2009年12月11日金曜日

読書(19) ☆☆ -¥3200-

【今日の出来事】
 今週は、早かった。

【本の紹介】
 (19) グーテンベルクからグーグルへ 文学テキストのデジタル化と編集文献学 
     ピーター・シリングスバーグ著 明星聖子・大久保譲・神崎正英訳
     慶応義塾大学出版会 
     
 

 【本の構成】
  序章 
  第1章 21世紀における手稿、本、そしてテキスト
  第2章 複雑性、耐久力、アクセス可能性、美、洗練、そして学術性
  第3章 書記行為理論
  第4章 書記行為を再現するための電子的インフラストラクチャー
  第5章 ヴィクトリア朝小説 読みを形づくる形
  第6章 電子テキストのじめじめした貯蔵室
  第7章 編集文献学の競合する目的を調和させることについて
  第8章 聖人崇拝、文化のエンジニアリング、モニュメントの構築、その他の学術版編集の機能
  第9章 審美的な対象 「私たちの喜びの主題」
  第10章 文学研究における無知

  という構成でなっている。

 
 【印象に残ったところ】
  どのような点で電子ブックは、今後印刷物と競合していくのか?
  その後・・・・
  色々
  沢山
  書いてある。

  しかし、文章はすーっと読めるのだが、

  はて? 難しいこの本。

  その道の方が読まれると感動作品なのかもしれない。

  しかしわかったことは、一般図書以外の崇高な図書についても電子ブックの波が近づいているということだ。
  そしてそれは、何かの変化をもらたす。
  それはいいことなのか?
  悪いことなのか?

  走ってみないとわからない。紙の図書の良さ。それは重厚な重みを感じることなのかもしれない。

  これも図書館で出会った一冊!ありがと!

 

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