2009年12月22日火曜日

読書(34) ☆☆☆ 横浜流 -¥1700-

【今日の出来事】
 今日から24日まで韓国に来ております。今日の気温は8℃日本と同じくらいですね。
 これから韓国の仕事仲間と夕食に行ってきます。時差がないので過ごしやすいです。
 今日は、2冊の本のご紹介。横浜のホテルニューグランドの話。

【本の紹介】
 (34) 横浜流 すべてはここから始まった 高橋清一著 東京新聞出版局
   


 【本の構成】
  第1章 横濱、ホテルニューグランドへようこそ
  第2章 時を刻むホテル、西洋料理事始め
  第3章 ホテルニューグランドで生まれた名物料理
  第4章 目利きが語る食材の豊穣
  第5章 お酒で覚える大人の流儀
  第6章 知っておきたい大人のマナー&ルーツ
  第7章 ブッチャーの小机から

  という構成でなっている。
 
 【印象に残ったところ】
  横浜、私も6年前まで横浜の反町に住んでいました。そこで魅かれたこの一冊!  
  開国とともに、横濱には日本最大の外国人居留地が作られ、ほとんどの西洋文化は横濱から始まった。
  日本の開かれた窓・横濱
  そして、この著書は、その歴史とともに成長性て行くホテルニューグランドの話。

  おはずかしながら、このホテル行ったことがない。というか、一般人はいけない?
  
  このホテルからいろんなものが誕生している。
  たとえば
  
  スパゲッティーナポリタン 私も大好きなこのパスタ。
  イタリアのナポリ生まれのこのパスタ。トマトから作られたソースをパスタにかけ、路上の屋台で売られていたという
  どちらかというと一般的な料理

  これを日本の口に合った形にして、日本に広めたのだという。興味深い。一挙に広がり
  日本の喫茶店でも出されるくらい流行になったという。おいしいですよね。ナポリタン。そして興味深い。

  色々このホテルのことが書かれていて興味深いのだが、もうひとつ特に印象に残ったのは

  グランボネの話

  グランボネって皆さん知ってます?
  
  コックさんが被っていいる高帽 それそれ
 
  有名なアントナン・カレームという料理人(華麗な宮廷料理、またの名を「包丁を持った建築家」と異名を持つらしい)
  がお客の高帽をみて、気まぐれでおしゃれな彼は、高帽を調理場でかぶるようになったという。最高のシェフがかぶる
  帽子・・・またたくまに流行となったそうな。そしてこの料理長に敬意を表し、遠慮してかぶらなくなった=彼のトレード
  マークになったという。

  おもしろいですよね。

  そしてこのホテルでもその心意気を受け継いでいるという・・・・

  まだまだこの著書 面白いことが書いてあります。

  これも図書館で出会った一冊!ありがと。


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