【今日の出来事】
みなさんこんにちは。夏休みという感じですねー。しかも暑い。花壇の植物達は
悲鳴をあげているようです。暑い日は家で過ごし、夕方少し涼しくなったときに
子供たちと遊ぶようにしております。最近うれしかったことは、次女(5歳)が竹馬
に乗れるようになったことです。まだ乗り始めはダメですが、歩くことができました。
急にできるようになるのには驚いています。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 次女が竹馬に乗れるようになれて「よかった」
【本の紹介】
(246) ストーリーとしての競争戦略 楠木建著 東洋経済新聞社
ストーリーとしての競争戦略 価格:2,940円(税込、送料別) |
【本の構成】
まえがき
第1章 戦略は「ストーリー」
第2章 競争戦略の基本論理
第3章 静止画から動画へ
第4章 始まりはコンセプト
第5章 「キラーパス」を組み込む
第6章 戦略ストーリーを読解する
第7章 戦略ストーリーの「骨法十カ条」
注記
索引
という構成となっている。
【キーワード】
競争戦略 しかも ストーリーとしての
【くまの感想】
最近戦略というキーワードの本が多いような気がする。デフレが進むなか企業の
戦略により生き残れるか?どうかが左右されるからだろうか?
著書は、ストーリーとして というところをキーワードに競争戦略の考え方を
展開していく。
500ページにわたる文章は、重みがあるが、よくもまぁ。これだけ語れるものだ
と関心する。欧米の本にはこの手の本が多い気がするが日本にもあるのですね。
■メモ■
・ 「当たり外れ」という結果でいえば、戦略の優劣は、一割五分とか二割のごく
小さな違いを問題にしているのです。
⇒確かにいえてる。
・ 「机上の空論」という言葉があります。・・・・略・・・・ ビジネスの成功を事後的
に論理化しようとしても、理屈で説明できるのはせいぜい二割でしょう。
⇒だからビジネスっておもしろいというか、繰り返すというか、答えのない
ものなのですね。
・ 「あなたの会社はどうゆう会社ですか?」という質問であれば、答えは簡単です。
こうゆう製品を扱っていて、誰が得意先で、売上高はどれくらいで、従業員は
何人ぐらいで、どこにオフィスがあって・・・・、というようにいくつも答えが出て
くるでしょう。ところが、「あなたの会社の戦略は?」となると、話が少し変わって
きます。答えにまごついてしまう人も多いのではないでしょうか。
⇒いえてる。トップにはその戦略があっても従業員が理解できているか?
というところも重要だと思う。
・ サッカーの戦略というのは、要するにそのチームに固有の「攻め方」なり
「守り方」を意味しているわけですが、攻め方なり守り方はいくつもの線で
構成された「流れ」や「動き」として理解できます。戦略の実体は、個別の選手
の配置や能力や一つひとつのパスそのものではなくて、個別の打ち手を
連動させる「流れ」、その結果浮かび上がってくる「動き」にあるのです。
⇒ 著者は、サッカーに例えることが多く、わかりやすい。なるほど、
「流れ」「動き」が重要なんだと。
・ 見える化という思考様式は戦略にとっては役に立たないどころか、ものの
考え方が戦略ストーリーの本質からどんどん逸脱してしまいます。戦略に
とって大切なのは、「見える化」よりも「話せる化」です。戦略をストーリー
として物語る。ここにリーダーの本質的な役割があります。
⇒ なるほど。納得。見える化よりも「話せる化」かぁ。
・ 実際の仕事の局面では、目標をきちんと立てていると、あたかも戦略を
立てているかのような気になってくるということがよくあります。つまり、
「目標を設定する」という仕事が「戦略を立てる」という仕事とすり替わって
しまいがちなのです。その結果、戦略がはっきりしないままで終わって
しまうというパターンです。
⇒ これは本質なのかもしれない。戦略と目標設定とは違うということ。
・ 競争戦略の第一の本質は、「他社との違いをつくること」です。競争の
中で業界平均水準以上の利益をあげることができるとしたら、それは
競争他社との何らかの「違い」があるからです。
⇒ 納得。
・ 競争戦略の考え方
SP: 戦略論の表千家であるポジショニング
OC: 裏千家の組織能力
の二つの視点から考えることが重要。
⇒ 著者は日本の企業はOCに力点を置きすぎる傾向があるとしている。
500ページに渡るこの本、重みがずっしりある。企業例としては、マブチモーター
サウスウエスト航空、スターバックスコーヒーなどなど、戦略の中味を分析して
教えてくれる。とっても勉強となる本であった。その他の詳細は、お楽しみ。
【くまのアクション】
競争戦略とは、目標を設定するだけではダメなんだ。ということを理解しよう。
それは個人についても言えることだ。
出会えた本に感謝。
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