2010年7月23日金曜日

読書(222)☆☆☆ 日本のグランドデザイン 三橋貴明著

【今日の出来事】
 みなさん。おはようございます。最近は朝にブログを書いている「くま」です。
 暑い日が続きますね。
 体調崩さないように注意ですね。

 昨日は、会社を休み、次女の夏風邪の診断@小児科、長女のお迎え(お友だちの家でお泊り)
 妻の手術前の検査@泌尿器科、お買い物、長女の学校の面談@小学校、自分の散髪
 肉じゃが作成

 と盛り沢山の1日でした。少しドタバタしているので早く落ち着いた日がくるのを待っています。
 
『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 休みをとって、色々、処理できて「よかった」


【本の紹介】
 (222) 日本のグランドデザイン 世界一の潜在経済力を富に変える4つのステップ
       三橋貴明著 講談社

 【本の構成】
  プロローグ  世界一の潜在経済力を秘めた日本を「千年王国」に
  第一章    日本の繁栄を妨げるものを知れ
  第二章    国家のグランドデザインを描け
  第三章    文明フェーズを移行せよ
  第四章    世界唯一の大衆知識社会を深化させよ
  エピローグ  「ハレ晴レユカイ」を踊れますか

  という構成でなっている。

 【キーワード】
  日本のグランドデザイン
  千年王国めざせ日本

 【くまの感想】
  日本っていい国だと思う。仕事で外国に行くことがあるが、行く度にそう思う。
  日本のマスコミは、日本の悪い点を指摘することが多いので、地球上からみた今の日本
  将来の日本の位置づけを知るのは難しい。

  著書は、そんな日本の良さを教えてくれる。そして、歩むべき道も提案してくれている。

  参考になる。

  ■ 一歩、日本から飛び出し、世界を歩いてみれば、我々日本人の生活がどれほど贅沢で、
     素晴らしいものであるかがすぐに分かる。あるいは、日本という国がどれほどの可能性
     を秘め、問題解決のリソースを充分に持ち合わせているかについて理解できるはずだ。

     ⇒ なるほど、同感である。

  ■ われわれは物事を個人単位で考えてしまうため、自分がお金を使えば、それが「消える」
     と勘違いしてします。しかし、現実にはわれわれの支出は「誰かの所得」になるだけの話だ。
     ⇒ 当然だが驚き。徳川宗春の言葉の例として説明があり、わかりやすい。つまり、節約
        ばかりすることが意味がない場合がある。

  ■ 「金がなくても困らない。物がないのが困る」という原則は、国家経済全体でも通用する
     絶対性を持っている。
     ⇒ 今の日本ではあまりイメージしにくいが、豊臣秀吉が鳥取城を攻めたエピソードや
       ジンバブエの物不足の例があり大変わかりやすい。

  ■ たとえば、フランスを代表する新聞、ルモンド紙の発行部数が、
     わずかに35万部と聞くと、驚く人が多いのではないだろうか。
     あるいは、イギリスの保守系高級紙であるタイムズも
     発行部数は70万部に達していないのだ。エリートが読む新聞は、発行部数がそれほど
     増えないのである。また、アメリカの代表的なリベラル紙ニューヨークタイムズの発行部数
     は、わずかに103万部である。
     それに対し、日本の大手紙の発行部数は以下の通りとなっている。
 
     読売新聞:1100万部
     朝日新聞: 802万部
     毎日新聞: 370万部
     日経新聞: 305万部
     産経新聞: 164万部    (2006年末時点)

     日本には、エリートが読む新聞はないのだろうか。それとも数百万、1000万単位で
     エリートが存在しているのだろうか。そんなわけがない。

     ⇒ ここは興味深い分析であった。著者は、このあと「日本にはエリートがいない」と
        分析している。そしてつづく

     皮肉なことに、この「平均的に知識水準が高い」日本国民を成立させた最大の功労者は、
     新聞なのである。

     と
   
     ⇒ おもしろい分析で、日本島国の独特の国民性があらわれている気がする。
        今後インターネットが登場している中、新聞はどうゆう存在価値を示すのだろうか?

     その他、日本のグランドデザインに向けた、提案や日本の良さが書かれており、うれしく
     なる1冊であった。感謝!

 【くまのアクション】 
   日本がよい国になるためには、小さな力でも役に立てるようにがんばろう。そして子供たち
   にもよい文化は伝えていこう。

 出会えた本に感謝。

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