【今日の出来事】
皆さんこんにちは。
今日は、仕事で明石⇔茂原@千葉県 の日帰り出張でした。遠ーーい。今帰ってきました。
でも沢山本が読めてうれしい限りです。ツイてます。まだまだ沢山の本に出会いたいと思って
います。
本日は4冊の本のご紹介1冊目は、統計思考力
【本の紹介】
(101) 不透明な時代を見抜く「統計思考力」 神永正博著 Discover
【本の構成】
はじめに
第1章 基礎編 データを見る
① 生データを入手する
② データを図にする
③ 専門外のデータはこうして読もう
第2章 中級編 データを読む
① 基本をおさえる 平均と分散
② 足したら出てくる正規分布
③ 一を聞いて十を知る 大数の法則
④ 分けて考えるべき分布
⑤ 因果関係と間違えるな 相関
第3章 上級編 データを利用する
① 未来を予測する
② 思考を練磨する オープンコラボレーション
③ 自力で考えることの最大の敵
統計・文献ガイド
あとがき
参考文献
という構成でなっている。
【キーワード】
データの分析とその方法
統計思考力ってどうすること?
【印象に残ったところ】
まさにうれしい1冊! 私は理系ということもあり、仕事がら自然現象や物理現象に
対して、様々データを採取して、それを分析することを日々行っている。
だからうれしい。
でも、この著書を読むと、いかにまだわかっていなかったか?ということがよくわかる。
最近はエクセルなどで簡単に統計処理ができるので、特に思考を用いずに相関があるとか
ないとか議論してしまう。
よくないことだ。反省。
著書は様々な例をとり、本当に正しい分析かどうか?吟味してくれている。
例えば: 最近の大学生の読書時間の減少
よく言われています。確かに私もそう思っていた。
しかしデータをちゃんと見ると、1985年からずーと読書時間は減少の一途をたどっており
その通過点でしかないことがわかる。インターネットの普及前後にもデータに変化がない。
じゃぁ。なぜか?
著者は一つの仮説として、「よく読んでいる層」以外に「ほとんど読んでいない層」が
どんどん大学に入ってきているからだという。
おもしろい仮説だ。
また小泉政権でよく追求をされている。非正規雇用の問題。実は小泉政権のずーーと
前からその非正規雇用の比率はうなぎのぼりだ。
⇒ えー。私は正直驚いた。マスコミは、このことを知らずに、そして追求する政治家は
そんなことも把握せずに追及している。
著者がおっしゃる、生データを自分でみて分析するべき
というモットーを見習うべきだと再確認した。今ネットから色んなデータが閲覧できるらしい。
なるほど。マスコミに踊らされず、政治家に踊らされず、真実を見ていくべきだ。
といったことが、初級⇒中級⇒上級といった段階を経て説明してくれる著書はまさに
必読だ。
【くまのアクション】
生データを見て、社会現象を分析してみよう。マスコミや政治家のコメントに惑わされるな。
出会えた本に感謝。
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