【今日の出来事】
今日は大分寒い関西明石でした。マフラー・手袋を装備して通勤しました。
今日は2冊ご紹介します。
【本の紹介】
(24) からだの1日 あなたの24時間を医学・科学で輪切りにする ジェニファー・アッカーマン著
鍛原多恵子訳 早川書房
【本の構成】
プロローグ
朝
第1章 目覚め
第2章 外界をさぐる
第3章 機知
昼
第4章 正午きっかり
第5章 ランチのあと
午後
第6章 居眠りの国
第7章 緊張感
第8章 運動する
夕暮れ
第9章 パーティーの顔
夜
第10章 魅せられて
第11章 夜風
第12章 眠り
第13章 狼の時刻
謝辞
訳者あとがき
原注
という構成でなっている。
【印象に残ったところ】
からだの一日。からだの機能の説明を時間履歴をもとに繰り広げられていく。
人間の一生: それは70万時間。別の肉体をもつ機会は二度と戻ってこない。ならば自分の体にうちて
もう少し知るのも悪くない。
という著者のことから始まる。⇒確かに納得。70万時間かぁ。マルコムグラッドウェルの著書 天才には
天才は1万時間つみあげる必要があるとあった。一生の1/70の時間を費やすことなのだ。小さいような
大きいような。
さて著書に戻る。
朝:目覚まし時計が鳴るのを予期して、けたたましい音がする1分か2分前に目覚めること。
⇒うーん。あるある。毎日そうだ。
著者曰く、脳が睡眠中に音を聞くことができるからだという。その時間を感じ取ってくれる。
⇒信じられないけれど、毎日そうだから納得。
カフェインが私たちの体に大きな影響を及ぼす理由。やっと最近になって解明されてきたという。
カフェインは血流に乗って全身の組織や体液に行き渡り、特定の内臓に集中せずに一定の
濃度を保ちながら血液中を循環する。妊娠している女性の場合には、羊水と胎児にも達する。
血圧をわずかに上昇させ、気管支を拡張し、体が血中のエネルギー源にすばやくアクセス
できるようにする。
⇒ 不思議。
ストレス。ストレスそのものは体にいい場合がある。ただし、短い時間であれば、という条件付きではある。
短期間のストレスが大量のエネルギーを消費するとき、私たちの能力に驚異的な影響を及ぼし、
心身に充実感を与えてくれるという。
⇒ なるほど、経験的になんとなく理解できる。
深い睡眠が得られなくなるのは中年期から始まっている。36~50歳の人では、睡眠時間の
うち深い睡眠と呼べるものは4%に満たず、それは成人初期のおよそ5分の1にしかならない。
⇒ 衝撃の事実。4%しか眠れていないのか。8時間=480分⇒4%:19.2分だ。
このほか、性の感覚や肥満になる原因などなど、色々体に関すことが盛りだくさん。
とっても興味深い本である。
これも図書館で出会った一冊!ありがと!
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