【今日の出来事】
今日は久々に遅くまで仕事をしました。新年初になるかな。きりがいいところまでやるってのも
たまにはいいものですよね。だらだらしてるといけませんが。
今日は1冊の本のご紹介。飢餓国家ニッポン。
【本の紹介】
(29) 飢餓国家ニッポン 食糧自給率40%で生き残れるのか 柴田明夫著 角川SSC新書
【本の構成】
はじめに
第1章 食糧の奪い合いが始まった
第2章 高騰する食糧価格のパラダイムシフト
第3章 食糧増産をはばむ壁
第4章 未来の子供を飢えさせる日本農政の失敗
第5章 食糧生産を放棄している日本の不思議
第6章 日本を飢餓列島にしないために
おわりに 飢餓国家にならないために
という構成になっている。
【印象に残ったところ】
どの本を読んでも先進国であるのに、食糧自給率が40%であることは問題だという指摘
が多い。世界が食糧難に陥った時に輸入できなくなる状態。もしくは価格が高騰する状態は
容易に推定できる。
バイオエタノールにより、トウモロコシの栽培をする農家が増え、他の食糧も作らなくなるという
現象が起こったのは記憶に新しい。また不思議な価格バランスの変動も起こる。
少し想像すると怖くなる。
人は、不安になると念のため、多めに購入する。こうゆう心理状態になることにより
ものの価格が高騰する。
老人の問題。少子化の問題。そして食糧の問題。地球環境の問題。
著者いわく
極端なシナリオにまでいかなくとえも、われわれの子供たちのために、また子孫のために
減反をやめ、食糧増産に動くことが急務である。
⇒まさしく子供たち・子孫のため。やるべきことはやりたい。
そして、地球をみまわすと65億人の人口の中で、40億人の貧困層の問題がある。
既に食糧もままならない。さてはてどうすればいいのだろうか?
こうした将来に起こるであろう問題をこの著書は伝えてくれる。
これも図書館で出会った1冊!ありがと!
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