2010年7月26日月曜日

読書(229)☆☆☆☆ そうか、君は課長になったのか。 佐々木常夫著

【今日の出来事】
 みなさんこんばんは。今日も暑い日でした。私はお休みをいただいておりました。
 明日も妻の結石の診断を別の病院で受けるため、お休みをいただく予定なのです。
 今日は子供たちを、妻の友人に預かってもらい、仕事は同じメンバーからの
 協力を貰いました。
 日々、気づかない周囲の力や助けを実感しております。気づけて「よかった」
 そして家族の絆も強まっていることに気づきました。それも「よかった」

 明日は私の父に来てもらい、子供たちの面倒をみてもらいます。感謝!
 早く妻が良くなることを祈るとともに、日頃の何気ないありがたみを感じることができて
 よかった。

【本の紹介】
 (229) そうか、君は課長になったのか。 佐々木常夫著 WAVE出版

 【本の構成】
  第1章  まずはじめに、「志」をもちなさい
  第2章  課長になって2か月でやるべきこと
  第3章  部下を動かす
  第4章  社内政治に勝つ
  第5章  自分を成長させる

 【キーワード】
  課長の仕事って? どんなこと? 何が重要?  
  
 【くまの感想】
  「仕事学のすすめ」にて著者の特集が行われていたので前から読みたいなと
  思っていて、ようやく出会えてうれしかった。

  「ワークライフバランス」を提唱する著者の考え方

  とっても参考になる。また、課長という仕事は、一番おもしろいのだと著者は主張
  する。なぜ? 私は間近に課長をみているが、正直、つらいだろうなーと
  いのうが正直な感想なのだ。

  でもなんで?課長という仕事はおもしろいのだろうか?

  その理由をこの本は、教えてくれる。

  著者最初にこう語る。

  ■ そのすべての背後にあるのは「志」です。課長にとって一番たいせつなのは、
     何かを成し遂げようとする「志」であり、なんとしても部下を育て上げるという
     「志」なのです。これさえあれば、スキルやノウハウは後からついて来るのです。

     ⇒ 今「志」を持って物事に取り組めているひとってどれくらいいるのだろうか?

  ■ 私は会社の中でさまざまな役職に就いてきましたが、課長ほどやりがいがあって、
     面白い仕事はないと考えています。
    
     ⇒ 正直なところ、これは驚きでした。やりがいがあるんだ。面白いんだ。

  ■ 課長とは、会社の組織体の中で最も小さな組織のリーダーのことです。
     課員全員をひとつの目標に向かって行動させ、結果を出すミッションを
     持っています。

     ⇒ なるほど。それはいえてる。

  ■ 「会社は武器をすべて用意すべきだ」と考えている人は「他責」の人なのです。
     ・・・・略・・・・ 課長たるもの「自責」の発想をしなければなりません。

     ⇒ 「他責」と「自責」 そうだ勝間和代さんの著書 不幸になる生き方にも
        このキーワードが出てきていたのを思い出した。

  ■ 日本人はどうも「チームでやる仕事」がうまくない。チームで仕事に着手する
     ときには、「何のために」「いつまでに」「どの程度まで」「誰と誰がするか」
     ということをしっかりと決めておかなくてはならないのですが、多くの場合
     それが不十分なまま仕事をスタートさせてしまうのです。
     
     ⇒ これは私も実感している。逆にこれができるチームはすごい成果を
        出している。

  ■ 課長になってから、課長の勉強をしているようでは遅い。係長のときには
     課長のつもりで、課長のときは部長のつもりで、部長のときは役員の
     つもりで考えるのです。

     ⇒ なるほど。おもしろい。日々自分のポジションのことで精一杯になりがち
        であるが、そういった上司の観点から見つめること、重要ですね。

  ■ 私の経験では、どういうわけか多読家に仕事ができる人が少ない。なぜか。
     私が思うに、あまりに多くの情報をインプットすることで、自分自身の考え方が
     形成されないおそれがあるからです。少し大げさに言うと、自分の頭で考える
     力が養われないのです。

     ⇒ むむぅ。核心をついています。私が日々読書をしていて感じている。弱点だと
       思っていることがストレートに書かれている。

     そして著者は読書についてこう語っている。

  ■ 本を読む上で大切なのは、そこに書いてあることが「本当に真実か」という
     ことを冷静に見極める力です。・・・・略・・・・ 考える力を養わなければ
     読書は有害ですらあるのです。

     ⇒ 大変参考になる。これだ。私が少し気になっていたことだ。
        このことは私のこれからの課題だ。

  今まさに私は、家族の絆を感じ取り、仕事よりも家族を重要視している。そんな中で
  仕事をどう位置づければいいか?といったことを考えさせてくれる1冊であった。
  ありがと!感謝! 

 【くまのアクション】 
  読書 多読しているだけではだめなんだ。考える力を身につけること。日々それを
  感じてみよう。そして今の仕事のやり方 本当にいい方法かを見つめなおしてみよう。
  一段上の課長になったつもりで・・・。


 出会えた本に感謝。

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