【今日の出来事】
今日は出張で横浜に来ています。会社の宿泊施設からブログを書いています。
夜は職場の先輩と中華街に食事に行きました。久々の横浜。リフレッシュできました。
本日は2冊の本のご紹介。一冊目はデフレにも関係する著書のご紹介。
【本の紹介】
(72) 日本はなぜ貧しい人が多いのか 「意外な事実」の経済学 原田泰著
新潮選書
【本の構成】
はじめに
第1章 日本は大丈夫なのか
第2章 格差の何が問題なのか
第3章 人口減少は恐いのか
第4章 世界に開かれることは厄介なのか
第5章 経済の現状をどう見れば良いのか
第6章 政府と中央銀行は何をしたら良いのか
おわりに
という構成でなっている。
【印象に残ったところ】
一般的にマスコミで言われていることなどから、思い込みがあるのではないか?
ということをこの本は教えてくれる。
データをもとにその先入観を解き明かしてくれる。例えば、
・古い世代は貯蓄好きで新しい世代は消費好き ⇒ これ違うようだ。
などなど
・日本の人口の推移
2009年:1億2740万人 ⇒ 2050年:9515万人 ⇒ 2105年:4459万人
この減少率を延ばしていくと
なんと
2975年:1人 ⇒これは疑わしい。 これは極論であるが、今のシステムを維持していった
場合に未来の日本人は、いろいろ負担するものが増えてくるのは明らかだ。
国債しかり。
・デフレについて
この著書にもこう触れている
デフレ⇒名目賃金:年功で上がっているシステム ⇒ 売上低下 ⇒ 利潤分配率低下
⇒ 雇用がなくなる(企業のリストラが始まる)
まさにデフレスパイラル しかもボディーブローのように効いてくる
日本は「失われた十年」を経験
最後に著者はこう述べている
中央銀行の役割は、物価の安定を通じて、経済を安定させることだが、日本の中央銀行は
実際上、物価が少しでも上がれば金融を引き締めるというゼロ%物価目標を維持している
ことからも明らかなようにデフレ的バイアスを持っている。
と。
だいぶ勉強となってきた。
出会えた本に感謝。
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