2010年3月20日土曜日

読書(92) ☆☆☆☆ 未来思考 10年先を読む「統計力」 神永正博著

【今日の出来事】
 今日はのんびりと過ごしました。お庭の花たちの観賞、ソロバン(習い事)の対応
 iPod touch で遊ぶ、タジン鍋にトライ、そして読書と。こんな日が続くと幸せになります。

 本日のご紹介は、未来を統計データをもって予測する、未来思考という本です。

【本の紹介】
 (92) 未来思考 10年先を読む「統計力」 神永正博著 朝日新聞出版
      

 【本の構成】
  プロローグ
  PART1 少子化と結婚
    第1章 日本の少子化、世界の少子化
    第2章 結婚しません?
    第3章 産む自由、生まれる義務
  PART2 都市と高齢化
    第4章 人はどのように動いているか
    第5章 都会は協力な磁場である
    第6章 都市壊滅!?
  PART3 仕事と経済
    第7章 仕事というぜいたく
    第8章 もし世界がひとつの村だったら
    第9章 日本は変わるのか
  エピローグ
  あとがき
  参考文献

  という構成でなっている。

 【キーワード】
  統計、未来思考、分析

 【印象に残ったところ】
  これほどデータに基づいて議論が進むとうれしい。私は理系で今もデータ等から自然現象を
  分析していくことが多いので、このような切り口で入ってくる本は好きだ。

  P.17の日本全国の出生率の区分け表は興味深い。見ているだけでイメージやなぜだろうといった
  疑問が湧いてくる。都道府県によって、出生率ってこんなに違うのだ。

  著者は私見として、非正規雇用の問題について、こう述べている。
 
  非正規雇用が増えていること自体が問題ではなく、「非正規雇用者の待遇が、
  リスクの割りによくないこと」が問題なのではないでしょうか。
 
  と

  なるほど

  世間は、「非正規雇用者の増加=悪」 と決めつけているが、雇用のシステムが
  旧式で、現状に対応しきれていないことを問題にすべきではないかという

  著者の意見には、なるほどと思わせるものがある。
  確かに非正規雇用の方がいいという人が多いと思う。私もその自由にあこがれることも
  ある。

  この他、色んなことを統計的に考え、
  
  何が悪いのか?
  どこを伸ばせばいいのか?
  どうゆうことが起こっているのか?

  を教えてくれる本です。

  是非トライあれ!


 【くまのアクション】 
  日々の問題を統計的に考えてみよう。ほんとにマスコミで言われている問題は
  正しいのか?疑問を投げかけてみよう。

 出会えた本に感謝。

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