2010年1月9日土曜日

読書(12) ☆☆☆ 地球温暖化問題は解決できるか -¥2600-

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介。地球温暖化問題って知っているようで知らないことが多い。
 将来実現できるのか?

【本の紹介】
 (12) 地球温暖化問題は解決できるか 実現可能な方向を求めて 石見徹著 岩波書店
   


 【本の構成】
  はしがき
  第1章   地球温暖化問題はなぜ登場したか
  第2章   経済発展とエネルギー消費
  第3章   排出削減の可能性
  第4章   排出削減の政策手段
  第5章   国際的対策はなぜ難しいか
  第6章   低酸素社会は実現できるか
  結語
  参考文献
  あとがき

  という構成でなっている。
 
 【印象に残ったところ】
  地球温暖化問題。鳩山首相は、さらに大目標を掲げた。アメリカもしかり。でもほんとうに実現
  できるのだろうか? どうゆうやり方をすればいいのか?そんなヒントを与えてくれる一冊!

  世界のエネルギーの最終消費(石油換算値)
   37.7億トン@1971 ⇒ 68.9億トン@2005 1.8倍
  この内訳
   先進諸国(OECD加盟国) 25億トン→37.2億トン
   途上国 (OECD非加盟国) 10.6億トン→30億トン
  と途上国の消費の伸びが激しい現実の中、途上国は先進諸国に低減を求めている現実。

  温暖化対策技術 
  ・ 風力発電
  ・ 太陽光発電
  ・ バイオ燃料
  ・ 燃料電池
  ・ 電気自動車
  ・ 原子力
  ・ 炭素隔離貯留(CCS)

  この最後のCCS、出てくるCO2を除去する技術。これ知らなかった。これは興味深い。
  
  この問題は、各国の考え方・文化などにも大きく影響されるし、コンセンサスを取るのは
  非常に難しい。そしてコツコツと積み上げていく必要がある。このままではどうなっていくのか?
 

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