2010年4月19日月曜日

読書(121)☆☆☆ 戦後日本経済史 野口悠紀雄著

【今日の出来事】
 皆さん、こんばんは。今日は大分暖かくなった気がしましたのは、私だけでしょうか?
 今日は職場で昨年の成果報告が上司よりありました。成果主義の会社なのでこれで
 給料が決まります。

 2009年は、納得のいく成果が出せたような気がしてます。そして2010もがんばるぞ。

 本日ご紹介の本は、日本経済史。

【本の紹介】
 (121) 戦後日本経済史 野口悠紀雄著 新潮選書
       

 【本の構成】
  はじめに
  第1章  焦土からの復興
  第2章  高度成長の基盤を作る
  第3章  高度成長
  第4章  国際的地位の向上
  第5章  石油ショック
  第6章  バブル
  第7章  バブル崩壊
  第8章  金融危機
  第9章  未来に向けて
  付録1 戦時経済体制(1940年体制)とは何か
  付録2 戦後経済史年表(1999年まで)
  付録3 戦後歴代総理大臣・大蔵(財務)大臣・日本銀行総裁一覧
  参考文献
  索引
  
  という構成でなっている。

 【キーワード】
  日本経済史

 【印象に残ったところ】
  勉強中の身、これまで経済の本を読み始めている中、少し難易度が高いと思ったけれど
  付いていけるレベルの著書であった。

  勉強・勉強

  一番印象に残った箇所
  
 「不良債権の無税償却は、もともと認められている措置ではなく、特例だ。だから、銀行に
  対する補助金とみなすことができる(なお、税効果会計が問題にされたが、これは資本金に
  関する事柄である)。公的資金による損失分とあわせれば、納税者の負担は、約49兆円に
  のぼったことになる。国民1人あたりでは約38.5万円、5人家族なら192万円だ。これは 
  平均値だから、納税額が多い人なら、間違いなく1000万円オーダーになっている。」

  というところだ。なんということだ。昔読んだ、「大前研一さん」の著書にもこの事実が
  書いてあったと思う。

  なぜ日本人は起こらないのか? すごい負担をしている。

  そして、衝撃的なことがその後に書かれている。

  「そして、得をした人がいる。銀行から融資を受けて返済しなかった企業だ。しかし、
   それが誰なのか分からない。これほど不合理なことがまかり通る国は、世界広しと
   いえでも、日本だけだろう」

  なんだか。くやしい。速く知っていれば・・・。

 【くまのアクション】 
  国の施策をもっともっと理解しよう。色んな意見を聞いて自分で咀嚼してみよう。

 出会えた本に感謝。

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