきたい。
これも図書館で出会った一冊!ありがと!
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