2010年1月21日木曜日

読書(29) ☆☆☆ 飢餓国家ニッポン -¥760-

【今日の出来事】
 今日は久々に遅くまで仕事をしました。新年初になるかな。きりがいいところまでやるってのも
 たまにはいいものですよね。だらだらしてるといけませんが。

 今日は1冊の本のご紹介。飢餓国家ニッポン。

【本の紹介】
 (29) 飢餓国家ニッポン 食糧自給率40%で生き残れるのか 柴田明夫著 角川SSC新書
    


 【本の構成】
  はじめに
  第1章   食糧の奪い合いが始まった
  第2章   高騰する食糧価格のパラダイムシフト
  第3章   食糧増産をはばむ壁
  第4章   未来の子供を飢えさせる日本農政の失敗
  第5章   食糧生産を放棄している日本の不思議
  第6章   日本を飢餓列島にしないために
  おわりに  飢餓国家にならないために

  という構成になっている。

 【印象に残ったところ】
  どの本を読んでも先進国であるのに、食糧自給率が40%であることは問題だという指摘
  が多い。世界が食糧難に陥った時に輸入できなくなる状態。もしくは価格が高騰する状態は
  容易に推定できる。

  バイオエタノールにより、トウモロコシの栽培をする農家が増え、他の食糧も作らなくなるという
  現象が起こったのは記憶に新しい。また不思議な価格バランスの変動も起こる。
  
  少し想像すると怖くなる。
  人は、不安になると念のため、多めに購入する。こうゆう心理状態になることにより
  ものの価格が高騰する。

  老人の問題。少子化の問題。そして食糧の問題。地球環境の問題。

  著者いわく
  極端なシナリオにまでいかなくとえも、われわれの子供たちのために、また子孫のために
  減反をやめ、食糧増産に動くことが急務である。
  ⇒まさしく子供たち・子孫のため。やるべきことはやりたい。

  そして、地球をみまわすと65億人の人口の中で、40億人の貧困層の問題がある。
  既に食糧もままならない。さてはてどうすればいいのだろうか?

  こうした将来に起こるであろう問題をこの著書は伝えてくれる。

  これも図書館で出会った1冊!ありがと!
  

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