【今日の出来事】
本日2冊目のご紹介。地球温暖化問題って知っているようで知らないことが多い。
将来実現できるのか?
【本の紹介】
(12) 地球温暖化問題は解決できるか 実現可能な方向を求めて 石見徹著 岩波書店
【本の構成】
はしがき
第1章 地球温暖化問題はなぜ登場したか
第2章 経済発展とエネルギー消費
第3章 排出削減の可能性
第4章 排出削減の政策手段
第5章 国際的対策はなぜ難しいか
第6章 低酸素社会は実現できるか
結語
参考文献
あとがき
という構成でなっている。
【印象に残ったところ】
地球温暖化問題。鳩山首相は、さらに大目標を掲げた。アメリカもしかり。でもほんとうに実現
できるのだろうか? どうゆうやり方をすればいいのか?そんなヒントを与えてくれる一冊!
世界のエネルギーの最終消費(石油換算値)
37.7億トン@1971 ⇒ 68.9億トン@2005 1.8倍
この内訳
先進諸国(OECD加盟国) 25億トン→37.2億トン
途上国 (OECD非加盟国) 10.6億トン→30億トン
と途上国の消費の伸びが激しい現実の中、途上国は先進諸国に低減を求めている現実。
温暖化対策技術
・ 風力発電
・ 太陽光発電
・ バイオ燃料
・ 燃料電池
・ 電気自動車
・ 原子力
・ 炭素隔離貯留(CCS)
この最後のCCS、出てくるCO2を除去する技術。これ知らなかった。これは興味深い。
この問題は、各国の考え方・文化などにも大きく影響されるし、コンセンサスを取るのは
非常に難しい。そしてコツコツと積み上げていく必要がある。このままではどうなっていくのか?
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