【今日の出来事】
みなさんこんばんは。暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
私は3日間 岡山の総社市で研修をしており、会社とは違った体験をしました。
なんといっても大学院生達とともに時間を過ごしたことです。
私自身当時のことを振り返ることができました。もう14年ほど前の話ですが・・・・
今週も終わり、明日から休みという人も多いのではないでしょうか?
いい夏休み満喫してください。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 研修で大学院生と接し、競合他社の人とも接しいい体験ができて「よかった」
【本の紹介】
(245) 行動経済学入門 真壁昭夫著 ダイヤモンド社
![]() 行動経済学入門 価格:1,890円(税込、送料別) |
【本の構成】
第1章 「心」と出会った経済学 行動経済学は何を変えたのか?
1 経済学は「どこで」現実に気がついたのか?
2 行動経済学で「何が」できるのか?
3 不合理な意思決定の源は脳にあり! 神経経済学入門
第2章 なぜ合理的に決められないのか? 損失を恐れてダマされる心
1 「プロスペクト理論」 人間の「価値」の計り方を理論化する
2 認知的不協和 「明らかにおかしな選択肢」はなぜ選ばれるのか?
3 心理勘定 心の会計処理は矛盾だらけ
4 フレーミング効果とコントロール願望 私たちの決断は、なぜかくも「もろい」のか?
第3章 直感はどこまで当てになるのか? 何度も同じワナにハマる心
1 ヒューリスティック 勘を信用しすぎる人間たち
2 初頭効果と代表性バイアス 情報の受け取り方ですべてが変わる
3 私たちは、自ら進んで確率にだまされる
第4章 行動経済学はどこまで応用できるのか? 市場分析から政策提言まで
1 市場のダイナミクスを行動経済学で解く!
2 ケースで学ぶ、行動ファイナンスとその応用
3 デフレは止められるのか? 政策実行のツールとしての行動経済学
あとがき
参考文献
という構成となっている。
【キーワード】
行動経済学
なぜそんな行動をとってしまうのか?
【くまの感想】
前々から行動経済学の本を読んでみたいと思っていた。
なぜ同じ事を繰り返してしまうのか?
わかっていても、その渦中にいるとのめりこんでしまうその本能というか心理は
どうなのか?
入門書として、入り込むのには最適の本だ。
■メモ■
・ 最初の頃、資源配分や価値分配のプロセスでの価値機能が重視され、
経済の理論が発展していった。ここでいう価格とは、買いたいという人と、
売りたいという人が折り合う値段のことである。
⇒当たり前のことであるが、納得。
・ 「行動ファイナンス」の概要をつかむにあたって、なぜバブルが発生するのか
を考えることは大きな示唆を与えてくれる。バブルの発生を考えることによって
逆の経路から市場の非効率性や、投資家(人間)の意思決定の非合理的な
側面を考察することができるからだ。これは行動ファイナンスの本質をとらえる
上で、有用な分析プロセスでもある。
・ なぜ、こうした後悔の念を多くの投資家は経験してしまうのだろう。1つ考えられる
のは、そこに脳の働きが介在していることだ。
⇒ これは、知りたいというか、本質なんだ。
・ 同じ内容の情報であるにもかかわらず、情報の受け取り方によって大きく印象が
異なるという経験をされたkとはないだろうか。
⇒ なるほど。これはよくある。
・ 「初頭効果」 人間がさまざまな情報を頭の中に入れたとき、最初の方に入力された
情報が意識の中で大きな印象になって残り、それが、情報全体に対する感覚を
支配してしまうこと、となる。
⇒ 不思議な感覚だ。正解・不正解にかかわらず、支配するとなると恐ろしい。
この本はとっても参考になる。この他色々な例が示してある。何度も読み理解を深めて
いきたい1冊である。
【くまのアクション】
心理的な行動をとっていることを理解しよう。
出会えた本に感謝。
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