2010年7月29日木曜日

読書(232)☆☆☆☆ 日本の総理学 中曽根康弘著

【今日の出来事】
 みなさんこんにちは。お休み中の、そして4時起き実践中の「くま」です。
 今日は午前中は大雨だったのですが、昼からは、スカッと晴れましたね。
 妻の手術も予定通りに進み、粉砕された結石の排出確認・血尿の状況など
 みるために1泊となっております。ステントも抜いたので気分的に元気に
 なって私も安心してます。明日退院 うれしいな。

 7/7に救急車で運ばれて、現在に至りますが、まだ予断は許さない状況ですが
 もうじきの感じがしてます。家族みんな、周囲に支えられながらよくがんばった。

 ふぅ~。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 妻の手術 予定通りすすんで「よかった」
  ■ 昼からスカッと晴れて気分爽快「よかった」


【本の紹介】
 (232) 日本の総理学 中曽根 康弘 著 PHP新書
     

 【本の構成】
  まえがき
  第一章 総理の条件
  第二章 国家とは何か
  第三章 憲法改正試案
  第四章 安全保障の原則
  第五章 教育の要諦
  第六章 リーダーの仕事
  エピローグ 人生は宇宙の円環の一部

  という構成となっている。

 【キーワード】
  中曽根さん
  総理とは?何ぞや? 必要な素養は?

 【くまの感想】
  長生きされている。しかも発言の内容もしっかりしている。信じられない。
  この著書の文章もすばらしく、素人でもわかる。

  だいぶ前に、安倍元首相の本もすごいと思ったが、恒例の著者のお考えなど
  これもすごいの一言に尽きる。

  ■メモ■
   ・こうと信念を持ったら断行する、それが総理大臣が最優先すべきことなのです。
   ・1985年8月で靖国神社参拝を辞めた理由。⇒中国の胡さんへの配慮。
   ・参議院は、衆議院と同じことを繰り返しているカーボンコピーにすぎない、
    なかには参議院は存在価値がなく、廃止すべきだ、と言う人もいます。しかし、私は
    参議院にいま以上に個性や独自性を持たせ存続すべきだと考えています。
   ・私は、大東亜戦争の反省から、日本が二度と外交の失敗をしないようにとの
    自戒を込めて、かねて「外交の四原則」というものを提唱してきました。それは
    (一) 自分の力以上のことはするな。
    (二) ギャンブリングで外交をするな。
    (三) 内政と外交を混同して利用し合ってはならない。
    (四) 世界の正統的潮流に乗るべし。
    の四つです。
    ⇒ アメリカと親密な外交実績を挙げている著者、とても共感できる原則ですね。
       今の民主党はそれらの原則を守れているだろうか?

   そして、最後に著者はこう述べている。
 

   ■メモ■
    確かに人生は短いものだが、宇宙の大きな円環の一部を成していると考えれば
    自分の存在は、「無限への一過程」(in transit to eternity)にあるのです。

   ⇒ 抽象的だけれどなんだか、共感してしまいますね。

 【くまのアクション】 
  実績のある総理大臣経験者の意見 とても参考になる。今の政権をみて比べたり
  分析してみよう。


 出会えた本に感謝。

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