2010年10月5日火曜日

読書(311)★★★★ 記者クラブ崩壊 上杉隆著

【今日の出来事】
 みなさん。おはようございます。4時起き実践中の「くま」です。
 昨日は週初め、なんだかドタバタしておりましたが、エンジン好スタートという
 感じです。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 仕事はドタバタしているけれども、一歩一歩進めて「よかった」

【本の紹介】
 (311) 記者クラブ崩壊 上杉隆著 小学館101新書
       
記者クラブ崩壊

記者クラブ崩壊

価格:735円(税込、送料別)


 【本の構成】
  プロローグ
  第1章 記者クラブの抵抗<2009年9月~12月>
  第2章 官僚との癒着  <2010年1月~3月>
  第3章 裏切りの官邸   <政権発足前夜>
  エピローグ

  という構成となっている。

 【キーワード】
  日本記者クラブの存在

 【くまの感想】
  引き続き、上杉隆さんの著書を手にとってみた。日本記者クラブの存在
  客観的に見るとマスコミでありながら、その閉鎖的な特質は興味深く
  その権力は、その道の人達(ジャーナリスト)は知らない人はいない。

  2009年鳩山政権が、「記者会見のオープン化」を約束したものの、
  実体はそんなに簡単なものではない。

  著書はそのことについて詳しく書いてくれている。

  ■メモ■
  日本の記者クラブは、もっぱら官僚機構を補完、サポートする役割を演じてきた。
  政治家の批判はしても官僚の批判をしないのは、霞ヶ関を敵に回すと情報が
  リークされないという恐怖心があるからだろう。
  ⇒ 官僚とのつながり。想像できる。

  ■メモ■
  自民党政権の場合、まず会見の前に総理や大臣の秘書官が記者クラブの幹事社
  に「今日はどうゆうことを質問するのか」と聞きに来るんです。
  ⇒ 台本どおりになっていくのだ。少し怖い。

  ■メモ■
  実は今、非記者クラブメディアの参加が求められている記者会見において、フリー
  ジャーナリストたちが協力し合い、大臣らの会見での発言内容をリアルタイムで
  それぞれのツイッターで書き込んでいる。いわば、文字による生中継を行なって
  いるのだ。 ⇒ これにより、報道タイミングまで規制を受けている記者クラブより
  も迅速に報告できてしまうという現象が出ているという。

  そして最後に印象的な一言

  健全なジャーナリズムなくして民主主義の発展はない。日本の記者クラブは
  つまらない既得権を守るがゆえに、自らの国を滅ぼそうとしている。

  ⇒ 共感。
  

 【くまのアクション もしくは 想い】 
  今回、初めて「記者クラブ」の存在をしり、その歴史、閉鎖性を知ることができた
  ので「よかった」


 出会えた本に感謝。

アマゾンでの購入・チェックはこちらをクリックしてください。↓


↓ブログランキングに登録してます。クリックに感謝!

人気ブログランキングへ

いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

0 件のコメント: