2009年10月17日土曜日

読書⑩ ☆☆☆ -¥1800-

【今日の出来事】
 今日はのんびりとした週末になりそうです。朝から長女小2とウォーキング30分、次女:小児科、自分:内科、
 午後 長女小2 琴、ソロバン に連れて行きます。基本的に待ち=読書時間か、マイブームのツイッターを
 見ることにします。

【本の紹介】
 ⑩ 錯覚する脳 「おいしい」も「痛い」も幻想だった 前野 隆司著 筑摩書房
    


 【本の構成】
  プロローグ
  第1章 意識はイリュージョンである
       (1) 意識とは何か
       (2) 心の哲学とゾンビ
       (3) 意識の機能は受動的
  第2章 五感というイリュージョン
       (1) 感覚とは何か
       (2) 触覚―「痛み」は何のためにあるのか
       (3) 味覚・嗅覚―世の中には存在しない「甘み」をなぜ感じるのか
       (4) 聴覚ー相手の話し声が口元から聞こえる不思議
       (5) 視覚―色も明るさも存在しないのに、見えている
       (6) 再び二元論VS一元論
  
  第3章 主観体験というイリュージョン
       (1) 感覚遮断タンク
       (2) すべてはイリュージョンなのか
       (3) 思想家釈迦と空
       (4) 生命というイリュージョン
  エピローグ

  という構成になっている。映画マトリックスの世界が本当にあるのではないか?脳が感覚的に持っている
  イリュージョン、まさにマトリックスの世界、現実と仮想現実との境目がわからなくなる。
  特に第3章で主観体験のところが面白い。これ究極のリラクゼーションマシーン。目をつぶっているか空けている
  かもわからなくなるくらいの暗闇で人の感じ方、時間の間隔を体験していることを記載しているが、たいていの
  人は90分があっという間だったという。それは睡眠していたのか? そしてとてもすっきりした状態になるという
  まさに究極。
 
  人間の脳の不思議。はとってもおもしろい。

  これも図書館で出会った一冊!ありがと。

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