2010年5月14日金曜日

読書(151)☆☆☆ 帰化日本人 黄文雄+呉善花+石平 著

【今日の出来事】
 こんばんは。GWも明けて大分エンジンがかかってきた気がします。仕事もがんばりますが、
 自分のやりたいことも積極的に取り組んで行きたいと思っている今日この頃です。読書
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 本日ご紹介の本は、これまた上司から借りた本です。恵まれています。感謝!

【本の紹介】
 (151) 帰化日本人 黄文雄+呉善花+石平 著 李白社
      

 【本の構成】
  三つのまえがき
  第一章 マスコミ
  第二章 教育
  第三章 道徳
  第四章 食事
  第五章 風習
  第六章 夢
  
  という構成でなっている。

 【キーワード】
  日本を客観的に見る。

 【印象に残ったところ】
  この本のおもしろさは、日本の周辺国から客観的に見ることができることと、
  中国・韓国・台湾からの帰化日本人の意見を知ることができることだ。

  近くにありながら、随分考え方がことなることがよくわかる。

  街で人と出会った時の挨拶言葉
  中国:「よく食べたか」
  らしい。

  うーん。おもしろい。大阪では「儲かりまっか」「まいど」というのは面白いと思ったが
  「よく食べとるか」
  という挨拶。おもしろい。生きていくうえでの基本だ。

  今の韓国
  キリスト教が人口の約半分くらいまで増加している。
  そうだ。
  知ってはいたが、約半分とはすごい。歴史も浅いはずなのにこんなに浸透していくのは
  韓国の特色もあるのではなかろうか?

  その反面「礼儀の国」としていた文化がうすれているという。なるほど。

  「寅さん」と「おしん」の人気

  台湾ではどちらも大人気。
  韓国・中国では「寅さん」はいまいちらしい。儒教社会ではいまいち関心しないのだそうだ。
       堂々とした強い男の理想像は根強いそうだ。

  なんといってもアジアは「おしん」の共感がすごいらしい。
  いろいろな受難に耐えながらも、家族のために懸命に働く姿。このところが心うたれるという。
  そして嫁姑関係のこじれ。ここがたまらないようだ。

  なんともおもしろいですね。

  そしてもっと驚いたこと
  台湾の十代・二十代の若者は、第二外国語で日本語を選択する人が90%にのぼるという。

  マスコミに対する反応をみても
  日本ほど鵜呑みに反応する人たちがいるのは珍しいとの記載があった。
  ⇒他国ではマスコミなんて半信半疑だという。なるほど。

  近くの国でありながらここまでちがうことがあるのがすごいと思う反面。
  感動することについては共通することもある。なんとか世界の中で結束して
  アジアパワー炸裂したいものだ。

  私は仕事がら、韓国、台湾、そして近々中国の人たちと接することが多くなる。
  大変参考になった。ありがと!感謝!

 【くまのアクション】 
  日本・日本人・自分を客観的に見てみよう。

 出会えた本に感謝。

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