2010年7月18日日曜日

読書(217)☆☆☆ さよならニッポン農業 神門善久著

【今日の出来事】
 みなさんおはようございます。3連休どうお過ごしですか? 今日も快晴ですね。梅雨は明け
 気持ちのいい日が続いてますね。

 我が家は妻は一時退院したものの、完治はしていないのでキーワードは「応援」につきます。

 そして、我が家の長女(9歳)、次女(5歳)のピアノ発表会があります。これも「応援」ですね。
 今まで練習してきた成果を披露そして、今後の課題などを味わってほしいと思います。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今朝は快晴・気分も晴れて「よかった」
  ■ 4時起き継続中。掃除・洗濯も完了して、さらに気持ちがいい「よかった」 おまけに
     読書も1冊できて「よかった」

【本の紹介】
 (217) さよならニッポン農業 神門善久著 NHK出版 生活人新書

 【本の構成】
  はじめに 
  第一章  消えていく農地  農業ブームの陰で起きていること
  第二章  なぜ農地は無秩序化したのか 日本農業の足取り
  第三章  競争メカニズムの欠如 農地と農業効率の関係性
  第四章  政権交代と日本農政  小泉政権以降の模索と迷走
  第五章  日本農業の理想像   市民参加型の土地利用へ
  注・参考文献
  おわりに

  という構成でなっている。

 【キーワード】
  ニッポン農業の現状

 【印象に残ったところ】
  この本を読むとやはり、危機感・心配になってくる。自給率も他の国と比べままならない
  日本。今後農業そして漁業はどうシステム化していくのか?本書は、農業について特に
  危機となる項目を教えてくれる。

  ■ マスコミで等閑視されてきた農地利用問題を取り上げ、日本農業の無秩序化の実態
     を描き出します。
     ⇒ あまり、知らない事実の予感。

  ■ どこにどれだけの農地があって、誰が所有者で誰が耕作者なのかが、きちんと把握
     されていないのです。
     ⇒ これは衝撃的な事実。特に影響はしないものの、何か間違っている。年金問題
        は取り上げられているが、これも大問題だ。

  ■ 日本の場合は、農業の内部での競争メカニズムが働かないため、いくら保護しても
     それが農地の有効利用や耕作技術の向上につながりません。かりに現行の日本
     農業の高保護を維持するにしても、農地市場に競争メカニズムの導入が求められる
     点にはかわりがありません。 ⇒ これが現状なんだ。資本主義ではないのだ。

  ■ どうゆう改革をするにせよ、真っ先にすべきことがあります。それは、「農地基本台帳」
     を徹頭徹尾みなおして、どこにどんな農地があるのか、所有者は誰で、耕作者は誰
     なのか、徹底的に洗い出すことです。「平成の検知」
     ⇒ 大賛成。しかし、何か裏があり、それを阻止する力が働いているのだろうか?
        単なる「ずさん」であればよいのだが・・・・

  ■ 国際化時代の日本農業は、どうゆう活路があるのでしょうか?私は日本が高品質で
     栄養価が高く、食味のよい農産物の開発に傾注し、食文化とともに、海外に発信して  
     いくというスタイルを考えています。
     ⇒ これはおもしろい。新しいビジネスが誕生するのではないだろうか?日本の技術
       ってすばらしいと思う。

  日本の農業について、いろいろな問題点などなど教えてくれる本であった。ありがと!感謝!


 【くまのアクション】 
  自分には直接関係ないかもしれないけれど、農業大事だ。これからの日本の農業の形態が
  どうなっていくかについては、常に目を向けてみよう。


 出会えた本に感謝。

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