【今日の出来事】
みなさん。こんばんは。今日は出張で横浜に来ております。
例のごとく、会社の宿泊施設に泊まっているのでつまらない。
部屋でブログを書いております。
秋の夜長・・・沢山の本が読めそうです。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 久しぶりの横浜出張 都会の空気を味わえて「よかった」
■ 秋の夜長 たくさんの本が読めるので「よかった」
【本の紹介】
(328) 政権交代の内幕 上杉隆著 PHP
政権交代の内幕 (Voice select) 上杉 隆 PHP研究所 2009-09-19 売り上げランキング : 205429 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
第一章 ドキュメント総選挙 そして自民党は崩壊した
第二章 官僚内閣制の罪と罰
第三章 民主党は霞が関に勝てるか
第四章 宰相・鳩山由紀夫論
という構成となっている。
【キーワード】
政権交代
民主党
【くまの感想】
この本は、ちょうど一年前に書かれたものである。
今、民主党はいろんな問題にぶち当たっている。
はたして、乗り越えられるのか?
沈没するのか?
とっても参考となる。
■引用メモ■
二十年以上前、「壊し屋」としてマスコミに登場し、それを基にした
世間の誤解の中で生き続けてきた。
そうした悪評に対して、小沢氏は一切、言い訳も反論もしない。
それがまた、世間の「小沢評」を助長し、確立してきたのかも
しれない。
⇒ まさに、今、そんな状況にある「小沢さん」ほんとうはどうなのだろうか?
真実を知りたい。
■引用メモ■
郵政選挙で憂き目を見た議員はこの四年間、「常在戦場」で街角に
立っていた。マスコミの注目を集めていた無所属の城内実氏は
その好例である。前回、郵政民営化に反対して自民党の公認を
得られず、片山さつき氏に敗れて落選した。その後、毎日のように
辻立ち、個別訪問を繰り返して、衆議員議員の座に返り咲いた。
城内氏が特別なのではない。かつての田中派所属の議員は、
誰もが当たり前のようにそうしていた。このように毎日活動をし、
選挙区のメンテナンスを行なう政治家でなければ、とても議員
バッジを付け続けることはできなかったのだ。
⇒ 今そんな人は少ないのだな。謙虚さを大事にすること何事にも
通じる。
■引用メモ■
自民党内部に、派閥の権力闘争を通じてリーダーを育てる仕組みは
もはやない。
かつての自民党には、田中派の派閥教育の遺産がかろうじて生きて
おり、そうした派閥の領袖のみが、総裁に就任していた。
たとえ小さくても、派閥の領袖になるには権力闘争に勝つことが絶対
条件となる。さらに部下を育て、集団を束ねる力をもつ政治家が、党内
の権力闘争に勝利し、トップの総裁になるという鍛練の仕組みがあった
のだ。
⇒ 派閥にも効能があったのだな。
■引用メモ■
まず、これまで有識者やマスコミのあいだでは「民主党政権が誕生すれば
衆議院と参議院を与野党がそれぞれ握る『ねじれ現象』が解消する。
政策の意思決定が容易になり、国会運営がスムーズに進み、日本の政治
にとってプラスだ」と言われてきた。
だが、この議論は的外れ、といわざるをえない。というのも、一昨年の
参院選で民主党が勝利し、「ねじれ現象」が生まれたからこそ、年金問題
や揮発油税の暫定税率の問題がクローズアップされたのである。
⇒ おもしろい視点だ。「ねじれ現象」の効用。納得である。
■引用メモ■
もちろん、民主党が政権を取ったからといって、万事がうまくいくわけでは
ない。自民党より既得権が少ないぶん、スキャンダルは少ないだろうが、
権力は、いずれ必ず腐敗する。民主党の議員全員が清廉潔白という
わけでもない。一度政権を取れば、必ずその維持自体が目的になり、
官僚もそれに追従するだろう。しかしそのときは、また政権交代をすれば
よい。これこそ小沢氏が目指した、小選挙区による政権交代可能な
二大政党政治である。
⇒ 納得である。
著者の上杉さんは、鋭い。視点がおもしろい。思わず引用メモを
書きまくってしまった。真実を知ること、そして今を知ること重要である。
【くまのアクション もしくは 想い】
上杉隆さんの著書から得られる視点はおもしろい。そんな視点に立てる
ようになりたい。
出会えた本に感謝。
いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!
2 件のコメント:
横浜研修,お疲れ様です。
以下,私の最近の思いです。
○ねじれ国会: 議論しないと議決できないのは良いと思いますね。
○小沢 一郎: 風貌が悪すぎて,悪評がつきまといますが,言っていることはスジが通っていたりするので,マスコミの報道には注意しないといけませんね。
○民 主 党: 何がしたいのか?最近は自民党と同じく「政権維持」に回っている気がします。何とか4年もたせたいと...。国民からはみえみえですが,当事者は必死なのは笑えますね。
みーやんさんへ
コメントありがと。感謝!!
同感です。
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