2009年10月7日水曜日

読書④ ☆☆☆☆☆

【今日の出来事】
 秋真っ盛りですが、関西は今台風の直撃間近に迫っています。明日の朝電車動かないと朝寝坊できるのになー。
 笑。

【本の紹介】
 ④ 動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか 福岡伸一著 木楽舎
    
 

 【本の構成、読んで印象に残ったところ】
  生物と無生物のあいだ に続いて、この本読めました。やはり、文章がとっても上手でついつい引き込まれて
  しまいます。生物はほんと神秘的な要素がありますし、小説を読んでいるみたいでした。
  理系の人でもこんなに文学的な文章がかけるのだと驚きとそして目指すべき目標だと感じました。

  プロローグ 生命現象とは何か
  第1章   脳にかけられた「バイアス」
  第2章   汝とは「汝の食べた物」である
  第3章   ダイエットの科学
  第4章   その食品を食べますか?
  第5章   生命は時計仕掛けか?
  第6章   ヒトと病原体の戦い
  第7章   ミトコンドリア・ミステリー
  第8章   生命は分子の「よどみ」
  あとがき

  という構成からなっている。すべての章はいずれも興味深い内容でしたがやっぱり印象に残ったのはこれ。
  
  p.231より抜粋
  「動的な平衡」とは何か
   生体を構成している分子は、すべて高速で分解され、食物として摂取した分子と置き換えられている。
  身体のあらゆる組織や細胞の中身はこうして常に作り変えられ、更新され続けているのである。
   だから、私たちの身体は分子的な実体としては、数ヶ月前の自分とはまったく別物になっている。
  分子は環境からやってきて、一時、淀みとしての私たちを作り出し、次の瞬間にはまた環境へと
  解き放たれていく。

  とある。
  まさに生命の神秘。動的平衡の定義。私とはいったい何なんだ。分子が私たちの身体を常に通り過ぎている
  のにも関わらず、私たちは存在している。生き続けている。  
  まさに衝撃の事実。

  日々食べるものについては、気をつけたい。遺伝子操作がなされている食べ物などやはり食べたくない。
  私たちの身体を作ってくれるもの。大事にしたい。


↓ブログランキングに登録してみました。1クリックご協力お願いします。目指せ25位以内。

人気ブログランキングへ

いつも閲覧いただき、ありがとうございます。感謝!

 

0 件のコメント: