【今日の出来事】
みなさん。こんにちは。
今日も暑いですね。かんかんでりですね。先週は台湾に移動していなかったので
いけなかったのですが、今日は恒例のスイミング(100m×10本:1km 平泳ぎ)
実践してきました。この夏場のトレーニングとしては最適です。
またこの暑さでの利点 洗濯物が早く乾くのがとってもうれしいですね。乾いた
洗濯物は気持ちがいいですよね。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 久しぶりのスイミング リフレッシュできて「よかった」
■ この夏の利点 洗濯物が速攻で乾くので「よかった」気持ちがいい。
【本の紹介】
(267) 「日銀デフレ」大不況 若田部 昌澄著 講談社
「日銀デフレ」大不況 価格:1,680円(税込、送料別) |
【本の構成】
はじめに 日本経済を奈落に突き落とす日銀
序章 暴走する日銀
第一章 増税で日本経済はどうなる
第二章 日本経済を殺し続けるDNA
第三章 大恐慌の教訓
第四章 日本経済がV字回復する政策
第五章 日本は必ず復活する
という構成となっている。
【キーワード】
日銀とデフレ
【くまの感想】
これまでデフレがなぜ良くないか?ということを本などを読み勉強してきた。
大分知ることが多くなってきた(しかし、まだまだ勉強中)
今回の著書も、日銀の施策、歴史を中心に書かれているとっても理解
しやすい本であるといえる。
日本銀行は、腰が重い。ずっしり動く、腰の重い巨人のように見える。
いざ動き出し、パワーを生み出していくことを期待したいものだ。
さて本書に戻るが、
■メモ■
いつまで経っても日本の景気が良くならないもっとも大きな理由・・・それは単純だ。
「デフレが、二十年という長期間続いている」
すべてはこの解に凝縮されている。
⇒ 世界各国 アメリカ・中国はかなり日本のこの現象を研究している節がある。
いわゆる生きた研究材料なのだ。
人びとがおカネを持っていても、さらに欲しがっていて、それを使おうとしない。
だから、人々はおカネを持っているけれども、おカネがあるという気がしない。
言い換えるならば、デフレというのは、「人々がおカネをあまり欲しがるたえmに、
おカネの価値が上がりすぎてしまうこと」である。
⇒ わかりやすい説明であり、自分自身もそうなっていることを感じる。
海外では日銀に該当する中央銀行に、インフレ率の目標値を与えて守らせるのが
常識だ。しかし、日本ではこれが行われておらず(政府は日銀をコントロールできず、
日銀もやろうとしない)、米連邦準備制度理事会(FRB)議長のベン・バーナンキなど
はこのありさまを見て、「異常なほど愚かだ」と語ったという。
⇒ いわゆるインフレターゲットの設定と実行の話だ。異常なほど愚かだというコメント
はショッキングだ。世界の専門家からはこのように見られているのだ。そして
研究材料とされている日本。またインフレ率の目標値を設定することができない
理由としては、日銀法というものが障壁になっていることがわかった。
昭和恐慌からの脱却 「高橋金融財政」 の功労者 高橋是清さんの話がまた
著書でも述べられており、この部分は、とっても日本人としてうれしくなるところだ。
だってデフレを脱却した仕掛け人なのだから・・・。写真もP185に載せられており、
なんだか親近感が湧く。そして、高橋是清さんのような日本人・リーダーがどこかに
いないのか?そんな人がいたら応援したい。
この著書には、今の菅直人首相のことも書かれている。
■メモ■
デフレ不況を、ますます深刻化させるような増税をなぜするのかという疑問も
聞かれそうだが、それに対しては「デフレ不況で、人々がおカネを使わなく
なっているからだ。そして、デフレ下では政府が国民所得を増税という形で
徴収し、政府主導の下に税金で事業を行って増税分をすぐに国民に変換する
しか、消費や資金の流れを作ることができない」と説明する。
⇒ 著者の意見ではなく菅さんの意見である。マスコミの報道ではここまで
あまり詳細に説明していなかったと思う。
増税という形でキャッシュフローを生み出す方法を提案しているのだ。
うーん。なんだか気持ちが悪い気がする。
例えると、体の血液の流れを良くするために事前に輸血をしておいて、
体の外からポンプから流れをつくる。結局、自分の血液でやるという
そんなイメージだ。それで本当に健康になれるのだろうか?ちなみに
このたとえでいうと、インフレ目標は、血を増やすという方法だ。
後半は、日本を良くするための提案が書かれている。とっても参考なる本であった。
ありがと!
【くまのアクション もしくは 想い】
もっともっと勉強しよう。大好きな日本のためにできること。まずは選挙の一票。そして
投票する政党が何がしたいのか?をちゃんと理解すること。
出会えた本に感謝。
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