【今日の出来事】
みなさま。いい休日をお過ごしですか?
我が家も大分普段の生活になってきました。明日からは仕事がんばります。
今日は、恒例のスイミング(100m×10本 平泳ぎ)を泳ぎ、買い物、少し昼寝して
自転車で10分くらいでいける大蔵海岸で蟹とりをしました。長女9歳と次女5歳は
真剣に探していました。自転車で10分で海にいける環境に感謝!
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 妻は検査等していかないといけないが、普段の生活ができてきてほんと「よかった」
■ 海で遊んで夏を満喫できて「よかった」
【本の紹介】
(237) 日本経済を襲う二つの波 リチャード・クー著 徳間書店
日本経済を襲う二つの波 価格:1,785円(税込、送料別) |
【本の構成】
はじめに
第一章 サブプライム問題は戦後最悪の金融危機
第二章 住宅バブル崩壊のアメリカはバランスシート不況
第三章 ドル危機に世界はどう対処すべきか
第四章 日本はバランスシート不況を脱却できたか
第五章 日本に襲いかかるグローバリゼーションの大波
という構成となっている。
【キーワード】
日本経済
世界経済
【くまの感想】
戦後最大の金融危機といわれたサブプライムローン破綻などなど。
日本はどうゆう局面にさらされてきたのか?
この本は客観的に、教えてくれる。
■メモ■
・ サブプライム問題の発端は、ITバブルの崩壊にあった。2000年の終わりに
ITバブルが崩壊すると、欧米はもちろん日本でもIT株関連が大暴落し、
アメリカではナスダック市場が四分の一に急落するという事態が発生した。
・ 健全に推移していた住宅市場に対して、6.5%の政策金利を一気に1%
まで下げたら、どうなるか。住宅部門は、経済のなかでも最も金利感応度
が高い分野であり、そこが43年ぶりの低金利に直面した結果、巨大な
バブルが発生したのである。金利の急低下で人々が借りられる住宅ローン
の金額が急騰し、これらの人々が住宅購入に殺到したことで住宅の価格が
急上昇したからである。
⇒ まさにバブル。その時は、わからない状況になるという。
・ なんと2年間で1兆ドル(邦貨換算100兆円以上)の資金がこのサブプライム
のマーケットに注ぎ込まれたのである。従来、細々とやっていたサブプライム
市場にはそれなりの規律とインフラがあったのだが、1兆ドルもの資金が
流れ込んできたために、それらの規律は完全に押し流されてしまった。
⇒ すごい現象だ。
・ 今回のサブプライム問題による金融全体の損失総額をIMF(国際通貨基金)
は9450億ドルと予測している。これはバブル崩壊後の日本の銀行が実際に
処理してきた不良債権の金額である100兆円とほぼ同額である。
⇒ 驚きとしかいいようがない。
・ 私は以前から、行きつけの立ち食い蕎麦屋のイカ天蕎麦の値段があがったら、
「日本のデフレは終わった」と宣言すると、周りに話してきたが・・略・・・
⇒ 身の回りにも分かる術があることに驚き。
・ 今回の新銀行東京の損失は1000億円程度で済んだが、同じ間違いを
ゆうちょ銀が犯したら、その規模は新銀行東京の10倍から100倍にも
なりかねない。その意味でも、今回の新銀行東京の経験がゆうちょ銀に
しっかり活かされるよう、関係者の努力が期待されるところである。
⇒ 同じ過ちは繰り返したくない。ここは要注意だ。
・ 翻って日本を見ると、東京やごく一部の都市を除けば、リッチになっている
どころか、駅前通りはシャッター街と化し、閉鎖する町工場も多く、人々の
懐はますます寂しくなっているのが現状である。
⇒ なぜだろう?著者はこういう。
決定的に違うのは、アメリカでは(2004年からのバブル期を除けば)税法上
完全に減価償却された建物でも実際は時価が購入価格より大幅に上昇して
いるのに対し、日本では建物の時価が税法上で認められている減価償却
より早く減少してしまうことである。
⇒ なるほど。資産の価値が維持される=リッチ それが他の国と比べ差が
あるなんて驚いた。
この他 詳細な分析が加えられ、なるほどの連続の著書であった。ありがと!
【くまのアクション】
日本の資産価値評価ってアメリカと違うところがあるのには驚いた。なんとか
ならないのだろうか?
ゆうちょ銀行の今後については、目を光らせたい、我々の税金がムダにならない
ためにも・・・・
出会えた本に感謝。
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