2010年7月5日月曜日

読書(204)☆☆☆☆ リーダーになる人に知っておいてほしいこと 松下幸之助 述 松下政経塾編

【今日の出来事】
 みなさんこんにちは。今日もいい天気の明石でした。暑いの半分、晴れでうれしいのが半分
 という1日でした。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今週もよい滑り出しで「よかった」
  ■ 読書ブログ今日は40名近くの人が見てくれている。うれしい。「よかった」

【本の紹介】
  (204) リーダーになる人に知っておいてほしいこと 松下幸之助 述 松下政経塾編
        PHP
        

 【本の構成】
  序にかえて
 
  Ⅰ部 成功するために知っておいてほしいこと
    第1章 素直な心で衆知を集める
    第2章 自修自得で事の本質を究める
    第3章 日に新たな生成発展の道を求める
 
  Ⅱ部 リーダーになる人に知っておいてほしいこと
    第1章 素志貫徹  道を切りひらくために
    第2章 自主自立  知恵と力を集めるために
    第3章 万事研修  すべてに学ぶ人となるために
    第4章 先駆開拓  新たな歴史の扉を開くために
    第5章 感謝協力  真の発展を目指して
    
  という構成となっている。 

 【キーワード】
  松下幸之助さんの語録
  成功する人・リーダーとなる人

 【印象に残ったところ】
  今もなお読まれ続けている・出版されているってすごいことなのだと思う。
  日本には数々のカリスマ創業者がいる。
  その人たちがやってきたこと、語り継がれたことはほんと面白いと思う。

  松下幸之助さんの着眼点は興味深い。

  ■ ぼくは今まで60年商売をして、何万人という小売屋さんを相手にしてきた。
     その何万という小売屋さん、問屋さんのうちに、商売のうまい人と下手な人とを
     ずいぶん見てきた。そうゆうことからすれば、成功する人はどんな人かというと、
     非常に頭がよく勤勉であっても、必ずしも成功しない。何やしらん人を引きつける
     ような魅力があって、他にもさまざまな要素があって、それで成功しているんです。
    
     ⇒ この関西弁交じりの談がいい。そして、人を引きつける魅力を備えた人が
       成功者となるという。

  ■ 素直な心でものを見る。そして素直な心で行動する。これを30年やった。松下幸之助さん
     はやっぱりすごい。「素直の初段」まさに黒帯なのだ。

  ■ 悟りの境地をもたねばならない。ただ悟りというものは、そう簡単に得られるものやない。
     知識は習うことができるけれども、悟りというものは、話をしてもらっても悟れない。
     悟りというのは、ホッとした拍子に、インスピレーションが浮かんで、感じて、自分で
     無言のうちに悟るものである。だから、自分がもっている知識も大事やけれども、
     もっている知識以上のものをつかまないといかんな。
 
     ⇒ なんともすごい話である。

  ■ 賭けをやってみないとわからんというのはやけくそや、早う言うたら。やけくそで
     やっていはいけない。やってみないとわからないからといってやる人がいるけれど、
     ぼくはやってみないとわからないということはやったことがない。絶対にこれは
     やらなければならない、やるべきもんやと信じたことだけをやったわけや。

     ⇒ これもまたすごい。

  ■ すべてのものが尊く見えるようにならないとあかん。欠点ばかり見ていたらあかんのや。
     全部長所をみなければいけない。森羅万象いっさいが、われわれになくてはならない
     ものであると考えないとあかん。
     ⇒ こんな経営者ってやっぱり、すばらしい。今こんな経営者はいるのだろうか?

  日本を代表するカリスマ経営者の一人の言葉は、大変興味深いものがある。
  関西弁で親しみのあることばにも伝わってくるものを感じるのは私だけだろうか?


 【くまのアクション】 
  素直な心でものを見ること。やってみよう。


 出会えた本に感謝。

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