2010年11月25日木曜日

読書(380)★★★ ぼくらの頭脳の鍛え方 立花隆 佐藤優 著

【今日の出来事】
 みなさんこんばんは。東京単身赴任4日目の「くま」です。
 これまで技術開発の仕事をしていたのに対し、営業技術になり、色々
 新しい発見があるような気がしてます。しばし、分析してみます。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 東京の生活も徐々に慣れてきて「よかった」

【本の紹介】
 (380) ぼくらの頭脳の鍛え方 立花隆 佐藤優 著 文藝春秋
      
ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)
立花 隆・佐藤 優

文藝春秋 2009-10-17
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 【本の構成】
  第一章 読書が人類の脳を発達させた 
        狂気の思想、神は存在するか、禅の講話
  ブックリスト1 知的欲望に満ちた社会人へ<書斎の本棚から二百冊>
  第二章 二十世紀とは何だったのか
        戦争論、アメリカの無知、スターリンの粛清
  第三章 ニセものに騙されないために
        小沢一郎、官僚は無能だ、ヒトゲノム
  第四章 真の教養は解毒剤になる
        マルクス、貧困とロスジェネ、勝間和代
  第五章 知の全体像をつかむには
        東大生・立花隆、神学生・佐藤優、実践読書術十四ヵ条
  ブックリスト2 すぐ役に立つ、すぐ買える<文庫&新書二百冊>

  という構成となっている。

 【キーワード】
  スーパー読書。

 【くまの感想】
  この二人の著者は異常なほど本を読んでいる。信じられない。
  立花隆さんの蔵書数は、十年前に数えた時には、約35000冊で、今は
  7~8万冊あるという。佐藤優さんは、約15000冊だそうだ。

  よくそんなに本を買うお金があるなーと思う反面、そんなに読めるすごさ。
  仕事上必要なことがあるとはいえ、場所代等含めると尋常ではない。

  二人の著者がいろんな語りを行いながら、お勧め図書を紹介していくという
  ストーリーで、さすがいろんなことを知っているだけあって、その語りは
  永遠に続くのではないだろうか?と思えるほどである。

  私も2008年からブームとなった読書。700冊くらいのレベルで金魚の糞
  みたいなものだ。

  お勧め本については少し私が興味を持つジャンルとは異なる気がしたが、
  おそらく読むと世界が広がるのかもしれない。

  立花隆さんが読書を実践するにあたりこんな記載をしていることが興味深い
  ■引用メモ■
  仕事と一般教養のための読書について

  (1) 金を惜しまず本を買え。本が高くなったと言われるが、基本的に本や安い
      一冊の本に含まれている情報を他の手段で入手しようと思ったら、その
      何十倍、何百倍のコストがかかる。

  (2) 1つのテーマについて、一冊の本で満足せず、必ず類書を何冊か求めよ。
      類書を読んでみてはじめて、その本の長所が明らかになる。そのテーマ
      に関して健全なパースペクティブを得ることができる。

   ・・・・中略

  (5) 読みさしでやまることを決意した本についても、一応終わりまで一ページ
     一ページ繰ってみよ。意外な発見をすることがある。

   以下(14)まで続く

  ⇒ 読書をするにあたり、興味深い項目だ。参考になる。
 
  
  すこーし私の好むジャンルとは違う感じがするが、それだけ読書には無限大の
  領域があるということを示しているのだと思う。  


 【くまのアクション もしくは 想い】 
  読書の方法 取り入れてみよう。類書を読む大切さ。


 【著者からのおすすめ本 本つながり】
  
西郷南洲遺訓―附・手抄言志録及遺文 (岩波文庫)西郷南洲遺訓―附・手抄言志録及遺文 (岩波文庫)
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 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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